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就活NNT→第一志望大手ITに内定もらうまで

はじめに

こんばんは。べー子です。
NNT(=無い内定)ってワード、もう死語だったりしますか?笑
私が就活したのももう5年前になります。が、
最近親友が就活をしており、ESの添削や面接練習をする中で、
過去の自分の就活を振り返っておりました。

今思えば、就活は
業界問わず色んな人と話せる貴重な機会だったなと思いますし、
その活動の中で様々な社会の先輩方に教えを乞うことができ、学びが多かったと思います。私自身、就活に関して、とにかく行動量だけは多かったので、失敗も成功も沢山しました。最終的には、第一志望の今いる会社の内定を貰いました。

具体的な話があった方がイメージしやすいと思うので、
受けていた業界と企業載せておきますね。

【落ちた企業】
・大塚商会
・みずほ証券
(ただ内定欲しさに、業界絞らず受けていた企業)

【内定を頂いた企業】
・JCB
・ソフトバンク
・楽天グループ

【選考辞退した企業】
・住友商事
・三井物産


この度、過去の自身のESやメモを振り返り、
自分自身改めて、今の仕事に通じる部分もあると感じた為、
記事に残してみることにしました。

落とし穴 内定持ってると偉い?

まず、私の失敗経験から声を大にして言いたいこと。
それは、目的と手段を履き違えないことです。
就活をしてると、自分という人間が品定めされているような感覚になりますよね。
また、『あんな難しいところに内定貰ったの?!』という、
友達と比較して、内定を持ってることが凄い、みたいになると思います。
私自身まさにこの感覚に陥り、『とにかく内定をとることが大事』と焦りに駆られ、
行きたくもないのに、内定貰えそうなところを序盤受けたりしていました。
でも、そこは尽く落とされました。絶対受かると踏んでいたからこそ、メンタルがやられました。

でも、そもそも考え方が間違えていました。
ゴールは内定をもらうことではなく、自分のやりたいことを実現すること。
その手段として、会社選び(就職しない選択肢だってあると思います)があり、
自分のやりたいこと・ポリシー ✖︎  会社の事業内容・方針・理念
をベストマッチさせることが最終ゴールと気づくまで私は時間がかかりました😂

最終的に就職できる会社は1社のみ。
内定を沢山持ってても、辞退の手間が増えるだけです。
上記の最終的な目標を意識し、就活自体はあくまで手段であると思います。

今の自分にも、全く同じ事が言えると思っています。
私は普段営業ですので、多くのKPIが降りてきます。
やっぱり数字は分かりやすいです。評価もされやすいので、KPIを達成することも勿論大事です。ですが、そのKPIはどういう背景で達成しなければならないのか、会社は最終的にこれを成し遂げることで、社会にどう還元できると考えているのか、目的・背景をしっかり意識することが重要だと考えます。

自己アピールしすぎる人は落ちる?

就活は、基本自分を売り込まなければならない為、
あれもこれも伝えなきゃ!という気持ちが強くなりますよね。
その気持ちも勿論、大事だと思います。

ですが、個人的にそれよりも大事だと思うのは相手目線の徹底です。
『ESは相手にとって読みやすいか』
『面接時、相手が知りたい情報は何か』

を考え抜き、準備する事が大事だと思います。 

ESでは、質問に対して最初の一文目で答えられているかが大事です。
その後に、理由が続いていくのが1番読みやすい流れになると思います。
イメージが難しいと思うので、私自身が実際に提出してESを元に整理します。

例えば志望動機についてですが、
下記のようにで書いていました。

抑えるべきポイントは、下記3点だと考えます。
①〇〇をしたい(自己実現の欲求)と考えており、貴社でならできると考えた為。
②何故そもそも、〇〇をしたい と思ったのか理由記載
③何故それがこの会社でしかできない と思ったのか理由記載

これは、日々の業務にも言える事だと思います。
メール一つ返すにしても、資料を作成するにしても、
これで本当に相手に伝わるか、という視点を常に持つ事が大事だと思います。

また、面接時での相手への思いやりでできることについて、
まずは相手の視点に立ってみましょう。

面接官の視点に立ったとき、相手は一日中面接相手をしてるかもしれません。
また、相手は人事とは限らず、現場社員のことも多いです。
実際に先輩が面接官をやってる場を目の当たりにしたことがありますが、
本当に通常業務が忙しい中で、人事から依頼を受け面接官をやるというケースも多いです。

それを踏まえた上でできることは、
『忙しい中で時間を貰っているという感謝』
『相手を面接で退屈させないこと』だと思います。

前者は簡単です。
最初と最後に、お時間いただき有難うございますと、感謝の気持ちを伝えればいいと思います。

後者の退屈させない、というのは、
『面接』ではなく、『会話』をするよう心がけることです。

具体的には、聞かれたことだけに対して簡潔に答えること。
面接官も何人も見て疲れてるんです。
最初に簡潔で答えられないと、『あーなんかだらだら話し始めたな』と
聞く耳すら持つかどうかも怪しいです。
逆に、相手にも質問を多くさせることで、意識を繋げたままにすることができます。
アピールしたいことは、沢山あると思いますが、
グッと堪えて簡潔に答えることが重要です。

また、あえて相手が突っ込みたくなるような穴をつくることも大事です。
『何故やろうと思ったのか』『具体的に何をやったのか』詳細をあえて言わない。
そうすることで、相手に突っ込まさせることができる他、
自分の想定通りの質問がくる為、準備していた回答をまた答えればいいだけです。

更に、『会話』を意識するので、相手に質問することも場合によってできたらベストだと思います。ここについては、後にお伝えします。

逆質問こそチャンスがある!

私がこれまで就活・そして営業経験を経て1番思う事。
それは、人は結局自分が1番かわいいのです。
聞くよりも自分の話をしたい人が圧倒的に多く、
そういう人は自分の話を積極的に聞いてくれ、リアクションをとってくれる人に
心理的安全性を感じ、好印象を持ちます。

ならば興味があることを示し、徹底的に聞き上手になる
のが、第一印象で人に好かれるコツだと思っています。

でも就活って基本自己アピールじゃない?
そんな相手に聞くタイミングある?と思いますよね。

私は、【逆質問】で興味度が図られていると思います。
最近ではもう、定番になってますよね。
私も振り返れば、全ての面接で聞かれていました。
特に、第一志望の企業の役員面接なんて、
30分のうち私自身のことを質問されたのは最初の5分のみ、
残りの25分は、『なんか質問ある?聞きたいことあれば何でも聞いて』
というスタイルでした。

結果、翌日に『高い評価で面接通過しました』と連絡が来て内定を頂いたのですが、
その理由は間違いなく、
『逆質問で企業そして面接官への興味度の高さを示せたこと』だと思っています。

25分あっても全く困ることはありませんでした。
それは、事前準備を徹底していたからです。
具体的に何をしたのか。

まず、会社の顔である社長や役員がどんな考え方をしているのか、
役員の全員の名前で検索をかけ、
ヒットしたインタビュー記事や著書を読み漁りました。
そこで、企業理念やどんな人材を欲しているかを理解します。

具体例
『〇〇(企業文化)を実際の業務の中でどういったところで感じられますか?
私自身〇〇(こういう人間になりたい)というのがあり、〇〇(企業文化)に共感している為、ご自身が体感された例を教えていただけますと幸いです!』

そして、直近3年分のIR情報・決算短信資料に目を通し、
どの事業に注力しようとしてるのかを理解しました。
ここで注意すべきなのは、
別に難しい質問をすれば興味度の高さをアピールできるものではありません。
寧ろ、細かいとこを突っ込まれると答えられない社員の方が多く、
この生意気な学生とムッとするでしょう。
何故その質問をしたいと思ったかも、自分の中で整理しておくことが非常に大事ですよね。

具体例
『〇〇事業を始めることになったきっかけは何ですか?
自分は新しい挑戦をしていきたいたいう思いが強く、貴社のIR情報などでも新たに参入された〇〇事業がここ数年で大幅に拡大されていることを拝見した為、興味があります!』

これは、本当に社会人になってこらの通常業務でも活かせると思います。
取引先に行く際、私の場合経営者とお話しする事が多いのですが、
これまでどんな人生を歩んできたのか、何故会社を起こすに至ったのか、
どんなサービスをやられているのか、大事にされているお考えは何か、
事前に調べ、お会いした際の最初のアイスブレイクで質問する。
新しく来た上司と飲みに行く際、
どの部署を渡り歩いて来たのか、これまでどんな経験・苦労があったのか
今の自分の困っていることをその人ならどう解決するのか、
質問して相談する。

鏡の法則、というものがあります。
相手へ思っている感情は、相手が自分に抱く感情に影響し、同じになるというものです。
私はこれが本当だと思っています。
だからこそ、自分から興味を持ち、関係性を築くことが大事だと思います。

最後に

これまでの内容のサマリーです。

✔︎目的は自己実現、手段にすぎない就職活動
✔︎面接官に寄り添い、『会話』する
✔︎逆質問で、企業や面接官への興味度を示す

他にも細かいテクが色々ありますが、
別の機会に時間があれば振り返りたいと思います。

そして何より思うことは、
就活での学びが今の仕事をする上でも生きているということ。

あんなに色んな人と出逢い、
自分の中にある人との関わり方や物事の考え方について効果検証できる場は
そんなに多くないと思います。

実際私も、色んな人と出逢いまくったからこそ、
多くを学び、今に生かされています。

もし就活生で読んでいる方がいましたら、
もう本当に、とてつもなく応援しています!!
辛いこと沢山あると思いますが、自分と向き合い、自分を信じて頑張ってください。
皆さんが自己実現に一歩近づけますように。🙏

べー子

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