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これを見れば大丈夫!介護業界で初めてウェビナーを開催するためのイロハ
1.介護業界におけるウェビナーとは?
新型コロナウィルスとの共生を余儀なくされてから、介護業界でもウェビミナーが頻繁に開催されるようになりました。ウェビナーとは、「ウェブ」と「セミナー」を合わせた造語で、インターネットで開催・参加できるセミナーのことです。
その内容は、介護に関連するプロダクトの紹介・研修・勉強会や情報共有など多岐にわたります。
例えば、地域に密着した人材確保のための事業所魅力発信会や事業所交流・オンライン見学会なども開催され、活用の幅は広がっています。
2.ウェビナーのメリット・デメリットとは?
a.メリット
ⅰ.開催側
「場所を選ばず開催・集客できる」ことです。会場を押さえたり、その場に出向く必要が無くなり、手軽に多数の参加者を集客し開催することができるようになります。
ⅱ.参加側
ネットワーク環境さえあれば、移動する時間を削減し、遠方開催により参加を諦めていたセミナーにも参加することが可能となります。
b.デメリット
ⅰ.開催側
相手の表情が見えにくく、内容が伝わっているのかが分かりにくくなります。
ⅱ.参加側
一方的に視聴するだけとなり、セミナー会場にいるような臨場感が得られなくなることもあります。
3.ウェビナーを成功させるために
ここからは、私たちがウェビナー開催までに行っていることをお伝えしていきます。
今回は、企画~当日配信までの大まかな流れを、5つのステップに分けて紹介します。
a.企画
ウェビナーの内容、開催方法、日時等を決めます。配信方法によっては、撮影場所の予約をし、また内容によっては、専門家に登壇を依頼する必要もあります。さまざまな職種、幅広い年齢層の人が働く介護業界においては、伝えたい内容により、集客するターゲットが変わりますので、この「企画」はとても重要です。
b.ツール・使用機器選定
配信ツールを選定します。配信方法としては、一般的にオンラインミーティングツールとして広く活用されているzoom※1のウェビナーサービスが主流となっています。すでに介護業界では打合せや会議、ヒアリングなどでも導入されており、参加へのハードルが下がります。また、開催規模などによりウェビナーサービスの対応人数増や、使用するパソコン・カメラ・マイクなどを高機能なモノへ変更することが必要な場合があります。
c.集客
ウェビナーの内容を分かりやすく紹介する集客用の表示画像を作成します。興味を引く見せ方も集客には影響します。出来上がった画像はLPなどの紹介ページに掲載するだけではなく、その他のWeb・LINE・メルマガ・SNSなどを活用するのも良いでしょう。
d.資料・アンケート作成
当日投影する資料の準備をします。参加者が途中で飽きないように、映像などを入れることで、内容への理解や共感が進みます。また、参加者の満足度を確認するために、事後アンケートを実施することをお勧めします。参加のきっかけや時間、他に実施してもらいたい内容などを確認することで次回の参考になります。
e.当日のオペレーション確認
役割を明確化し、滞りなく進められるように、タイムテーブルを作成して、事前にリハーサルを行います。配信前にインターネット環境の最終確認も忘れずにスタートします。
各ステップを実行していく上で、さらに押さえるべきポイントや進め方のコツがありますが、それらは次回以降の記事で紹介していきたいと思います。
「つながり」を途切れさせないために
頑張って開催したウェビナーを一回で終わらせないことが重要です。
手順や役割を明文化したタイムテーブルやチェックリストを作成しておくことで、メンバーが変わっても継続できるようになります。
また、さまざまなウェビナーを開催し集客し続けること、登壇者や仲間の輪を広げることも重要です。登壇者への依頼を段取り良く行うために、依頼書の作成、事前打ち合わせ内容や謝礼についても型化しておくと良いでしょう。
最後に
新型コロナ感染対策が緩和されつつあるなか、いまでは、対面式とウェブを掛け合わせた「ハイブリット式」のセミナー開催が増えてきています。
コロナ禍前の、対面式では難しかった遠方の参加者も集客できるようになり、今まで以上にウェビナー活用への期待が高まっています。
私たちも、地域のみならず日本中でつながることができるウェビナーを開催・発信し続けていきます。
上記イベントで紹介されている『CareWizトルト』のサービス詳細は、以下からご確認ください。