今季の梅の開花 全国で最も早かった意外な地点!?実は意外ではない理由とは!!
今季2021-22年の梅の開花発表があったのは、1月18日現在、50ある観測地点のうち5地点になります。
その5地点とは以下の通り。
【梅の開花発表2021-22】
□松山 12月22日
□高松 12月29日
□那覇 12月30日
□静岡 1月16日
□奈良 1月18日
一番早かった愛媛県松山市は、なんと「寒の内」にまだ入っていない昨年末クリスマス前の12月22日でした。
そして、2番目に早かったのが、愛媛県のお隣の香川県高松市で12月29日でした。
梅の開花は、桜の開花と同じように暖かい地点から続々と開花していく印象があります。
ところが、なぜかここ5年は、この松山と高松のいずれかが一番早い地点になっているそうです。
ちなみに、昨季(2020-21年)は、高松が最も早く12月11日、次に早かったのは松山で12月13日で、1番と2番が入れ替わっただけです。
寒い冬と言われている今季は、昨年に比べて10日あまり遅い開花となっています。
では、なぜこの松山と高松がなぜ早いのかは、気象台の方もわからず不思議だそうです。
1月18日に開花した奈良は、平年より13日早く、昨シーズンより24日遅い開花で、4季連続で近畿地方で最も早い梅の開花になりました。
梅は百花の魁で、別名では春告草ともいい、春の訪れをいち早く感じさせてくれます。梅前線は、例年1月から始まるのが一般的です。