倍率が高い選考にて、「ありきたりな話」で印象に残らず悩んでいる方へ
こんにちは
キャリアージュを運営するキャリアコンサルタントの西村由美です。
これまで、講演・プレゼン・研修と26歳で独立してから14年間
「伝える」「考える」「表現する」「書く」仕事を生業としております。
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エアライン業界だけでなく、倍率が高い企業を受ける際にいくつか「ここ大切!」ポイントがあります。
中でも何が一番大切か?と問われると
私の個人的な意見としては、
一緒に働きたいと思う印象に残る人か否かだと考えています。
※以前にこちらの記事でも書いています
面接の本質は「ふるい落とし」です。
そのため、倍率が高い企業ほど最初は、この中で採用すべき人は誰か?みたいな非効率的な採用方式ではなく、この中でわが社に(エアラインならCAにと職種も入る)相応しくない人は誰か?と落とすための試験を実施します。※ふるい落としされないために大切なことはまた次回以降に書いていきます。
ある程度、ふるい落としの中で残った方の中で初めて、この中で誰を採用すべきか?と考えて応募者と向き合っていきます。
その時に大切になってくるのが冒頭でお伝えした、一緒に働きたいと面接官の印象に残るか否か。
この話をすると、学生さんから必ず聞かれる質問に
「ありきたりの回答になってしまいます。だから、一生懸命話をしているんだけど、面接官から興味を示してもらえないのがすごく分かってしまう。どうしたらいいですか?」
と、「ありきたいな話」をどうしたらいいか?問題があります。
少し考えて頂きたいのですが、そもそもありきたりな回答とはどんな回答なのでしょうか?
私は責任感があることが強みです!などの「責任感」の言葉のようなよく使う言葉、表現がありきたりだから、ありきたりな話になるのでしょうか?
それとも、自身のアルバイトエピソードなど経験してきたこと内容そのものがありきたりな取り組みだから、ありきたりな話になるのでしょうか?
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では、逆にみんなが使わなさそうな言葉や表現に変え、誰ともかぶらなさそうな経験を行いエピソードを作っていけば、ありきたりな話でなくなり、面接官から興味を持たれるのでしょうか?
本当にそうなのでしょうか?
※以前にこちらの記事でレアな人とスペシャルな人との違いから印象に残る内容を書いております。
大切なことは経験そのものがありきたりか否かなのではなく、応募者だからこそ自身の経験を通じて気づいた視点・アンテナ、応募者だからこそ語れる自身の意見・考えを伝えていくことなのではないでしょうか?
なぜそう考えて行動したのか?
なぜあきらめずにやり通したのか?
どうやって工夫をし続けたのか?
そんなあなたの経験はオンリーワンになるはずで、ありきたりになるわけがありません。
おそらく、ありきたりになってしまうのは、「なぜ」を掘り下げないまま、表面的に伝えているので、一般論になっており、結果、いくら一生懸命心をこめて伝えても、ありきたりな話に聞こえてしまうのだと思います
いろんな視点で自身の経験を捉えて「何を」伝えたいのか?そのために「なぜ」と言語化してみましょう
言語化できない、分からない方ほどご相談下さい。
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