FinTに入って、9ヶ月が経ちまして。
昨年、本当はもっと発信したいと思っていたものの、転職してからは職種的にも、文章や企画を考えたりと対外的にアウトプットする機会が結構多く、プライベートでの体力と根気のいる文章を書くという行為を、言い訳でしかないがだいぶ先延ばししていた笑。
振り返ると、仕事ではいろんな方々と記事やイベント、テレビなどで携わる機会が多く、社内や社外の方々と一緒に作り上げて、アウトプットさせていただく機会にたくさん恵まれた幸せな年だった。とても楽しかった。
でも2021年は自分にとって転職という大きな決断をして、その初心を忘れたくないので思いや感じたことを書いてみる。
昨年の3月にサイバーエージェントからsnsマーケティングの会社であるFinTに転職をした。この9ヶ月間は、広報や(マーケ)と来年に向けた新たな仕込み、加えて未来の仲間の採用に集中した年だった。スタートアップだからこそ、幅広くいろんなことを楽しみながらしてきたけど、来年からはもっとやることを絞っていかなければ。大手からスタートアップの転職は、想像よりもネガティブなギャップはなく、ポジティブサプライズで溢れていた。特に今年なんとなく感じたことや考えたことを2021年の備忘録としてまとめる。
自分は、転職という決断もだいぶ考えに考えてやったものだったからこそ、絶対自分の決断を正解に自分の手で近づけると毎日誓いながら過ごしていた9ヶ月だった。
良い意味で本当に転職によって、他の転職先への退路を絶ったことでこんなにも追い込まれて、遂行力が高くなるとは思わなかった。
スタートアップという環境な分、自分の責任範囲においては自分がボールを転がすまで、誰かがボールを転がしてくれるみたいなこともほとんど起きないし、なんとなく最終誰かがいい感じにやってくれて良い結末になっていたみたいなことも起きない笑。
本当に自分のコミットがその事業部の天井や数値を決めるからこそ、自分の持ってるものを、「疲れたからこの程度で終わらせようかな」「そもそも目標達成なんて無謀だよな」とかって諦めてしまうと、きっと自分のFinTを選んだ選択の正解を自ら遠ざけてるように感じた。だからこそ絶対やり切ろうという良い焦燥感で自分を奮い立たせられたのがよかった。スタートアップ特有の「自分が最後の砦」感が今年、自分を沢山成長させてくれた。
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今年はまだ勉強中ではあるが「広報」という職種と向き合った2021年だった。特に広報という職種のスタートアップへの影響力の大きさを肌身で感じることが出来てとっても幸せだった。沢山、記者さんや編集者さん、外部の広報の先輩方に教えていただいたり、代表の大槻やスーパーインターン生の三浦など社内の全面協力があったからこそやりきれることが多かった。
スタートアップは、モメンタムによって事業やチームが加速していくが、広報としてその事業部の今までの頑張りを記事として出せたり、取材していただいた記事を通して外部の方に注目していただくと、本当に事業部含めてあらゆるところへ良い波及効果が生まれたのが嬉しくて仕方なかった。
前職は、マーケティングをメインにやっていたけれど、広報の面白さは、1つのKPIだけではなくスタートアップにおける重要な指標や目に見えない価値を複数一気に底上げしてくれることにあると思う。それもお金をかけずに。
ただFinTは自分が入る前から大槻をはじめ、着実に誠実にお客様やユーザーと向き合っていたからこそ、社内にはまだ外には出てないけどキラキラした宝物や素敵なネタが沢山あった。そこを広報という職種で、自分は社内と社外を繋いだだけでしかないが、その「繋ぐ」という行為が、会社や事業部、日々頑張っているメンバーへ「希望を配る」ことにつながったこと、本当に天職だと何度も思った。とっても楽しかった。昨年、この広報という職種に出会えたことが幸せだった、いつか自分が母になったら、より広報職のプロフェッショナルになれるように頑張りたい。それまでは、事業を作るところにチャレンジしていきたいと考えている。
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本当にFinTがずっとこの9ヶ月楽しかったのは、代表の大槻とCOOの山下が大きく任せてくれて、その上で優しく寄り添って全力でサポートをしてくれるという温かさのおかげだと思う。そんな安心できる環境だったからこそ、自由に自分らしく楽しく仕事ができた。2人のその懐の深さ故に、FinTで初めてのチャレンジをいくつもさせてもらった。その過程では、「本当にその数値目標達成できるのか?」「そもそも実現できるのか?」みたいなことが沢山あった。
全部が全部実現できたわけではないからまだ反省は残るけど、まず自分自身が誰よりもこれは成功すると信じないと絶対に実現できないということだった。
自分が本気で信じない限り、メンバーは前代未聞のうまくいくかわからないチャレンジは怖いし、ついていきたいと思わない。
なので、せめて発起人は狂うぐらいそれが実現できる未来を想像し、できることを全てやりきる諦めの悪さが大事だと思う笑。結構、自分は人前で宣言して後に引けない状態まで持って行って、最後に焦りまくりながら、全ての手を尽くしまくるということをやっていた。
人間は弱いから達成しないと自分が恥をかく仕組みを自分で作るのは自分には合っていた笑。
あと、最近思うのは人は想像できる範囲までしか実現や到達できないんだなと感じる。それは能力とかスキルとか関係なく言い換えれば、「視座の高さ」なのかもしれない。学生で毎月、驚くほど成長しているメンバーは、どうしたら大槻に新たな発見を与えれるか、大槻を越えられるかを考えて行動しているし、目標を3段階ぐらい上のものを設定している。
想像できることは、頑張ったら実現できる。だから、せめてこれからはとてつもない目標を掲げて、常にそれを実現する想像をしていきたいと思う。
FinTに入ってからCOOの山下がよく言っているのは、「2番目に踊る人の存在」。
それはリーダーが掲げているビジョンに対して、全力で行動で示しながらフォローする2番目の存在になろうという内容。
自分は、広報という立場で大槻の1番のフォロワーになろうと頑張っていたけれど、実際に自分主導で大プロジェクトでリーダーとして引っ張ることは少なく単独で推進していくことが多かった。ただ来年の仕込みを現在自分で主導していく中で、とても難しさを感じていた。
そんな中、FinTのHRで大活躍していた山口が新規プロジェクトに参加してくれることになり、2人目に踊る人の存在の素晴らしさを心から実感した。
彼女は大学生でありながらもとても驚くほど優秀で、センスの塊すぎて今一緒に働けて本当に嬉しい。今年で1番一緒に働きたいと心から思った1人。そんな彼女と働く中で、フォロワーシップを発揮しまくってくれて、なんならフォロワーシップを超えていつも引っ張っていってくれている(笑)けど、事業の成功ってこのスタンスでいる人の密度なのではないか?と最近心から思うようになった。
そのために、自分自身ももっと高めなければならないし、メンバー全員でその熱量で絶対成功させるんだと毎日思って生きている。
正直、自分は採用とか人事という職種に今まで一度も興味を持つことなく25年間生きてきた。(スタートアップ人材としては、ダメダメ過ぎるけど。)けど、FinTに入って、自分の後任探しや更なる強化のためメンバー探しをする機会に恵まれて、今年は30名以上の方と面接させていただいた。
先ほど話した山口もFinTで新たなチャレンジすることを決めてくれたり、現時点で来年大手からの転職を考えてくださっている方々もいる。
自分も転職をする際に、本当に死ぬほど悩んだし勇気がいったのでFinTに入ると言ってくれる人の人生を絶対成功させたい、と心から思うようになった。最近はそこにとても責任が芽生えているし、絶対入ってよかったと言えるようにできる限りのサポートするし、自分自身も成功に向けて全力で動く。
ただ会社の代表なんて、その責任範囲が日々広がっていく一方で、ただならぬプレッシャーがあるんだなと自分が採用に関わる中で改めて感じた。
自分が誘った人など一緒に働く人が増える度に、同じ船に乗ってもらったからには、絶対成功させようという意志が強くなっていくんだなと妙に納得した。
今、FinTは急成長しているし、組織拡大しているけど、それぞれの人生における大事な意思決定、本当に正解にしたい。来年はもっと採用にも、採用後のメンバーの活躍にも事業部の一員としてサポート頑張っていきたい。
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この9ヶ月は、チーム戦というよりかは職種的にも単独でメンバーを随時巻き込みながら動くことが多い年だった。また、転職したてということもあり、「自分が成果を出すこと」に執着して気もする。その結果、得意や強みとか関係なく、なんでもやっていた気もする。
ただ、やはり不得意なことをやると成功角度本当に下がるし、潔くそれが得意な人に任せて、自分が成功に大きく寄与しなくても、トータルでみた際の成功角度を上げようと吹っ切れた12月だった。
外部の方にもたくさん知見や学びを日々いただいてるが、絶対自分よりもそういう方の過去の経験から学び、遂行した方が成功角度高いし、社内メンバーの絶対自分が今から追いつけない強みを、120%引き出して事業に活かす方が絶対に良い。最悪、全て仕事を他のメンバーがやった方が確率が上がるならそこは全て任せた方がいいし、自分が成功に貢献するという無駄なプライドを捨てようと思った笑笑。もちろん誰よりも成功させたい気持ちはあるので、頑張りまくるけど、なんかそこが吹っ切れたのがよかった。
最後に…
昨年は大変お世話になりました。
会社のメンバーや友人、社外の方々にたくさん支えていただきながら、毎日とっても楽しく過ごしております。
本当にありがとうございます。
そして、会社の成長をまだわずか9ヶ月しかいないですが、肌身で毎月感じております。最初はわずか、10数人しか入れないマンションの一角からはじまったオフィスも、今だと100名ほど入るオフィスに約60名ほど席が埋まっております。毎月、本当に強いメンバーが入社してくれて、お取引き企業様も名だたる企業様が増えて、新たな仕組みや制度、イベントも増えてすごく刺激的です。
スタートアップは、会社が急成長する過渡期の間に入り、中でたくさんの身の丈以上のチャレンジをするのが個人的に醍醐味だと思うのですが、今内部の私から見ても、ポジションも増えて、チャレンジの幅も広がり個人的にはFinTへの「入り時」や「入り得」が"今"だと感じます。もう過ぎてしまったら味わえない面白さ、多少の刺激的なカオスさがあると思います。是非、FinTに興味を少しでも持ってる方は、ランチでもしましょう!dm待ってます。
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