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まさかの言葉だった

息子が神経芽腫と言われ今年で3年目のシーズンになります。

診断が出て自分も気が狂いそうでいろんな人に相談した。
そんな中一番印象に残った方の言葉があります。

あなたが落ちたら息子は死ぬよ。気をもたんかい!
親なんだろ、父ならしっかりせな!!

え・・・慰めてくれないの??
まず言われると思ってなかった言葉を言われ戸惑う。

この状況で「どうして?」とツッコむ前になぜか冷静になる。
そこで改めて自分の置かれた状況をわかったのか、息子の状態が改めて危険なときなのを理解したのかは、あまり覚えていないが。

このままだと息子は助からない

ただこの言葉だけが頭に浮かんで自然と前が見えたんだと思う。

普通なら
・もっと言い方があるでしょう
・なんでこっちが怒られるんだ!!

とか歯向かっていきそうなところではあるけど・・・・

自分にはこのくらいの度合いが良かったのだと改めて思う。

こんなメンタルどん底で、何言われているのか、現状どうなのかすらわかっていないのにね。

逆に余計なことを考えないで、生きることに対してどうしたらいいかだけに、目を向けれたから感謝しかない。

今では笑い話ですが、この方に相談して本当に良かった。
治療中も迷いそうになったとき・節目節目には相談して、結局は厳しいことを言っていただきました。

その度に、自分の考えとを重ね合わせて最善の選択をしてきた。
息子は薬ばっかりじゃし、自由にできないし嫌なことばっかりで良いことはあまりなかったと思います。

けど今はほんとうに生きててくれてありがとうしかありません。

今は息子も前と何ら変わらない日常を送れています。
自分も言葉を送る側になれば、「しっかりせんと」「弱音はかん」などきついような言葉はさすがに言えません。

生きるための声かけをしていきます。


自分が相談したのは、自分もお世話になったリハビリ病院の看護師長です
自分も復職する際に、へなちょこだったときに、尻を蹴っ飛ばしてもらい、いまがある感じです。

最初は医療従事者に話すのは間違いだったかなとかも思いましたが、全然大正解だったと言えます。

師長さんほんとうにありがとうございました!!

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