退職覚悟で異動した私を待っていたもの。
こんばんは。
今日も読んでくださってありがとうございます。
専業主婦の方がこれからの生き方を考えるときの参考になれば‥と
回顧録を書いております。
10年専業主婦をしながら、自分の中の焦燥感や価値のなさに押しつぶされながら、今現在フリーで仕事をするまでに至った回顧録です。
もうしばらくお付き合いください。
さて、自律神経失調症と診断され
精神安定剤を処方された私。
とりあえずなんとかこの症状から抜け出したいとの思いから、
小さな支社へ異動願を出しました。
その支社には営業3人、コーディネーター1人、事務1人。
昼間は私と事務の方の2人っきり。
やらなければいけないことをこなしながら、
私は心から快適な日々を送り始めました。
夕方になると熱が出る症状はすっかりおさまり
どんどん営業成績が上がっていったのです。
異動して1年たつ頃には、支社内の成績優秀者として表彰されることも増えてきました。
いったい、何が悪かったのか。
その頃になると心の余裕ができて、自分の症状の原因を振り返るようになりました。
原因は人間関係でした。
当時、同じコーディネーターは10名いて全員女性。
リーダーとサブリーダーは非常に仲が悪く、
まだ下っ端だった私は、その二人の板挟みになっていたのです。
ランチに行けば、サブリーダーからリーダーの悪口を聞かされ
帰宅時の電車の中でリーダーからサブリーダーの愚痴を聞かされる。
チームが同じ方向を向いている状態が心地よいと感じる私にとって、
明らかに仲たがいしている二人の間に立つというのは
当然ストレス以外の何物でもなかったのです。
異動した後の支社は、そのような環境とは無縁。
みながそれぞれ自分のやるべきことをやっており、誰かが誰かの悪口を言うような環境ではありませんでした。
やるべき仕事は増えたけど、その環境は私にとっては最高でした。
もう天国!!!
環境が整えば、おのずと結果もついてくる。
グッドサイクルが回り始めたのです。