ひなたの質問に答えるコーナー#22: 「障害者年金とほかの年金に違いはあるのか?」
今回は「障害者年金とほかの年金に違いはあるのか?」について見ていきましょう。
今回は「障害者年金とほかの年金に違いはあるのか?」について説明をさせていただきます。
今回はNoteフォロワー熊猫爺さんの疑問に回答をさせていただきます。
回答は3つに分かれ、今回は2/3です。
のコメント欄より:
オッチャンの年金は、
障害者年金ナンですが、
普通年金の場合と条件は
同じと考えてエェンでしょうかねぇ…
_*_*_
「障害者年金とほかの年金に違いはあるのか?」
回答: 税金の扱いが違います。
_*_*_
年金に関する税金の考え方は、年金の種類によって異なります。
以下にそれぞれの年金と税金の関係について詳しく説明します。
障害者年金
非課税:障害基礎年金や障害厚生年金は所得税や住民税の対象外です¹²。そのため、障害年金を受給している場合、基本的には税金がかかりません。
例外:ただし、障害年金以外に収入がある場合は、確定申告が必要になることがあります。
国民年金
課税対象:老齢基礎年金は雑所得として扱われ、所得税や住民税の対象となります。
控除:年金受給者には一定の控除が適用されるため、全額が課税されるわけではありません。
厚生年金
課税対象:老齢厚生年金も雑所得として扱われ、所得税や住民税の対象となります。
控除:国民年金と同様に、一定の控除が適用されます⁴。
まとめ
障害者年金は非課税で、基本的に税金はかかりません。
国民年金と厚生年金は雑所得として課税されますが、一定の控除が適用されます。
障害者年金にも障害者年金用の「在職老齢年金」のようなものがあります。
俗にいう「障害者年金の所得制限」ですね。
とはいえ、
熊猫爺さんの場合の「障害者年金」は、20歳以後に給付が開始されているので、「障害者年金の所得制限」には引っかからないはずです。
「障害者年金の所得制限」に引っ掛かるのは
20歳前の傷病による障害基礎年金にかかる支給制限等
20歳前の傷病による障害基礎年金にかかる支給制限等|日本年金機構 (nenkin.go.jp)
結論:「障害者年金」にいては無税
厚生労働省障害者年金の考え方
年金制度の仕組みと考え方_第12_障害年金 (mhlw.go.jp)