介護福祉士国試対策アドバンス:データ問題の攻略6(雇用・就労・育児介護休業・消費者保護)
▼こんばんわ。あぁ、来週はもう12月、時間がないっス・・・ データ問題の攻略は、今回が最後です(おつかれさまでした)🍀🍀🍀 なお、データ問題の出題のされ方については、『介護福祉士国試対策アドバンス:データ問題の攻略1』をご覧くださいませ😊😊
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わが国の雇用・就労
▼雇用者数や就業率、失業者、失業率など一連の雇用・就労は、『労働力調査』『就業構造基本調査』(ともに総務省統計局)をみるとよいでしょう。
▼女性の就労や職場のハラスメント防止対策は、『雇用均等基本調査』(厚生労働省)をみるとよいでしょう。
〔雇用全般(2023(令和5)年)〕
●雇用者数は約5,700万人。
●就業率は約61%。
●就業率は性別では男性約70%、女性約54%。
〔正規雇用者数(2022(令和4)年)〕
●正規雇用者数(役員を除く)は約3,600万人。
●正規雇用者の男女別割合は、男性約73%、女性約27%。
〔非正規雇用者(2022-23(令和4-4)年)〕⭐出題実績あり⭐
●非正規雇用者数(役員を除く)は約2,100万人。
●フリーランスの数は約209万人。
〔女性の就労〕
●企業に占める女性管理職の割合は、ゆるやかに増加している。
〔失業者(2023(令和5)年)〕
●完全失業者数は約178万人。
●完全失業率は約2.6%。
(5)ハラスメント防止への取り組み(2022(令和4)年)〕
●セクシャルハラスメント防止対策を講じている企業は約86%。
●パワーハラスメント防止対策を講じている企業は約84%。
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わが国の出産・育児・介護と就労
▼出産や育児に伴う育児休業は、『雇用均等基本調査』(厚生労働省)、『就業構造基本調査』(総務省統計局)をみるとよいでしょう。
〔出産・育児と就労(2022(令和4)年)〕⭐出題実績あり⭐
●出産・育児にともない前職を退職した人は約14.8万人。これは2012(平成24)年以降減少し続けている。
●育児休業の取得者の割合は、性別では男性約17%、女性約80%で、男性はここ10年間で急増、女性はほぼ横ばい。
●妊娠・出産・育児に関するハラスメント防止対策を講じている企業は約82%。
〔介護休業・介護休暇(2022(令和4)年)〕
●介護休業制度をもうけている事業所は、5人以上の事業所約73%、30人以上の事業所約90%。
●介護休暇制度をもうけている事業所は、5人以上の事業所約70%、30人以上の事業所約87%。
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わが国の消費者保護
▼特殊詐欺は、『特殊詐欺の認知・検挙状況等について』(警察庁)をみるとよいでしょう。
▼高齢者の家庭内事故は、いくつかの調査があり、また定期的に行われていませんので、細かい数値よりも順位を知っておく程度でよいでしょう。
〔特殊詐欺(2023(令和5)年)〕⭐出題実績あり⭐
●特殊詐欺の認知件数は約1.9万件、被害額は約453億円で、認知件数、被害額ともに増加。
●特殊詐欺の被害は大都市圏に集中している傾向。
●特殊詐欺のうち、オレオレ型詐欺(預貯金詐欺・キャッシュカード詐欺を含む)は約47%。
●特殊詐欺のうち、架空料金請求詐欺は約27%。
●特殊詐欺のうち、還付金詐欺は約22%。
●特殊詐欺のうち、高齢者被害の認知件数は約1.5万件(約78%)。
●特殊詐欺では、特に高齢女性の被害が目立つ(全体の約56%)。
※特殊詐欺とは、被害者に電話等をかけて対面することなく信用させ、指定した預貯金口座への振り込み等により金銭をだまし取る犯罪のこと。
〔高齢者の家庭内事故(2013(平成25)年)⭐出題実績あり⭐
●65歳以上高齢者の事故を場所別にみると、住宅が圧倒的に多い(約77%)。
●65歳以上高齢者の事故を住居内の場所別にみると、1位居室(約45%)、2位階段(約19%)、3位台所(約17%)の順(風呂は5~6位)。
●65歳以上の高齢者の事故は「転倒・転落」が最も多い。
⭐⭐⭐本日はこれにて終了です🍵 おつかれさまでした⭐⭐⭐