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健康: 「あり得る、閉塞性動脈硬化症と感染症の組み合わせ最悪」
今回は「あり得る、閉塞性動脈硬化症と感染症の組み合わせ最悪」について見ていきましょう。
当方、医師ではないので深いコメントはできないのですが、さわりだけでもご紹介します。
結構、超老人にあり得るケースです。
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閉塞性動脈硬化症(ASO)と感染症の組み合わせは、非常に危険な状態を引き起こす可能性があります。
閉塞性動脈硬化症と感染症が重なることの危険性
ASOは、動脈が硬くなり狭窄することで、血流が悪くなる病気です。特に足に症状が出やすく、歩くと足が痛む間欠性跛行などが代表的な症状です。一方、感染症は、細菌やウイルスなどの病原体が体内に侵入し、炎症を起こす状態です。
この2つの病気が同時に起こると、以下のような悪影響が考えられます。
治癒の遅延: ASOによって血流が悪くなると、感染部位への白血球などの免疫細胞の供給が妨げられ、感染が治癒しにくくなります。
壊疽の進行: 感染によって組織が壊死し、ASOによる血流低下がその進行を加速させる可能性があります。
敗血症: 重症な感染症は、敗血症を引き起こす可能性があります。敗血症は、全身に炎症が波及し、臓器不全などを起こす非常に危険な状態です。
切断: 感染が重症化し、組織が壊死した場合、切断が必要になるケースもあります。
なぜ危険なのか?
血流低下による抵抗力低下: ASOによって血流が低下すると、感染に対する抵抗力が低下し、細菌が繁殖しやすい環境になります。
免疫細胞の供給不足: 感染部位に十分な量の免疫細胞が送られず、感染と戦う力が弱まります。
組織の虚血: 血流が低下することで、組織が酸素や栄養不足になり、壊死しやすくなります。
どんな感染症が起こりやすいのか?
ASOを合併している患者さんでは、以下のような感染症が起こりやすいと言われています。
皮膚感染: 足の傷口から細菌が侵入し、皮膚が感染する。
深部組織感染: 皮膚の深部や筋肉などの組織が感染する。
骨髄炎: 骨が感染する。
尿路感染: 尿路に細菌が感染する。
肺炎: 肺に細菌が感染する。
予防策
足の手入れ: 足を清潔に保ち、傷口があれば早めに治療しましょう。
血糖コントロール: 糖尿病患者さんは、血糖値をしっかり管理しましょう。
血圧管理: 高血圧の患者さんは、血圧をしっかり管理しましょう。
禁煙: 喫煙は動脈硬化を促進するため、禁煙しましょう。
定期的な健康診断: 定期的に医師に診てもらい、早期発見・早期治療に努めましょう。
まとめ
ASOと感染症は、互いに悪影響を及ぼし合い、重症化のリスクを高めます。日頃から足の手入れをしっかり行い、定期的な健康診断を受けるなど、予防に努めることが大切です。
もし、ASOと診断され、感染の症状が見られる場合は、すぐに医師に相談してください。
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