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金融新聞: 「突然の株大暴落、個人投資家が損切り危機直面-NISAにも試練」 <- 年金機構もどうしようもない状態では?
今回は「突然の株大暴落、個人投資家が損切り危機直面-NISAにも試練」について見ていきましょう。
「突然の株大暴落」 <- に見えますが、昨日のコメントのように、予兆はかなりありました。
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Bloomberg: 7 Aug,2024
「突然の株大暴落、個人投資家が損切り危機直面-NISAにも試練」
「日本株は7月に史上最高値を更新するなど、順風満帆の相場の中で今年に入り信用取引や少額投資非課税制度(NISA)を通じて持ち高を増やしてきた個人投資家」
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「しかし、突如訪れた暴風雨のおかげでわずか3営業日の間に状況は一変した」
でしょうね~
「5日の日本株市場で日経平均株価は12%安と大幅続落し、終値ベースの下落率としてはブラックマンデーのあった1987年10月以来の大きさを記録した」
「市場関係者の間では、信用取引で買っていた個人投資家の含み損が急拡大し、追加担保の差し入れ義務(追い証)が発生したことで処分売り圧力が増し、株価の下げが拡大したとの見方が広がっている」
調子がいいと、当然持ち高を拡張させたくなり、その後暴落すると損失が倍増します。
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信用取引の原理:
金融用語: 「信用取引」 <- 証券業界のお話です|ひなた (FP) (note.com)
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株式の取引に慣れていない場合は、現物取引がいいと思います。
「東京証券取引所によると、個人投資家の信用買い残高は7月26日時点で4兆9809億円と3週連続で増加。国内外の経済やテクノロジーセクターを中心とした企業業績に対する楽観的な見方から18年ぶりの高水準に膨らんでいた」
お~
「信用取引の買い方にとって株価が予想以上に下げた場合、追加で担保を差し入れられなければ、ポジションを解消せざるを得なくなる。7月26日時点の信用買い方の評価損益率はマイナス9.4%。個人が好んで買う値がさ半導体関連株などのパフォーマンスが7月中旬以降さえず、今年最悪にまで落ち込んでいたが、さらに悪化している可能性は高い」
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「一般的に、マイナス10%を下回ると追い証が発生すると言われる」
ということは、資金をぎりぎりで回し、株価が下がっているのに追い書が発生している可能性が大きいですね。
これは、相当まずそう。
「順調に利用者を増やしてきた新NISAの先行きにも影響を及ぼしそうだ。日本証券業協会が6月に公表したリポートによると、3月末時点のNISA口座数は2323万口座と昨年12月末から8%超増え、1-3月のNISA経由の買い付け額は6兆2000億円だった。貯蓄から投資の流れを加速させようと目論んでいた政府の期待も裏切られる可能性」
一言でいうと、政府の推奨でNISAを始めて、破産者を大量生産したということでしょうね。
これでまた、国が弱くなり他国に攻められやすくなります。
ま、自分たちは議員年金もあり、無税のパーティー券の収入もあるので、関係ないとおもいますが。
それにしても、重症ですね。
まだ、表に出てきていませんが、100兆円単位のお金を動かしている年金基金の損失など、想像もできないと思います。
どうするつもりだかはしりませんが、外債投資、外国株式、国内株式の割合を増やしているので、今回の円高と株式暴落で天文学的な年金運用資金のロスを出しているはずです。
どうやって、ごまかすんだかね~
という感じです。
恐らく、現実は相当厳しいと思います。 なんぜ、運用資金が100兆円いじょうですから...
下手をすると、これで年金の支払いが65歳ー>70歳まで延長になるきっかけになってもおかしくないですね。
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