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ひなたの質問に答えるコーナー#22: 「障害者年金とほかの年金に違いはあるのか?」 

今回は「障害者年金とほかの年金に違いはあるのか?」について見ていきましょう。

今回は「障害者年金とほかの年金に違いはあるのか?」について説明をさせていただきます。

今回はNoteフォロワー熊猫爺さんの疑問に回答をさせていただきます。

回答は3つに分かれ、今回は2/3です。

オリジナル記事:
生活新聞 損得編:  「年金を貰い、一方で働きながら年金を支払うのは得? そもそも65歳以上で働きながら年金を支払って元をとれるのか?」 <- 誰でも思う、素朴な疑問|ひなた (FP) (note.com)

のコメント欄より:

オッチャンの年金は、
 障害者年金ナンですが、
 普通年金の場合と条件は
  同じと考えてエェンでしょうかねぇ…

_*_*_

「障害者年金とほかの年金に違いはあるのか?」

回答: 税金の扱いが違います。

_*_*_

年金に関する税金の考え方は、年金の種類によって異なります。

以下にそれぞれの年金と税金の関係について詳しく説明します。

障害者年金

  • 非課税:障害基礎年金や障害厚生年金は所得税や住民税の対象外です¹²。そのため、障害年金を受給している場合、基本的には税金がかかりません。

  • 例外:ただし、障害年金以外に収入がある場合は、確定申告が必要になることがあります。

国民年金

  • 課税対象:老齢基礎年金は雑所得として扱われ、所得税や住民税の対象となります。

  • 控除:年金受給者には一定の控除が適用されるため、全額が課税されるわけではありません。

厚生年金

  • 課税対象:老齢厚生年金も雑所得として扱われ、所得税や住民税の対象となります。

  • 控除:国民年金と同様に、一定の控除が適用されます⁴。

まとめ

  • 障害者年金は非課税で、基本的に税金はかかりません。

  • 国民年金厚生年金は雑所得として課税されますが、一定の控除が適用されます。

障害者年金にも障害者年金用の「在職老齢年金」のようなものがあります。

俗にいう「障害者年金の所得制限」ですね。

とはいえ、

熊猫爺さんの場合の「障害者年金」は、20歳以後に給付が開始されているので、「障害者年金の所得制限」には引っかからないはずです。

「障害者年金の所得制限」に引っ掛かるのは

20歳前の傷病による障害基礎年金にかかる支給制限等
20歳前の傷病による障害基礎年金にかかる支給制限等|日本年金機構 (nenkin.go.jp)

結論:「障害者年金」にいては無税

厚生労働省障害者年金の考え方
年金制度の仕組みと考え方_第12_障害年金 (mhlw.go.jp)

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