「俺のせいって言いたいんか!」彼は書類をたたきつけた。
こんにちは!みかんです。
先日職場で起こった感情があふれ出る光景。
いろいろ考えさせられたので書いてみます!
急にブチギレた!
先日、職場である問題が発生しました。
その問題は取引先に迷惑がかかることがらで、私のチームでは解決不可能な内容でした。
私が取引先から何件かクレームを受けたため、担当部署の責任者Aさんに報告に向かいました。
この内容で収まりそうだったところ、別部署のBさんも同じ問題の相談でAさんのところにきました。
Aさんが立ち上がって一言。
Aさん「俺のせいって言いたいんか!!!」
手に持っていた書類をバンッ!!と床に叩きつけました。
Aさんはそこから「俺のせいではない」理由をBさんに強い口調で話し続けました。
とりあえずその場は収めひと段落。
問題をAさんが上長に報告することになりました。
Aさんが上長に報告中に、その問題に関連する部署のCさんが話に入ってきました。
Cさんはぶつぶつ言いながらも、上長が対応策の方向性を示しました。
「誰が悪いのか?」に注目する人たち
私はなんとも面白い光景を見れた!と喜んでいました。
(私、性格悪いのです!笑)
今回の件、考えてみると面白いのです。
問題が発生したときにAさんとCさんの思考は、
「誰が悪いのか?」
がまず頭に浮かびます。
普通に考えれば、「誰が悪いのか」どうでもいい話で、「その先の対応をどうするのか」を考える必要があります。
でもAさんとCさんはその前の「誰が悪いのか?」に注目します。
まず、そこをはっきりさせようとするのです。
彼らの過去を紐解くと良さそう
AさんとCさんは私の先輩たちです。
私が入社した時もそうでしたが、当時の会社の上司たちは犯人探しが大好きでした。
問題が起きたときの原因を誰かの責任にする。
(子どもじゃないんだから人の責任ではなく、システムの問題でしょ。と考えてほしいのですが。)
その環境で育ってきたAさん、Cさんはその思考が染みついているのだと思います。
これまでの犯人探しの負の遺産ですね。
「キレイ」が求められる社会
記事を書きながら、先日パワハラで降格人事になった管理職を思い出しました。
昔からパワハラする人で、内部告発があって役職が無くなり、平社員として誰でもできる作業をする部署に配属。
今回のAさんとその役員のことを考えると、今の社会での立ち回り方が見えてきます。
キレイな社会が求められている。
キレイな社会とは、人間の動物的な感情の部分を排除した社会です。
パワハラで相手を不快にさせる人。
急にキレる人。
不倫する芸能人。
社会はそれを許しません。
表面上はキレイなものを望みます。
でも、人間はそんなキレイな部分だけではありません。
表面上はキレイを装いつつ、水面下ではどす黒いものがたまっていく。
どす黒いものを、Xやヤフコメ、5ちゃんなど、匿名性を隠れ蓑として吐き出す。
そこには正論が渦巻いています。
みんなキレイでいたい。
「キレイ」の先は?
表面上はキレイな社会。
たぶん自らの首を絞め続ける社会なのだと思います。
相手に対してキレイを求める分、自分もキレイでいなければならない。
でも、私たちは聖人君主でも何でもないので、汚い部分も多くあります。
それを受け入れずにキレイに走ると。
どんどん生き辛くなるんだろうなと。
Aさんのブチキレ事件からこんなことを考えました!
Aさんありがとうございます!(笑)
こんな拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございます!これからもサポートいただけるよう精進いたします!