冨田晃『ルソーと人食い―近代の「虚構」を考える』共和国,2024 もくじ
目次
はじめに
序章 問い、視点、方法1、ルソーへの問い、「子どもは人間でない」
2、文化の三角測量
3、カリブ、カニバル、カライブ
4、真理の闇とアプリオリな観察
5、人食い研究史とW・アレンズの『人喰いの神話』
6、レヴィ゠ストロースの「われらみな食人種」
7、人食いを語りたがる文化
8、人食い言説の非対称性
9、植民地史料の批判的分析
10、カリブ海域の民族状況
11、カニバリズムという差別用語
12、本書の構成と各章の要約第一章 「人食い」言説の系譜1、野蛮と高