3月24日(2012年)柏木?阿部ちゃん?
この日は夜勤明けのため羽田12時発の飛行機に乗る予定だったのだが北海道が雪の影響で1時間遅れるまさかの事態が発生。流石に焦ったが仕方ないと諦め時に身を任せて何とか前半途中に札幌ドームに到着。
スタジアム内に入り試合に直ぐに入らずにゲート旗を準備(笑)『今日の試合はきっと阿部ちゃんがやってくれる』と信じて22番をゲート旗に記す!
準備の終わったゲート旗を持って仲間の待つ場所は合流する。合流して暫くして試合が動く!
前半終了間際に『浦和の太陽』がゴールを決めて同点に追いつく!ん?同点?どうやら自分がドームに向かってる間に札幌に先制されていたらしい(笑)
このまま前半は1-1で終了。いつも思うのだが試合途中にスタジアムに着くとどうも試合の入り方が自分の中でイマイチふわふわとした感じがする。後半の入りをMAXにするためにHT中に自分の左胸を叩きアドレナリンを分泌する!
そうして始まった後半、試合を優位に進めながらもなかなか追加点が入らない。僕達サポーターも声で手拍子で選手を後押しして得点を熱望する。
そして、ついに大きなチャンスがやってくる。ゴール前で得たファウルによりFKのチャンス。ボールの前には柏木陽介、阿部勇樹の2人が立ち何か話している。どっちが蹴るんだ?すると、サポーターがゴールを呼び込むためにコールをする!
『ダン、ダン、ダダダン・柏木オレ!』
だがこの時僕の隣に立っていた裸の戦士がまさかのコールを⁉︎
『ダン、ダン、ダダダン・阿部勇樹オレ!』
隣にいた僕は不意にも笑ってしまった。その瞬間、浦和の太陽が左足を振り抜く!蹴られたボールは綺麗に弧を描きゴールネットに吸い込まれていく!
『オォー!』
地鳴りのような歓声がドームの屋根に反響され響き渡る!仲間と抱き合いハイタッチする!そしてお決まりのように準備していたペットボトルの水が飛びまくる(笑)
そして、このまま試合を優位に進めながらタイムアップ。キャプテン阿部勇樹がチームを引き締めながらコントロールする。そしてこの年に就任した恩師ミシャの期待に応えようと浦和の太陽が躍動する。
浦和レッズは必ず前年の残留争いを教訓にして必ず這い上がる!そう確信した試合であった!