篠江悠木/こわくないキャリアコンサルタント

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篠江悠木/こわくないキャリアコンサルタント

●キャリコン受験対策…国家資格キャリアコンサルタントを目指すあなたが、安心して試験に臨めるよう応援します。 ●おとなの発達障がい就労対策…コミュニケーションが苦手なあなたが、働きやすくなるような情報をお届けします。

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キャリコン受験者応援・就職苦労人応援の、篠江悠木です

キャリアRe-Birth所属 こわくないキャリアコンサルタント:篠江悠木(しのえゆうき)です。 キャリアコンサルタントとしてのお仕事は 障がいのある方の職業相談、 学生、若年者の職業相談が主要フィールドです。 並行して キャリアコンサルタント受験者のための ロールプレイ練習会も開催しております。 なにぶん1人でやっているので あまり活発にはできませんが 始めて8年ほど、200回以上、のべ280名以上の 練習に同席させていただきました。 悩み、苦しまれる相談

    • あなたの自分フィルターどんなですか

      相談者の状態像を把握しようとする時 私たちはどうしても 『自分フィルター』を通して 相手を見てしまいます。 どうやったって 自分の価値基準が 入り込んでしまうもの。 人間だからしょうがない。 そして ジャッジしてしまうのです。 相談者が 『私のものさしと照らして』 良いか悪いか。 そして 悪いところを気づかせようと 誘導したり助言したり したくなってしまうのです。 しかしそれは 私たちの奢り。 相談者は 私たちと全く違う人生を歩んできて 全く違う価値基準のもと 生きてきま

      • 相談業務の醍醐味

        日々の相談業務の中で 疲れ果てたり 虚しくなったり 恐怖を感じたりして そろそろ辞め時について考えるべきか という思いが胸をよぎると 決まって それを何倍も上回る【良いこと】が 起こって 結局また続けてしまうんです。 人が変わる姿 信じられない変貌を遂げる姿 特徴的な認識に困難性をお持ちの方が 他者視点を獲得する瞬間 爆発的な行動力を発揮する瞬間を 目の当たりにしたり ご本人の中で 醸成されてきたもの 機が熟してその時を迎えたものが 花開く瞬間とか 飢えていたもの

        • 研修で学んだ、ロープレの極意

          最近、キャリアカウンセリングや キャリアコンサルティングの 研修に参加する機会が多いです。 どんな団体も どんな先生も どんな参加者も 皆さん、おっしゃっていることが同じで 私も 「よかった、間違っていなかったんだな」 と確認ができました。 ○ 実技に正解はない 「こういう時どうやったらいいんですか」 「言い方を教えてください」 と求めてくる受験者さんが いらっしゃいますが いい答えなんか、なくて 例え私のやり方をお伝えしても それは私にとっての良いやり方で あなたにと

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        • キャリアコンサルタントという在り方
          249本
        • しごとコミュ力相談室
          99本
        • キャリコンeラーニング
          43本
        • あなたの課題を解決!ロールプレイ個人練習会
          4本

        記事

          下村先生の研修会

          ACCN東北支部の勉強会 下村英雄先生による 『国内外のキャリアカウンセリングに関する最近の論点 -ケア・デジタル・グリーン』 に参加しました。 当初は仙台で対面開催 の予定でしたが 台風の影響を避けるべく 急遽オンライン開催に変更に。 あの下村先生に 直接お会いできないのは残念でしたが 事務局の皆さまのご英断により 移動の不安なく参加でき 遠方の方も参加いただけたりして 結果、とても良かったと思います。 下村先生のお人柄から あぁ、このお方が社会正義を語られるのは

          新HPご覧ください

          ホームページをちょっとリニューアルしてみました。 おかげさまで、キャリアコンサルタント受験生の皆さまから、毎シーズンお越しいただいており、合格者も続々と出ております。 キャリアコンサルタントを目指すにあたり、基本的なこと、わかっておいていただきたいこと、これまでロールプレイ練習会や動画レッスンでお伝えしてきたことの一部を、最初に目にしていただくホームページに隠さず載せようと思い立ちました。 キャリアRe-Birth ホームページ https://peraichi.com/l

          弱いあなたで大丈夫です

          本日は 第26回国家資格キャリアコンサルタント試験 学科試験と論述試験でした。 受けられた皆様 おかえりなさい。 お疲れ様でした。 うん、うまく書けた!バッチリ! …という方は多分いらっしゃらないでしょう。 全員が 「ダメだ…思うように書けなかった…オワッタ…」 と思っているはず。 大丈夫。 全員そう思ってますよーー あなただけじゃないですよーー 学科試験はこれから自己採点できますが 論述はもうどうにもならないので 落ちたとか、何点かとか、 考えても想像でしかありません

          パターンを決めてはいけない

          これまで、ロールプレイ動画レッスンや https://on-line-school.jp/course/careerconsultant 論述動画レッスンや https://on-line-school.jp/course/ronjutsu このブログでも 幾度となく 繰り返しお伝えしてきましたが 未だに、いらっしゃいます。 「自己理解不足」 「仕事理解不足」と 答えなければいけないと思っている方。 「中長期視点不足」 「コミュニケーション不足」と 答えなければいけ

          口頭試問では何を言うか

          ロールプレイの練習も良いですが 口頭試問のほうは、大丈夫ですか? 特に受験生同士だけで練習をしているかた。 いつも言っているその答え方で 本当に大丈夫ですか? 【うまくいったところ】 「相談者がたくさん話してくれたので うまくいったと思います」 と言うあなたは 『たくさん話してくれるのが良い面談』 と思っているのでしょうか。 では、無口で、言語表現が苦手で 語彙が少なくて、悩みの渦中にいる相談者とは 良い面談が築けないのでしょうか。 うまくいくかどうかを決めるのは 相談

          ロープレ練習がつらくなったら

          ロールプレイ練習が つらくなっている方は いらっしゃいませんか。 人から見られている状態で すごい緊張状態の中 知らない方のお話をお聴きして 全力でベストを尽くしたのに 終わってから 「こうした方がいい」 「なんでああしなかったの」 とか言われて。 じゃあアドバイスいただいた通りに 次やってみたら今度は、 前回できていたところが できていないと言われて。 他の人はすごくなめらかに話せていて 自分が気づかなかったところを 突っ込んでいたりして。 つらいですよね。 つらくな

          ロープレではどこか褒めなきゃ!の落とし穴

          相談者のどこかを賞賛して 信頼関係を築きたい。 できているところを褒めて 自信を持っていただきたい。 そう思って 「どこか褒めなきゃ!」と 探しますよね。 ところがそれに相談者が 乗ってきてくれないことがあります。 CC「今まで介護とお仕事の両立、 頑張ってこられたんですね」 CL「別に。嫁なんだから 私がやるのは当然ですよ」 CC(汗) だって…大変じゃないですか… 仕事しながら介護って…。 大変なことをやってこられた、って 自覚してほしいんですよ…。 自信を持って

          ロープレではどこか褒めなきゃ!の落とし穴

          論述試験を甘く見てはいけない

          論述の練習、やっていますか。 ロールプレイ練習と学科の勉強だけ やっていませんか。 「論述ね。まぁ何とか書けそうです」 「多分大丈夫」 そうおっしゃる方が、本番の論述で 非常に痛い目に遭われている姿を 何人も見てきました。 皆様には、そうならないように 論述試験で何が起こるか 心の準備をしていただきたいと思います。 1.時間との戦い 50分という時間を厳守して 書く練習を積み重ねてください。 本当に50分以内に 満足した内容を書けますか。 本番では思った以上に 時間は早く

          キャリコンで深掘りとはどう聴くのか

          前回『キャリコンはなぜそんなに掘るのか』で 相談者が自身の内側をよく見つめ 自身の問題に気づき始め より自分らしい方向へ向かって進むために 私たちは相談者と一緒に深く掘り進んでいく という話を書きました。 では どうやって深く掘り進んでいくと いいのでしょう。 出来事を聞きました。 CC「何があったのですか」 CL「同期の1人が飛び抜けて管理職になった」 気持ちも聞きましょう。 CC「どう思われましたか」 CL「ショックで、悔しい」 聞きました。 …で? 『この後どうす

          キャリコンで深掘りとはどう聴くのか

          世の中には誤差というものがある

          きっちりした正解を 教えてもらいたい、 教えてもらったことが間違っていると 怒りを感じる。 これ障がい特性かもしれません。 でも 人なんて正確に覚えてないし、 世の中なんて曖昧で 変更することもあります。 余白・遊び・誤差はあるものです。 あなたが完璧でないように、 人も完璧ではないのです。

          誰かいい仕事くれないかな

          誰かが自分に 最適な仕事を持って来てくれると 思ってはいけません。 あなたのバックボーンを踏まえた あなたの目で探すと、 あなただけに見えてくる 良い点があります。 迷ったら相談していただいて結構です。 でも 最後はあなたが決めるのが一番いいのです。

          断る自分もなんかいい

          いっぱいいっぱいになったら 断りましょう。 「ごめんなさい、ちょっと もう引き受ける余裕がなくて」 「こっちを終わらせないと いけないんです、すみません」 何でも引き受ける自分もいいですが、 勇気をもって断れる自分も まあまあかっこいいと思います。