見出し画像

上司部下の価値観の違いはケンタウロス!

こんにちは!みかんです。

私は中間管理職のサラリーマンをしています。

私の上司はよく言います。

上司「俺はこの会社に恩があるんだ。だから会社の業績がもっと良くなるように頑張るんだ。」

私「そうなんですね!(会社はいつから人になったんだろう…?)」


会社と自分が融合している

上司はことあるごとに、こんな発言をします。

私は良い部下としていつも肯定しています。

心のどこかで理解できていない自分がいます。

先日、会社が賃上げすることになった時の話。

上司「みんなの給料が上がってよかった。自分の今までの頑張りがみんなの給料に反映されてよかった。」

私「よかったですね!(給料の上昇率、物価上昇率より低いので実質下がっていますけど…。でも上司嬉しそうだし細かいことはいいか!)」

冒頭の上司の話も含め、なんか違和感を感じるのです。

上司「会社の〇〇さんに恩がある!」なら分かるのです。

「会社に恩がある!」と言われても会社は人ではないよね、と思うわけです。

会社と自分が融合している感じ。

上司の世代と、私の世代と、部下の世代

上司は50歳、私は34歳、部下の1人は26歳。

上司の入社年次は1997年、いわゆる就職氷河期世代です。

私の入社年次は2013年。リーマンショック後です。

部下の入社年次は2020年。コロナ禍です。

上司が会社に恩があると言っているのは、就職氷河期で採用を絞っている中、雇ってもらったからなのかもしれません。

私はリーマンショック後の世代なので、早期退職やリストラなどが世間を騒がせていました。

どこかで会社に対する信頼がなかったように感じます。

転職という言葉もちらほら耳にするようになった世代です。

部下の世代はコロナ禍で早期退職やリストラが加速した時代。

感覚としてはリーマンショック世代に近いように感じます。

転職は一般的になった世代です。


半人半馬、ケンタウロスで考えると分かりやすい!

世代別の会社との融合度合いは、ケンタウロスで考えると分かりやすそう!

ケンタウロスとはギリシャ神話に登場する怪物です。

上半身は人間、下半身は馬です。

人間側を会社との融合度合いが低く、馬側を会社との融合度合いが高い。

そうイメージしてください。

まず、34歳の私の世代は氷河期世代の上司たちの考えが色濃く残る時代、でもリーマンショックがあったから、会社をそこまで信用はしていない。

会社と半分ぐらい融合している世代です。

つまり、半人半馬のケンタウロスです!

リーマンショック入社世代。会社との融合度合いが半々のケンタウロス。




次に、26歳の部下の世代はリーマンショック世代である、私たちケンタウロスの考えも吸収しています。

その世代はコロナ禍を経て、会社に対しての信用はほとんどありません。

この世代、入社するときに転職を意識している人は約半分にのぼるんだとか。

会社とほとんど融合していないので、人です!


コロナ入社世代。人。




最後に、50歳の上司の世代は就職氷河期で就職が困難な中、会社に雇ってもらったという気持ちが強そう。

「会社に恩がある」という言葉が出るのもうなずけます。

転職なんてほとんどない時代です。

会社とほぼ融合しているため、馬です!




氷河期世代。馬。



上司!



馬!




私の机が汚いことで説教してくる上司が馬とは!




なんだか、かわいいではないか!



時代背景を考えるとお互い理解できる気がする

ここまで書いてみて、世代別に社会的な背景が異なることが分かりました。

私たちは年齢が離れると、お互い理解できない部分が増えてきます。

ただそれぞれの世代で、自分の思考に大きく影響を与えた出来事があると思います。

その背景が分かると、少しずつお互いのことを理解できるように感じました。








上司。馬。


上司!馬!


これから上司の顔を見るたびにこの馬を思い出しそう…。


それにしてもかわいい(笑)



過去のことは水に流そうではないか!




上司もこのお馬さんに感謝するように!


こんな拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございます!これからもサポートいただけるよう精進いたします!