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“今、やろう”と思っていたのに

「ほら,もうお風呂入っちゃいなさい」

寝る時間に近づいてきたのに子どもたちに声をかけないとお風呂に入ろうとしない時,私はこう言って,彼らをせかす。

テレビを見たり,比較的暇を持て余している時はいいのだけど,何かの作業の途中だと,子どもたちは大抵こう言って,自分たちがやらないのではなくて,やろうとしていたのだと言う。

いや,待て。君たち,私が声をかけるまでやらなかっただろう。

そんなことを言ったところで,子どもと大人の時間の流れ,時間の認知は違うのでらちが明かない。

子どもは悠久の時を生きる世界にいるけれど,歳を重ねるとだんだんと時間が経つのが早くなることは,心理学で実証済みだ。

それに加え,子どもたちは「ニューロダイバーシティ(神経多様性)」の世界を生きているから,時間観念が未熟なのは,「実行機能」という脳の前頭前野が未熟だからだ。

残念なことにこの実行機能は,脳の中でも一番遅く発達して,25歳まで成長し続け,そして,一番早く衰えていく部位だ。

それくらい,はかなげなのだ。

とかなんとか,言ってる動画をアップしました。

実は最近,時間管理ができなくなって,周りに迷惑をかけたヒヤリハットが多発して,オーバーワークゆえの自分のダメっぷりに落ち込んでいました。

休めって,からだがサインを送っているのです。

運よくYoutubeのおすすめに入ったらしく,アップして数時間で再生数100を超えました。
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夫人/発達∩心理学のオバさんカシ丸
論文や所見書き、心理面接にまみれているカシ丸の言葉の力で、読んだ人をほっとエンパワメントできたら嬉しく思います。