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排泄ケア看護から現場へのアドバイス 第1回 脱・思考停止!便秘と下剤選択のキホン

(旧キャリエル看護2022年8月号より)文:浦田克美

キャリエルメディは医療系出版とセミナーで医療従事者の独立・副業を支援します。

看護とリハビリ キャリエルメディ2022年10月号(書籍版)

看護とリハビリ キャリエルメディ2022年10月号(キンドル版)

裁量権の拡大

「先生、Aさん便が何日も無いです。」   医師が下剤を処方すればそれで一安心。

2022年日本看護協会から「看護の専門性の発揮に資するタスク・シフト/シェアに関するガイドライン及び活用ガイド」※1が発刊されました。

医師のタスクシフトとしてナースが専門性を発揮し便秘時の薬剤も判断するよう推奨されています。

ナースの裁量権が拡大すれば、もちろん責任も伴います。思考停止ナースと陰口されないためにも、時代の変化に備えワンランクUPのナースを目指しましょう。

そもそも便秘ってどんな状態?

便秘とは「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」※2と定義されています。

日本の便秘有訴者率は34.8%・65歳以上では68.6%※3と約2倍。

高齢者便秘の原因は、腹圧や直腸機能の低下、水分及び食物繊維不足、向精神薬やオピオイド系薬による薬剤性など多様です。

便秘の分類とは?

便秘を症状に合わせて分類すれば、必要な排便ケア方法が透かし絵のように見えてきます。

では、便秘を分類して下剤が必要な人をふるい分けしてみましょう。

これ以降の内容は「キャリエルメディ」でお読みいただけます。
内容が気になる方は、ぜひご確認ください。

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