キャリアのラーケーションとは何?キャリアは遊びながら学ぶ理由と事例4選!
★この記事の共同執筆者:Lio(りお)|国家資格キャリアコンサルタント|GCDF-Japanキャリアカウンセラー|海外にてラーケーションプログラムを体験し、その面白さから2020年よりラーケーションについて執筆中|ラーケーション・ラボにて、バケーションからの学びを追求中&イベント開催中🌴
ラーケーションって何❓
ラーケーションとは、「Learning(ラーニング) と Vacation(バケーション)を融合したWord(造語)で、文字通り、バケーションを楽しみながら学ぶ」 ものです。
■詳細は以下ご参照。
ラーケーションとキャリアの学びとは
実は、このラーケーションは、キャリア学習との学びとの相性がとても良いのです。その理由は4点です。
1.解放感が、心理的バリヤーを取り除く
2.自由感が、新たな発想を生み出す
3.協業感が、参加者との化学反応を起こす
4.満足感が、長期的なモチベーションアップにつながる
順番に見ていきましょう!
1.解放感が、心理的バリヤーを取り除く
まず、バケーションなどの非日常、自然の中でのアクティビティによる解放感が、心理的バリヤーを取り除くことに有効であることです。
普段、多くの方が会社員であり、利害関係の渦の中にいます。バケーションでは、その環境から解放されるので、一気に心理的バリヤーがなくなります。飲み会などの場の拡張版だと言ってよいでしょう。
飲み会だと、飲めない人、来れない人もいますが、バケーションは誰もが平等に参加できる機会です。
心理的バリヤーが取り除かれれば、素直に自分自身のキャリア・人生について熟考する機会になるでしょう。
【事例】
・アイスブレイクゲーム
・自己紹介ー私の偏愛マップ
・他己紹介ゲーム
2.自由感が、新たな発想を生み出す
また、日常では、キャリアに関する考えが、「超現実的」になりがちです。しかし、自然環境の自由感が、その「超現実的」な感覚を取り除き、より団体な発想を生み出すきっかけとなるでしょう。
思いもしなかった発想や、こうしてみたい!などの想いが想起されるかもしれませんね。
キャリア理論では「ライフテーマ」という概念があります。ライフテーマが、自分で見えていることは、キャリア形成に好影響を及ぼします。
【事例】
・青空の下でのキャリア目標ディスカッション
・ヨガ、マインドフルネスからの発想
・座禅、写経
3.協業感が、参加者との良い化学反応を起こす
バケーションの中のアクティビティは、参加者との化学反応を起こすことがあります。日常の忙殺された毎日では、同僚や初めて会う方々と、どうしても利害関係が絡み、他との協業よりも、競争といった環境に陥りがちです。
しかし、ラーケーションでは、お互いから学び合う良い化学反応を起こされる思ってよいでしょう。
キャリア理論では「モデリング」という概念があります。あのような人になってみたい、あの人のあの部分を真似てみたいなどが、行動の強化につながるという理論です。前向きな化学反応が、参加者の行動変容につながるかもしれませんね。
【事例】
・スポーツ大会
・自然アクティビティ
・事後の印象360度評価➡内省
4.満足感が、長期的なモチベーションアップにつながる
最後に、非日常的なラーケーションは、大きな満足感を引き起こし、長期的なモチベーションにつながることが多いのです。
「また、あの会議をやりたいな」なんて、ことは無いにしても、
「また、あのラーケーションをやりたいな☆」なんてことは、よく言われる参加者のコメントです。
キャリア理論では、長期的なモチベーションは「自己効力」が増し、前向きなキャリア志向に変容する一助ともなりえます。
学ぶの本質は、遊ぶことでもある。こんな気楽さが、日常的な仕事に戻った際にも活かされるかもしれません。
キャリア学習にラーケーション
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