職務経歴書を再チェック!書類選考突破のためのポイント
転職活動で重要な職務経歴書。
企業は、職務経歴書を見て、あなたを面接するか判断しています。
そのため、ポイントを押さえずに適当に作成し、見直しもせずに提出してしまうと、いくら実績があっても書類選考の通過率は下がってしまいます。
勿論、書類選考を突破出来なければ、面接にすらたどり着けず、内定を獲得することは出来ません。これは非常に勿体ないです。
特に、人気企業への応募は競争が激しく、書類選考だけで数百倍の倍率に達することもあります。そのため、転職を成功させるためには、しっかりと職務経歴書を見直し、改善する必要があります。今回は、書類選考を突破する確率をあげるため、職務経歴書の作成ポイントを5つ紹介します。
1. 職務経歴書はとにかく簡潔に書く
最初のポイントは、職務経歴書を簡潔に書くことです。職務経歴書はあなたのスキルや経験をアピールするものですが、ここでよくあるミスは、過去の業務内容を細かく長文で説明しすぎることです。
例えば、以下のような文章は避けるべきです。
書いている側は、色んな経験をたくさん書いてアピールしたくなります。しかし、大事なのは、読み手(=企業側)を意識すること。
このようなダラダラとした長文は、読む側にとって負担になりますし、何が言いたいのかわかりません。また、企業の人事担当者は、多くの応募者の書類を短時間でチェックしなければならないため、職務経歴書は簡潔でわかりやすく書くことが重要です。
2. 成果を「数字」で示す
次のポイントは、自分の成果を具体的な数字で示すことです。単に「売上に貢献した」「目標を達成した」「社長賞を受賞した」と書いても、読む側にはどの程度の成果を上げたのか、受賞した賞がどれだけ凄いのかわかりません。数字を使って成果を具体的に示すことで、より説得力のある職務経歴書を作成できます。
例えば、以下のように具体的な数値を加えると、成果が一目で伝わる職務経歴書になります。
このように、どの規模の目標に対して、何人中の成果なのかを明確に数字で示すことで、自分の実績の凄さが伝わります。また、数字は成果以外にも重要です。例えば、大規模なプロジェクトに関わった場合、そのプロジェクトの参加人数や期間などを数字で示すことが効果的です。
こうした具体的な数値を用いることで、あなたがどのように貢献したかがはっきりと伝わります。
3. 職務経歴書を作成したら、1日後に見直す
職務経歴書の作成には、数時間掛かると思います。
作成が終わると「やっと出来た~!」と小さな達成感を感じ、すぐに転職エージェントに提出してしまう方が多いです。
しかし、すぐに提出するのではなく、必ず1日置いてから見直をしてください(大幅に修正する場合も同様)。
作成にあたり、過去の業務や成果を思い返すうちに、自己満足的な内容になりがちです。また、作成直後は疲れているため、内容を冷静に見直すことが難しいです。そのため、一日置いてから見直す訳です。
一日置いて見直しする際のポイントは、上記で記載している通りです。
また、職務経歴書を確認するときは、どんな質問が来るか想定してみてください。面接では、面接官の手元に確実に職務経歴書が置いてあり、それを見ながら質問をしてきます。あなたの情報は職務経歴書しかありません。
4. 誤字脱字は徹底的になくす
職務経歴書で絶対に避けなければならないのが誤字脱字です。これは「当たり前」と思われるかもしれませんが、実際には多くの方が誤字脱字をしています。社会人として、誤字脱字しないことは基本中の基本であるため、誤字脱字があると、社会人としての基礎的な意識が低いと判断されることもあります。
大手企業で書類チェック審査する人は、誤字脱字があるだけで不合格にする人もいるため、細心の注意を払って職務経歴書を見直しましょう。
誤字脱字は誰でも無くすことは可能です。
5. 第三者に職務経歴書をチェックしてもらう
最後に、職務経歴書は必ず第三者にチェックしてもらうことが重要です。自分では完璧だと思っていても、他人の目で見ると改善点や誤字脱字が見つかることがよくあります。また、転職エージェントに職務経歴書を提出すればすべてチェックしてくれると思っている方も多いですが、大手転職エージェントは、ほとんど中身をチェックしていません。
そのため、できれば転職で成功している知り合いやキャリア支援のプロに見てもらい、フィードバックを受けることが重要です。これだけで、職務経歴書の質が格段に向上します。
まとめ
職務経歴書は、転職活動において最も重要な書類の一つです。書類選考を突破するためには、しっかりと見直しを行い、職務経歴書の質を高めることが必要です。今回紹介した5つのポイントを活用し、内定を獲得できる職務経歴書を作成しましょう。
簡潔に書く:長文は避け、要点をシンプルにまとめる。
成果を数字で示す:具体的な数字を使って、説得力を持たせる。
見直しを行う:職務経歴書を作成したら、必ず冷静に見直す時間を取る。
誤字脱字をなくす:細心の注意を払って、誤字脱字を徹底的に排除する。
第三者にチェックしてもらう:他人の視点を借りて、職務経歴書のクオリティを高める。
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