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知っている人がコッソリ実践している⁉人徳(にん)が必要になる3つのポイント


U-30とミドル、シニアの転職活動の違い

新卒や第二新卒についてはかなりの先行投資という形になるけれど、給与水準も年収レンジも低いため、回収まで3年ぐらい見越すことができれば、プラスになり組織や会社に貢献してくれると思われている。

U-30ぐらいまでは採用に投資した分を回収するまでに短期間で済むのと、若手なのでハードワークができることから、ポテンシャル採用をするケースが多くあるのが実態。

企業もU-30までなら採用基準のハードルは低い設定になっているところが多いので、書類選考、面接通過率も高い水準ですすんでいくことが多い。

しかし、30歳を超えたあたりから、書類選考、面接通過率もハードルが上がり始めてくる。

それはポジションと年収と回収のバランスが歪になってくる。
面接をしながら経営者は投資をして回収をして、プラスになるまでどれぐらいかかりそうなのかを計算していく。

社内のバランスもあるため、常にどのポジションの人とどのポジションの人の間のレンジになって、あの人とこの人がこれぐらいで回収できているから、応募者の方はこれぐらいで、プラス転換できるという判断を瞬時に行っている。

採用は投資であり、投資はリスクがあるけれど、回収見込みが立ってプラス転換できるためにはある戦略をもって面接にのぞまないといけない。

経験×ストーリー性で自分を売り込め

新卒や第二新卒については経験値がゼロに近く、中堅、ベテランになるにつ入れて、経験値がどんどん高まっていくことになる。

たまにあるのが、トップダウン方の経営方針で長年勤めてきている人にとっては、それが常識と思っていたことが、激しい競争社会に出てきた途端に、非常識に変わってしまうこともあります。

しかも本来求めているスキルや経験よりも範囲が狭くなってしまう傾向があり、そのギャップがあるため、お祈りメールが届くことになってしまうのです。

こういう人の経歴の9割は、新卒で入った会社が一番長くて、2社目以降が短期的に転職を繰り返しているケースが多く、ジョブホッパーになっている人が9割いる。

経験値は個人差があり、修羅場をくぐった数や黄金の引き出しの数というのは、社歴だけを見てもわかるものではなく、話を聞いてみないとわからないことが多い。

短期的には会社の利益になるけど、中長期的にみるとクライアントの利益につながる方法で信用と信頼を勝ち取ってきたからこそ、自分自身の考えが正しいという自信も持つことができるし、周りの優しい圧力や同調圧力にも屈せずやってくると、自己肯定感も爆上がりです。

当然、説得力もハンパないし、感情がこもって語ってくれるので、あっ!この人は短い期間にここまでやってきたのかということを感じることができる。

例えば、ベテラン漫才師のように抑揚をつけただけで淡々とセンターマイクに向かって漫才をしているよりも、感情的に話して、表情やリアクションが大きくて、舞台全体を使う漫才では熱量が違ってくる。

その人から出てくるストーリーっていうのは、自分しかわからないし、周りがどういっても気づくことはありません。

あなたは何屋ですか⁉1行で説明してください

これは自己分析がしっかりできていないと、答えられない質問の1つであり、長く説明をすればいいというわけでもなく、キャッチコピーのように「私は〇〇〇〇です」といえるかどうかである。

よくスポーツ中継を見ていると、選手名の上に短いキャッチコピーをつけている。

これは古舘伊知郎さんがプロレス中継で「燃える闘魂!アントニオ猪木」とか、F1中継で『音速の貴公子 アイルトンセナ』といったことがきっかけとなり今日まで続いているとか、いないとか。

格闘技やプロレス中継では選手をひとことで表現することが多いので、TV中継を見るときに出てくるテロップに注目をしてみてください。

話が脱線してしまったので戻してきますが、自分自身のことを1行で表現できる人は本当に少ない。

これは自己分析をしっかりして、自分の経験とストーリーがわかるワードセンスが問われるものであり、対話のセッションをしていっても数時間でできる人もいれば、数十時間かかってやっとできる人もいる。

これはその人がどうやって仕事に向かっているのか、どんなドラマを持っているのかが見えてくることになるので、対話のセッションでやっていくうちに見つけることができるものである。

誘導することもないし、こちらから何を言うでもなく、自分で経験したことを話してもらったら、整理整頓をしながら、見える化、言語化していく作業が必要になる。

この訓練になるのがアウトプットの量である。
SNSで発信している人というのはすごくうまく表現をすることができるけど、見る専の人にとってはこれが超絶難しいことになり、テクニック論に走りがちになってしまうことが多い。

特に成功体験や失敗体験という特別な体験をしている時は、ストーリーがあってめちゃくちゃいろいろなことが凝縮されている。

仕事に対する姿勢であってあり、壁を越えて新しい景色を見に行った方法や、新しい目的地に着くまでの方法など、実に十人十色のストーリーがあり、強みになっていることがすごく多い。

そのドラマのストーリー性がシナジーをうんで、転職先で活躍してくれるとイメージできると内定へ近づくことができるようになる。


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