面接官に刺さる伝え方① エアライン業界
こんにちは、キャリアコンサルタントの西村由美です。
これまで、講演・プレゼン・研修と26歳で独立してから
「伝える」仕事を生業としております。
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今日はその観点から、エアライン面接にて伝えなければいけない
①自身の印象力とは何か?
②これまでの経験を言葉で伝わるように伝えるにはどうしたらいいか?
この2点についてお伝えしたいと思います。
今日は①の印象力について。
印象力はよく聞く言葉なのですが、そもそも「印象力」とは何を意味しているのでしょうか?
通常、エアライン業界で言われていることは、表情や姿勢、雰囲気などを指しますが、たくさんの受験生がいる中で姿勢を正して笑顔で話せばみんな受かるのでしょうか?
ぜひ、自分の視点でどうしたらいいか?を考えるのではなく面接官の視点に立って考えてみましょう。
そもそも、エアライン業界において客室乗務員採用の条件の1つに、「ミスマッチを防ぐ」があります。
入社したものの訓練中に「やっぱり客室乗務員の仕事は私のやりたいことではありませんでした」と退職をされたり、無事に訓練が終わったのに「全く客室乗務員の仕事に向いてない」人をどう育成するのか?で悩むなどでは現場は困ります。
そのため面接官の方々は、短い時間の中でミスマッチを防ぐための必要な情報を本気で見つけていきます。
何を見ているか?
それは、あなたが面接官の前に立った時から、面接官の目に映る印象の情報すべてです。
ストッキングがダブついている、だらしがない方だな。
シャツの一部に化粧がついている、気を緩めてしまう方なのかな。
口元笑っているけど、目が全然笑ってない、普段からあまり笑わない方かな。
などのマイナスな印象から察する人となり
ずっと姿勢が崩れないな、体幹がしっかりしている方だ。
人の話をしっかり聞いている、集中力あるのかな。
素直に「はい」と笑顔でうなづく姿勢が、仲間に入れると教えやすそうだ。
などのプラスな印象から察する人となり
面接官は情報を受け取っていきます。
たとえその情報が「本当は違う」としても受け取り手がそう思ってしまえば、残念ながらそれが正解となります。
なので、求められる印象力とは、
とにかく単に笑顔で雰囲気をよくしようと頑張ることではなくて
自分はどんな人だとメッセージを伝えたいのか?をまず明確に定義すること、そのうえで、その伝えたい印象メッセージが相手に伝わっているのか?相手の視点で印象見る。
そのうえで、印象の再定義していく必要があります。
印象力は本当に奥が深いです!
次回は、伝え方について書いていきますね。
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