見出し画像

キャンピングカーのシーン別活用法

こんにちは、野瀬勇一郎です。キャンピングカーという車両は理解した。しかしながら「どういう風に、どんなシーンで使ったらいいか?」ということをよく聞かれます。どうやって活用すれば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。今回は、キャンピングカーをどのように使って楽しむか、具体的なシーン別にご紹介します。

1.フェスで利用する

キャンピングカーをフェスで利用するのはとても便利です。これまでもフェスでの利用の仕方は別の記事で上げさせていただいております。

フェス会場の近くに駐車し、宿泊や休憩場所として利用できます。キャンピングカーなら、疲れたときにすぐにリラックスできる自分だけのスペースが確保できるので、一日中楽しむことができます。特に長期間のフェスでは、シャワーやトイレも完備されているキャンピングカーなら大活躍です。(レンタル、シェアリングの車両の多くはシャワー、トイレはNGも多いので要チェックです)。

会場内に車両を入れられるフェスは少ないです
会場近くにキャンピングカーが駐まれることが多いです

2.祭りで利用する

地方の祭りに参加する際にもキャンピングカーは便利です。特に何十万人も来るようなお祭りはホテル・旅館の予約が困難です。ホテルの予約が難しい場合でも、キャンピングカーなら心配無用です。祭りを満喫し、終わった後はそのまま車内で快適に過ごすことができます。クルマや交通機関が渋滞、あふれかえっているときにあえて一緒に帰る必要がありません。まずはゆったりと車中で1泊してもらいたいです。特に家族連れには、移動も楽で、子どもたちも安心して過ごせます。

ルールを守り、マナー意識を持ってください
ルール・マナー違反は車中泊ができなくなることにつながります

3.花火で利用する

花火大会の混雑を避けるためにもキャンピングカーは最適です。混雑する場所から少し離れた静かなスポットにキャンピングカーを停めて、プライベートな空間で花火を楽しむことができます。花火が終わった後も、交通渋滞を避けてゆっくりと過ごせるのが魅力です。

花火会場に車中泊できる場所があればいいですよね
意外とプライベートで見れる場所を探すのも大切です
マナーとルールは必ず守りましょう

4.あえて混み合うタイミングで利用する

ゴールデンウィークやお盆などの混雑する時期でも、キャンピングカーなら自由に時間を調整できます。桜や紅葉の時季の京都などは宿が取れません。テーマパークやイベント会場など人があふれているところもキャンピングカーは休憩場所になります。また、混雑時大渋滞が予測されても、夜遅くに出発して渋滞を避けたり、早朝に出発して混雑を避けることができます。運転疲れたら、一休みすれば良しです。また、混雑を避けて自由に旅の計画を立てることができるため、ストレスフリーな旅が実現します。

混んでいるところこそルール・マナーを守りましょう!!

5.サービスエリア、パーキングエリア、道の駅を楽しむ

キャンピングカーでの旅では、サービスエリアやパーキングエリア、道の駅を存分に楽しむことができます。これらの施設には、休憩だけでなく地元の特産品を楽しめる場所も多く、旅の楽しみが広がります。特に道の駅では、地元の美味しい食材を使った料理やお土産を楽しむことができるため、旅の醍醐味を味わえます。
※SA,PA,道の駅は原則「休憩・仮眠場所」です。車中泊、長期滞在は推奨していないはずです。施設のルール、マナーに従ってください。

道の駅のお弁当や地元の果物などを
車中で楽しむのが大好きです

6.自然豊かで宿のない所で楽しむ

自然豊かな場所でキャンピングカーを利用することで、宿のない場所でも快適に過ごすことができます。キャンピングカーなら、山や湖、海辺などの自然の中で静かに過ごすことができます。夜は星空を眺めながら、昼は自然の中でのんびりと過ごす贅沢な時間を楽しむことができます。

自然豊かなところこそ、どこに駐車していいのか
周りを確認して駐車してください
崖があるところにくれぐれも駐車しないようにお願いします

7.その他の活用法

1. スポーツイベントでの利用

サッカーや野球などのスポーツイベントにキャンピングカーで訪れるのもおすすめです。試合前後の時間を車内でゆったり過ごし、駐車場でバーベキューを楽しむことも可能です。特に長時間のイベントでは、休憩や食事のためのスペースとして大いに役立ちます。

2. リモートワークの拠点として

キャンピングカーは、移動可能なオフィスとしても利用できます。自然の中や静かな場所で仕事をしながら、仕事が終わったらすぐにリラックスできる環境を整えることができます。ワーケーションとしての利用も増えてきています。

電気供給、通信状況がとても大切ですね

3. 家族や友人とのキャンプ

キャンピングカーを使ったキャンプは、テントを張る手間が省け、快適な環境でキャンプを楽しむことができます。キッチンやベッドが完備されているため、料理や就寝も快適に行えます。特に小さな子供連れやキャンプ初心者にとっては、大きなメリットです。

4. 釣りやハイキングの拠点として

釣りやハイキングなどのアウトドアアクティビティを楽しむ際にも、キャンピングカーは便利です。釣り場や登山口の近くに駐車し、朝早くからアクティビティを楽しむことができます。道具の収納にも便利で、アクティビティ後はすぐに休憩できます。

よくみるとわからん写真ですね
釣りの人はなにをつっている?リールがどこにある?
間違い探しのようだ

5. 災害時の避難場所として

キャンピングカーは、災害時の一時避難場所としても利用できます。地震や台風などの災害時に、自宅が被害を受けてもキャンピングカーがあれば安心です。電源や水の供給が可能で、快適に過ごすことができます。

今回能登地震でもたくさんのキャンピングカーが被災地に赴いています
学校や公民館などの避難所に許可を頂いて車中泊できるようにしています

まとめ

キャンピングカーの活用法は無限大です。フェスや祭り、花火大会から混雑する時期の旅行まで、キャンピングカーならではの自由な旅が楽しめます。サービスエリアや道の駅を巡る旅や、自然の中でのんびりと過ごす時間もキャンピングカーならではの楽しみ方です。さらに、リモートワークの拠点や災害時の避難場所としての利用など、多様なシーンで役立つキャンピングカー。皆さんもぜひ、キャンピングカーを使って自分だけの特別な旅を楽しんでください。

文責:野瀬勇一郎

わたしの車中で「うちのこ」たちと。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?