「スイートルーム」の名前の由来は「甘い」スイートな部屋ではなかった
8月10日は「宿の日」です。
旅行と言えば、宿泊するホテルで過ごす時間も楽しみです。
そんな部屋から、海が見えたりするオーシャンビューもまたいいですよね。
それも部屋の窓いっぱいにどーんと海が広がる「オーシャンフロント」となれば最高です。
ホテル業界では部屋から少しでも海が見えれば「オーシャンビュー」と言います。
「オーシャンフロント」とか「パーシャルオーシャンビュー」とかいろいろと呼び名を変えて、部屋からの海の見え方を表現しているみたいです。
そのほかに、一度は泊ってみたいのが「スイートルーム」。
予算的に手が届かないのですが、憧れの部屋です。
そんな「スイートルーム」と聞くと、「スイート」という名前から新婚さんなどがハネムーンで利用する「甘い部屋」というイメージがありますが、実はその語源は全く違っていたのです。
スイートの綴りは"甘い"という意味の「sweet」ではなく、その綴りは「suite」です。
その語源は、古いフランス語の「sieute(シュート)」で、"連続するひと続き"という意味があって、「スイート」は寝室、居間、浴室などが揃ったひと続きの部屋のことなのです。
ちょっと意外な由来でしたね。