ショート/短編「僕、彼女」
夏の昼間、爽やかな風の中、綺麗で沢山空の中に溶け込むシャボン玉を想像して欲しい。それが僕の人生で彼女と過ごしてきた時間だ、そう思っている。
僕はどうしようもなく幸せだった。こうして幸せだったて書くと、彼女ともう僕は終わった、所謂「恋仲」ではなくなったと思われるかもしれないが、実はそうではない、一緒に住んでいた家から出ていって、遠距離になり、お互いに時間と空間の溝は生まれたが、何時も僕は彼女とカップルだし恋仲だしカレカノである。
なぜか人は、人生の中で区切りを見つける事で次に