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あの時のそうだった・・・

現在息子は体調不良で咳が酷く続く日々が続いていました。

今は快方へ向かい改善されてきており本当に良かったです。

「風邪って子供にはよくあること」

確かにそうです。

保育園や学校で色んなものをもらってきては、発熱や酷いときにはインフルエンザなんかももらうこともあります。

神経芽腫と言われたその2週間前もその「風邪症状」でした。

発熱で機嫌が悪くかかりつけへ行って薬をもらい飲んで治る。
でもその時はすぐに熱がぶり返すし、むしろ悪化していった。

関節付近を触り痛がる
自分で歩かなくなり泣きじゃくる
高熱がずっと続く

明らかに今までの「風邪」とは違いました。

副腎付近に腫瘍があります。
「神経芽腫」の疑いがあります。
即入院です。

ただの風邪と思っていたらまさかの入院
しかもいつ帰れるか、明日生きてるのかも分からないもの
小児がんなんか頭の隅にもなかったワードでした。

この時の教訓が今に生きているかは分かりませんが、普段の行動にないものがないか細かく気にするようになりました。

そして生活の優先順位が180度変わりました。

今まではしっかりご飯も食べて、やることやって、しっかり勉強する

どこにでもある優先順位だったと思います。

それが今は「生きているならそれで良き」「息してるだけでえらい」

たったこれだけできてればその日は完璧な1日になりました。

あとは普段の生活の中で違和感がないか、風邪かな、いつもと寝ている感じが違うなとか観察してすぐに対応できるようにしていれば、あとは自由で良いと自分は思っています。

「風邪」と思った症状が「小児がん」になったわけです。

小児科での受診が大きい病院に1年半の入院

同じ治療でも天と地の差があるものです。

少し心配だなとか、もう少ししたら家族で旅行だから予防と万全を期したいからでかかりつけの受診をして安心できるなら行きましょう。

ご家族が気になって「???」がでて不安なら受診してください。
それでなにもなかったらそのまま安心して1日が過ごせる。
なにか診断されても迅速に行動できたと思えるので、どちらにせよ迷わず受診してください。

常に気を張るのも絶対に心身ともに持たないので、オンオフ区別しておくのが1番ベストです。

日常を何事もなく過ごせるなら気になる段階で解消できたらいいですね。


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