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Kana Nishino Love Again Live 2024 11/13公演レポ〜ここからまた愛を始めようや〜

<クソデカネタバレありますので悪しからず>

「西野カナ活動再開」

その報せを受けたのは、私が知る中で最も西野カナを愛している友人と一緒にクラブで踊っている最中だった。何を言っているかわからないとはまさにこのこと。お酒も飲んでいるし真偽の判定が全くつかない。でもなんかインスタとか開設されてる。これは本当なのかもしれない。

錯乱状態で帰宅し、数日経ってやっと冷静になってきたところでインスタが更新され、また錯乱状態になるを繰り返すこと数日、復帰公演の案内が来た。

どうやらCDを予約したものが一番早くチケットを手に入れることができるらしいということで、早速予約をすることに。現代の予約システム、プラットフォームごとに特典が違う手法で本当に困るわ。いつも使ってるサイトの特典は、、、、あ、、、メガジャケ、、、、、ほなレコードで出したらよろしいやん!!!の毎度の流れ。マジでいらんけどしょうがない。これで当たらなかったら、ただ西野カナのメガジャケが家にあるだけのおばさんになってしまう。。絶対に当たってくれよな。。。

当落の日にちをしっかりとカレンダーに入れ、その日を待つ。当日は待ちきれなすぎて10分前ぐらいからずっと画面更新してた(仕事しな)
無事当選とわかりすぐ友人に連絡したら、ただ西野カナのメガジャケが家にあるだけのおじさんになってしまっていたので即お譲り。よかった。

この時は、あ〜まだとっても先の話!なんとか生き延びなくっちゃね!!と思ってたのに時は秒で過ぎ去り、気づけば残りあと20日だとカナが教えてくれて横転。おばさんすぎる。

グッズ販売の案内はまだかしら!?と思った次の日にグッズの案内が。怖いか、この勘の良さが。。。ラインナップを見て仰天、全部可愛すぎて草。全部買いま〜す!!になり先行発売初日スタンバイ!!していましたが、買えなかった、、、某大人気K-POPアイドルのグッズは買えたのに?私が?西野カナのグッズは買えない?なぜ???完全にやる気をなくしましたがまあでも現場に入れるだけでOK!!

ついにその日が来てしまった。前日の夜また錯乱状態に陥り、私は詐欺にあっている!モノマネ芸人のライブたっだらどうしよう!なんかよく知らない演歌歌手のコンサートかもしれない!!!と大騒ぎしていました。2024年はよ寝ろオブザイヤー受賞。

当日は横アリまでの道中Spotifyの西野カナプレイリストを聴きながら移動。普段コンサートの前は、これから本人の歌聞けるんやし今聴かんでええやろ派なので自分でもこんなことするなんて!?と思ったけどそれだけ楽しみだったのだろう。数々の思い出が蘇り、ちょっと泣いた。物販はもう諦めモードだったので、入場後の回でええか、、と思ってたら友人が前物販に並んでくれ、お目当てのグッズを買ってくれましたマジで神すぎる。

そんなにギリギリの時間ってわけじゃないのに、電車にそれらしき人が全くいない。なぜ、、、と思ってたら会場に着いたらみんなもういた。それはそうか。客層はもれなく全員同世代。異常なまでの安心感。自分の親と来ている、自分の子供と来ている同世代の人もいるし、老若男女の比率がマジで均等。素晴らしい。というのもあり、おそらく友人は年齢ボーダーで弾かれたのだろうという結論に。

普段中に入るまで席がどこかわからないという異常システムの現場に通っているので、事前に席がわかるのありがたすぎる。それにしても席が良すぎる。中に入って実際に見たらもうこれはステージやん、もしかしてうちらって西野カナだった、、、!?となった。四方を同年代のギャルに囲まれ、もう最高である。客入れのBGMで流れていた西野カナMEGA MIX、めちゃくちゃよかったのでいつか配信してください。そんなことを思っていたら、幕が上がる時間になりました。


※BRAVE HEARTだけサブスクなし、、いつか配信してね〜!

もう正直公演中の細かいことは何も覚えていません。現実とそこから紐付く過去の出来事が正面衝突を起こし続けていて、なんかずっと泣いてました。
あとカナが可愛すぎて、エンドレスどないなっとんねんでした。

後半で来年ツアーをやることが発表され、今日聴けなかった曲もいっぱいあるし、行きて〜〜〜〜!!になった。マジで、今、令和なのか??

初日ということもあり、その場にいる全員がこれから何が起こるか全くわからないし状態で、曲が変わるたびに客席がどよめく。友達と来ていたりカップで来ていたり、一緒に歌ったり次はなんの曲が来るのか予想しあったり。初日という環境には何度か立ち会ったことがあるけど、こんなに客席への集合が早くて、今か今かと気持ちを昂らせながら待っている、こんな現場初めてで本当に素敵な空間だった。一番よかったのは、アンコール。アンコールどうすんのか問題ってどこの現場でもあると思うんだけど、この日は後ろの方から何か聞こえてきたな、と思ったらBest Friendのサビを歌い始めたのだ
。会場のみんなでカラオケをして、アンコールが始まるのを待つ。素敵すぎる、こんなの初めての経験だ。。。今後このシステムはすべての現場で取り入れられるべき。アーティストも絶対嬉しいでしょう、これは。

私は当時家から自転車で10分ぐらいのTSUTAYAに行きまくってCDを借りてウォークマンで聴いてたし、着うた買ってもらって好きな人から来るメールの着信音にしたりして彼女の曲と共にあった。おそらく同世代の人たちは同様にあるのだろう。すべての曲が何かしらの思い出と紐づいている。すごいことだよなあ。私の地元ではカナ派とミリヤ派で分かれてて、若干カナ派の肩身は狭かったように思う。でもどちらも地元のスターやん!と先ほど気付いた。

まさかこの歳になって西野カナのライブに行くなんて、もし仮に彼女が活動休止をしていなかったら、もしかしたら一生行くことはなかったのかもしれない。思い出ボックスにしまったままだったかも。でもこうして記憶の底から取り出してもまだ新鮮な記憶だし、それがアップデートされる、しかもこの時代に、とてもありがたいことだしそれを共に分かち合ってくれる友人にも感謝。何より、またやるか〜!と思ってくれたカナに感謝。


姉ちゃん、ここからまた愛を始めようや。

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