見出し画像

「アリーナ」と聞くとコンサート会場を思い出す!? そもそも由来は意外なものだった

「アリーナ」という言葉を聞いて何を思い浮かべますか?
アーティストのコンサート会場とか、北京オリンピック開催中の今なら、アイスアリーナなどの室内競技場といったところでしょうか?

「アリーナ」とは英語由来の外来語「Arena」からきています。
日本語では、観覧席が四方から取り囲む形式のホールやスポーツ施設のことを言います。

コンサート会場としても、さいたまスーパーアリーナとか会場名としても使われていますから、なんとなくイメージは出来るでしょう。

「アリーナ」は、英語でも周囲に観覧席のある競技場のことをいうようです。

英語の「アリーナ」の語源は、そもそもラテン語の「アレーナ(arena)」あるいは「ハレーナ(harena)」だとされているそうです。

これもやはり、円形の競技場を指す言葉ですが、元々は全く別の意味だったようです。



それは、「砂」を意味する語句でした。
古代ローマ時代の猛獣と剣闘士や、あるいは剣闘士同士の戦いが行われる闘技場で、そこに敷き詰められている「砂」という意味で使われていたそうです。

ではなぜ「砂」を敷き詰めたのかというと、戦いの場でどうしても血が流れてしまい、その血で滑らないようにという理由だからだそうです。


「アリーナ」という語源が「砂」だというのはなかなか結び付かないですよね。
私は、よくコンサートに行くので、観客席よりもアリーナ席で楽しみたいと思って「アリーナ」という言葉をとらえています。


いいなと思ったら応援しよう!