「キャリート」認定コーチ紹介/猪木 理紗
これまでの経歴について
◆管理栄養士をしていました
高校生の頃「自分には特技もやりたいこともない。でも、食事や栄養のことだったら、一生役に立つかもしれない、ダイエットにも興味があるし...」という理由で短大へ進学し「栄養士」の資格を取得しました。
ところが、栄養士の仕事がない!数少ない求人も、早朝勤務や土日も年末年始も仕事をするような厳しい条件の仕事だけでした。
国家資格の「管理栄養士」を取得すればもう少し良い条件で働けるかもしれないと考え、大学へ編入し管理栄養士を取得、地元の病院・施設で管理栄養士の仕事を7年続けました。
◆転職するかずっと悩んでいました
管理栄養士として老人保健施設、病院と4施設を経験しました。どの仕事も大変でしたが、国家資格を活かして新しいことを学び、スキルもノウハウも身に付けることが出来ました。
でも、"なんだか物足りない…。本当にやりたいことってこれだったのかな " と漠然と思っていました。
◆思い切って転職して、上京しました!
28歳の時に "上京するなら今しかない!" と、地元の盛岡から東京の一般企業へ転職しました。周囲の反対もありましたが、この決断が転機になりました。努力した分、成長して、認められる環境にとても満足していました。
キャリアコーチを目指したきっかけ
一般企業に入社してからは、店舗運営、人材マネジメント、採用人事の仕事に携わりました。ところが、契約社員から正社員になり、人事の仕事に携わる事になった直後、企業買収が知らされ退職者が続出し一瞬で人材不足に陥りました。
”せっかく正社員になれたのだから、私が頑張らなきゃ” と休み返上で働き、体調を崩すことも増えていきました。
人事なのにも関わらず、離職率も高いまま職場の環境は改善せず、人材育成の難しさに悩んでいたころに「人が能動的に動くようになる」というコーチングに出会います。
チームのメンバーが変わることを期待していたコーチングですが、自己理解を深めていく過程で過去や自分と向き合うことになります。コーチングを学ぶ過程では、もともと興味があった心理学や哲学にも触れ、本当にやりたかったことや、自分らしさ、自分だけの強みが明確になり、新しい自分と出会ったような感覚でした。
すっかりコーチングに魅了され、もっとコーチングに関わりたい、本物のコーチングを知ってほしいと思い、コーチを目指すことにしました。
キャリートを選んだ理由
「転職することだけが目的ではなく、ありたい姿を実現するためのキャリア支援」であり、HSP(繊細さん)の気持ちに寄り添うことができるという点にも共感したからです。
私自身「何がしたいか」よりも「何だったら認められるのか」ばかりを気にしてしまい、人の目が気になり、人間関係に疲れてしまう…。そんなHSP特有の気質のいくつかを持っており、そのことも影響してか、転職回数は7回を超えていました。
これ以上転職回数を重ねたくない、同じ失敗や悩みを繰り返したくないと思ったとき丁寧に自分の本音と向き合ったことで、やりがいを感じるライフワークに出会うことができたと感じています。
コーチングによって、周囲の雑音をいったん横に置いて、自分自身と向き合い「自分がどうなったら幸せか」「自分が一番輝くとき、夢中になるとき、個性、自分らしさは何か」を知ることで、後悔しない方向性が見えてきます。これらを明確にしたうえで「やりがい」を追求することは、ストレスを感じやすいHSPさん特有の生きづらさを軽減し、自分らしく人生・キャリアを送っていくヒントになります。
「やりがい」を実現することはHSPである・ないに関係なく大切なことですが、その道のりに丁寧に寄り添い、一歩踏み出すことを支援できるのがキャリートのサービスです。
キャリアコーチとして大事にしていること
「あなたの一番の味方でいること」です。
私には ”やりたいことなんてない” と思っていたのですが、唯一やりたかったことをコーチングを通して思い出したのです。それは「動物に関わる仕事」につくことでした。
高校生の時「獣医になりたい」と打ち明けた時に「え?そんなの本気で言っているの?無謀ですね」と言われてしまったことで、すっかり諦めて忘れてしまっていました。
仕事や進路を選択する時には、「自分には出来るのかな」と不安が大きいと思います。そんな時は「不安な気持ちを整理して、やれる方法を探してみよう!」と背中を押せる誰かが必要ですよね。
私は、チャレンジしたいけれど不安という気持ちに寄り添って、いつでもあなたの一番の味方で居られるコーチでありたいと思っています。
キャリアに悩んでいる方にメッセージ
「これからどうしよう…」と悩んでいる方へ。
私のこれまでの人生において「進路に悩んだ時」「転職するか悩んだ時」に、私自身にコーチがついていたら、心からやりたいことにチャレンジして、本気で努力をして、今とはまた違った人生があったかもしれないと思うことがあります。
コーチは、あなたの存在意義や価値観を大切にして、話すことを評価したり、批判したりすることなく聴き入れ、新しい可能性やアイディアを引き出すことが出来る存在です。
本気で頑張ると決めたことを、時には凛として応援することも出来る存在です。
「これからどうしよう」と悩んでいるなら一度、あなたのお話を聴かせてください。今までの自分を変え、新しい自分と出会うためのヒントが見えてくるはずです。
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