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母子旅、再び!『旅育』してきた

昨年11月、母子旅に初挑戦。


「"母子旅"ちょっと気になるぞ」と思わせてくれたコミュニティがあるのですが、今回はそこのメンバーたちと母子旅をすることに。

今回の母子旅のテーマは『旅育』

旅育といえばこちらの本!


旅行を通して子どもの"生きる力"を育む

普通の家族旅行でも、旅先での非日常な環境や体験を通して、子どもたちは様々なことを学び、吸収していると思います。
あえて「旅育」を意識して旅行をすることとの違いは、受け身で楽しむだけではなく、計画段階から参加したり、旅の中での役割を決めたり目的を決めたり、子どもたちにも主体的に動いてもらうことにあります。

前回の母子旅でも、簡単なしおり作ってみたり、どこに行きたいか一緒に考えたりはしたけれど、今回は複数家族で計画したからできたことがたくさん!

まず1つ目、子どもたちが初めましてのお友だちと思い出を共有できたこと

オンラインでは毎日のように顔を合わせたり、メッセージをやり取りしていたけれど、対面で会うのは母も初のメンバーがほとんど。
そんな母のウキウキがやっぱり伝染するのか、子どもたちも「あと●日で旅行やな!」と指折り数えていました。

子どもたちにとって、家族以外との旅行は初めての経験。
しかも普段から仲の良いお友だちとではなく、全くの初対面、年齢や住んでいるところも違う子たちと。

ですが、子どもたちもモジモジすることもなく、当たり前に馴染んでいた印象でした。
積極的に挨拶したり、話しかけたりすることも。
安心安全を感じてくれていたようでとても嬉しかったです。

初めて訪れた土地で
初めましての母子と一緒に観光したり
美味しいものを食べたり
わちゃわちゃ遊んだり

とても貴重な経験ができたなぁと思います。


2つ目は、母たちがそれぞれの得意を生かして旅育エッセンスを散りばめられたこと

私は計画することは好きだけれど、効率を求めるあまりに遊び心を置いてけぼりにしがち。
しかし!今回は例えば「たびのしおり」を作ってくれたメンバーがいて、子どもたちが見やすいように、楽しめるように、今後の旅でも使えるような素敵なものを完成させてくれました。

しおりを見ながら行きたいところややりたいことを話したり、旅先のことを調べてみたり。
お友だちとシール交換をしたり、スタンプラリーをしたり。

私だけでは思いつけない、手が届かない、そんな色々なアイデアが他にもいっぱいあって、旅育を実感することができたと感じています。

これは感謝しかない!!!
母子ともにみんなのおかげでより充実の旅をさせてもらえて、本当にありがとうしかありませんでした。

そして3つ目、みんなで母子旅をする、という目的をもらえたこと

我が家は、元は行かない選択をしていました。
さらっと子どもたちに聞いた時には乗り気ではなくて、いろんな調整をしてまで…というのがあったからです。

我が子はもう7歳と5歳、行きたくないところには行きたくないし、やりたくないことはやってくれない。
大人に付き合ってくれる年齢ではなくなっているとひしひしと感じます。

だけど計画が進むに連れて、「母はやっぱり行きたい!」の気持ちに傾き、子どもたちにもう一度話をしました。
すると、すんなりOK!
気分のムラだったようにも思いますが…(笑)

きっと「みんなに会う」という大きな目的がなければ、私も今じゃなくてもいいかーと流していたはず。
いつか行ける時に。
そのうち気が向いたら。
そうして子どもたちとの思い出をつくる機会を逃していたかもしれません。

「旅育」をテーマにした母子旅ではありましたが、私にとっての動機は、リアルで会える機会を逃したくない!!だったように思います。
でも、そのおかげで子どもたちと素敵な思い出を作れました。

旅で必死に何かを学ばせたい!ということではなくて、旅を通じて親子で記憶の配当を得るあれこれを思いつくままにやってみる、とことん楽しむが「旅育」の真髄じゃないかと個人的に感じます。


ちなみに前回の母子旅ではリゾナーレ大阪に宿泊しましたが、「星野リゾート リゾナーレ」では旅の計画段階から子どもが参加することで旅への意欲を高め、さまざまな関心の芽を育む「旅育」を提案してくれます。
いきなり取り入れづらいなぁという時は、旅育メソッドを取り入れてくれている宿泊先を選ぶのもおすすめです。


1歳の娘はパパとお留守番。
父子の時間も楽しかったようで、「定期的にママなしの日作ろうかなー」なんて言葉も。

子どもが異性か同性かで、この先どれくらい一緒に出かけられるかもやっぱり期限があると感じています。
実際、今回の母子旅では7歳5歳の息子との温泉は難しく諦めました。
ついつい私が娘の世話をして、兄たちはパパと遊ぶが定番になってしまっていますが、あえて逆転の日を作るを意識してみるのもいいかも、という気づきも得られました。