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2社目の人注意!2社目の人が3社目も目指しがちな理由と引き留め対策!
転職は当たり前の時代。転職に関して、よく言われることは2社目に行くと、3社目に行く人が多いという話。これは本当なのか?
日本の平均勤続年数は約12.1年ですので、ここから考えても、一人当たり約2回転職(3社経験)している考えてもおかしくはありません。
離職率は大体15%前後、大卒の卒業後3年以内離職率は約30%と考えても、3社経験するというのはうなづけます。
ただ、2社目の人の多くが3社目にいっているという具体的な統計はありませんが、上記数字感と、以下の理由があると思われます。実際に、多くの転職者の方を見ていると、3社目を目指す方が多いと、個人的には感じております。
理由1.2社目のカルチャーギャップに驚く
理由2.転職慣れしてしまう
理由3.既得権(退職金など)の積み上げがなくなる
順番に見ていきましょう!
1.2社目のカルチャーギャップに驚く
多くの方が、初めての転職だと、2社目のカルチャーギャップに驚く方も多いです。特に前職が長ければ長いほど、そのやり方に慣れてしまい、新しいやり方に慣れない、人との付き合いに慣れないというものです。
孤独を抱えがちで、失意ともに1年、2年程度で辞めてしまう例です。
3社目、4社目だと、「あ、こんなもんか」と納得できることもあるのですが、2社目は、新しいトランジション(キャリアの推移)のため、ショックを受ける方もいるでしょう。気を付けないとメンタルになりやすいのもこの時期です。
2.転職慣れしてしまう
2点目は、転職慣れしてしまうという事例です。1度転職すると、やり方がわかります。どのエージェントを使うのか?面接はどう進めるのか?経歴書も使いまわせます。
よって、次の転職のハードルがかなり低くなるのです。ここに注意しなければなりません。3社目ぐらいなら、まだまだ世間の評価も悪くありません。こういった気の持ちようで、すぐに転職活動を始めてしまうのです。
3.既得権(退職金など)の積み上げがなくなる
これは、比較的レガシーな大手企業の例ですが、基本、在籍していればいるだけ、お得になる制度があります。代表的なものは、確定給付型の年金です。在籍年数に応じ、退職金の受け取りが有利になります。
その他、勤続年数に応じたベネフィット、休暇などです。
金銭的なものは、最近は減りましたが、その他も、長く在籍すれば、人脈や社内特有のスキルなど、目に見えない価値もあります。
こういったものは、1度転職して2社目になるとリセットされます。もはや、捨ててしまった権利なので、3社目にいこうと変わらないという事です。
こういった背景からも、容易に3社目に行く方が増えるでしょう。
引き留め対策は?
2社目の人は、上記理由から、3社目に動くことが多いです。
2社目と聞いたら、少し注意してみた方がよさそうです。例えば、周囲のサポーターをつけて、ギャップがあれば、いつでも相談に乗れる体制をつくる。キャリア相談にいつでも応じる。自社での、役割、期待をしっかり明確に伝えるなどなど。
「辞める」と言われてからでは遅いので、日々のサポートをしていくと良いでしょう。
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