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8月19日は「俳句の日」 スイカはいつの季語かわかりますか?

きょう8月19日は「俳句の日」です。

俳句のルールとして、「季語」を一つ入れなければいけません。
「季語」を検索してみると、春夏秋冬数えきれないほどの季語があります。

その季語は、聞くと普通にその季節を思い浮かべることが出来て、俳句を楽しむうえでも重要なポイントになります。
そんな季語の中でも、ぱっと聞いてもいつの季語なのかがわからないものがあります。


例えば、「猫の恋」。
これは春の季語です。

調べてみると、猫の実際の繁殖時期は春だけではなく、日本では3~9月が該当しますが、なかでも春(3~5月)がピークとなり、年に2~3回ほど発情期を迎えるそうです。

もう1つ「亀が鳴く」、これも春の季語です。
春になって、少し暖かくなると亀の鳴く声が聞こえるような気がするっていうことなのです。
亀は実際には鳴きませんが、俳句の季語として親しまれています。

そして「スイカ」
これはいつの季語がわかりますか?

「スイカ」は夏の代表的な風物詩の一つですが、実はこれは「秋の季語」なのです。
8月になって立秋を過ぎると、暦の上ではもう秋ですよね。
実際の季節は夏ですが、暦の上では、立秋を過ぎた秋ということです。

「スイカ」のほかに、夏の季語と間違えやすいのが「朝顔」「八月」。
いずれも秋の季語です。


こういう事例に対して、俳句を確立した正岡子規は、歳時記より「実情を優先せよ」と言ったそうで、最近は、現代の感覚に即した「季語」で、句を詠めばいいとする動きもあるようです。


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