読書ができているじぶんに、あんしんする
こんにちは!みかんです。
フォローさせていただいているlionさんの読書記事から本を買いました!
なんだか共感できるタイトルです。
私は本屋さんの売れている本コーナーを眺めるのが好きです。
時代の価値観を反映している場所だと思うからです。
みんなが何に悩んで、なにを解決したくて、何を欲しているのか。
そんなことを売れている本コーナーは教えてくれます。
私は売れている本たちを見ながら、時代の価値観を知って、自分を客観視することが好きなのかもしれません。
本書は、「本」を通じて近代の価値観を説明してくれます。
明治から現代にいたるまで、売れている「本」や「読書体験」から時代の価値観を考える。
時代の大きな流れの中で現代の価値観がどの位置にあるのか、そんなことを考えさせてくれる一冊です。
書評についてはlionさんの記事を見てください!
lionさんの書評、本当にすごいのです・・・!
ここまで読めるのか・・・!といつも驚かされております。
心が安定しているときは本が読める
本書を読みながら読書という体験について思いを巡らせていました。
(本を読みながらいつも他のことが連想される・・・!笑 )
私の場合、読書は心の鏡でもあります。
読書ができるときは心が安定しているとき。
心がざわついているときは読書をしていても文字が頭に入ってきません。
そんなときはざわついている問題を特定して、解決できる問題であれば先に解決。
解決できない問題であれば「解決できないならしゃあないか。」と考えて心が落ち着くのを待つ。
私にとって読書は自分の心の状態を知ることのできるツールなのです。
読書ができなかったとき
入社してから4.5年ぐらいは読書ができませんでした。
目の前の仕事や、仕事が終わってからの付き合い、休みの日の会社のゴルフなど会社にどっぷりつかっていた時期です。
今振り返るとこの時期はしんどかったなー(笑)
当時と今を比較すると、仕事に対する気持ちが大きく変化したように感じます。
当時は仕事への気持ちは95%!プライベートは5%!
今は仕事への気持ちは30%!プライベートは70%!
当時の仕事とプライベートのバランスがあったからこそ、今があるのかもしれません。
ただあのまま走り続けていたら自分壊れていただろうなと思います(笑)
読書っていいことばかりなんだろうか?
こんな疑問も本を読みながら思いました。
読書をすると物事を多面的に考えることが出来るようになります。
例えば、会社のこと。
会社という組織の中には、その組織に根付いた考え方が多くあります。
それは先輩から後輩に長年受け継がれてきた文化と言えるかもしれません。
読書をして組織文化を多面的に考えると、おかしくない?と思うことが多々あります。
でも組織の中では当然の文化なので、ほとんどの人はそこを考えません。
自分だけがおかしさに気付き、悶々とする。
組織の中でみんなと異なる考え方を持つということは、それはそれでしんどいです。
自分がおかしいのか、みんながおかしいのか。
どちらも正しいのでしょう。
物事を多面的に考えるということは、読書のメリットデメリットの両側面があるのかもしれませんね。
私の場合は、読書をしていろいろ考えて、会社辞めるか!となっちゃいました(笑)
もちろん読書だけが要因ではありません(笑)
入社して4.5年間、読書をせず仕事に没頭していた時期
今のいろいろ考えるようになって会社辞めるか!となっている時期
はたしてどちらがいいのか(笑)