書類選考で見ている3つのポイント!?
転職サイトでもわかる、ポイントの別れ道!?
転職活動をする時に準備しなきゃいけないのは履歴書と職務経歴書です。
履歴書は今までどういう会社に、どの程度の期間勤めていたのかを書くためのもので、転職歴が1回、2回の人にはあまり注意すべき事はありません。学歴と職歴を正直に書けば良いんです。
ところが、私のようにやんごとなき事情を持っている人は話が別です。
もちろんウソを書いてはいけませんが、ちょっとした脚色は必要です。
空白期間について説明できるかどうか
前職を退職してから3ヶ月以上空いてしまっている人の場合、人事は余計なことを勘ぐります。
リストラされて、次が決まらないということは、つまり優秀な人材ではないというイメージがあります。
そうした時に、1行こういう言葉があると会ってみようという考えもでてきます。
例えば、転職活動をしながら実家の家業を手伝っていました。
友人が会社を立ち上げたので、その手伝いをしていました。
この機会に英語、簿記、経理…資格取得の勉強を集中しておこなってきました。
つまり、無能だから仕事にあぶれたんじゃなくて、自らの意志でちょっとの期間他の仕事をやっていたんですという体裁を用意しておくという事です。
しかし、履歴書よりも重要なのは職務経歴書(レジュメ)です。
特に外資系では、学歴なんてどうでも良いんです。
転職歴が何回あろうが、大した問題ではありません。
大事なのは、この人が期待通りの成果を挙げてくれるかどうか、そのために必要なスキルと実績を持っているかどうかなんです。
そんな蓋然性を表現するのが職務経歴書なんですから。
100人いれば100通りの書類が出てくる
人事の手元には広告媒体、エージェントから数多くのレジュメが送られてきます。
100人、200人という単位で転職希望者のレジュメを見ましたが、この書き方って人によって千差万別なんですよね。
しかもなぜだか分かりませんが、転職エージェントもこれを直させないんです。
こんなレジュメの書き方では何をやって来たのか全然分からないじゃんってクオリティのものでも、そういう指摘をしないんです。
理由は2つあります。
1つは大量に応募をさせること、応募数、面接数のKPIがあるため、スピード勝負になっているからです。
もう1つはエージェントの質が落ちていることがあります。
求人票に書ける内容を聞いて、パソコンでマッチングするだけというエージェントが増えています。
人柄であったり、キャリアの思考性など細かいことを質問すると、答えられないことが多い。
本当に採用のパートナーとして一緒にもがいてくれるエージェントは1割いればいいでしょう。
人事としてやってほしいことをきちんと伝えているのですが、エージェントからしてみればSランクのお客様以外はあまり応対がよくないのが現状です。
それがエージェントが質が落ちている原因であるともいえるのです。
レジュメの書き方次第で、面接に行くか、そこで終わりになるかが決まってしまうというのに、この書き方を指南する人が存外少ないのに驚きます。
シンプルに3つの点をまとめてみよう!
職務経歴書については3つのポイントでまとめることができるかどうかがポイント。
1:あなたが担当してきた業務について
2:そこでの実績
3:身についたスキル
この3つについてまとめることが最優先事項なのですが、これができていない人が9割。
これができない理由として次のようなことが想定されます。
提出する企業ごとに違うフォーマットに書いてしまう。
素っ気なく書き過ぎで、あなたが何ができるのか、どう貢献するのかがわからなくなってしまった。
反対に事細かく書いてしまったため、スキルの特徴がわからなくなってしまった。
業務と実績の区別がつかなくなり、スキルの棚卸しができていない。
数字で説明をすることができない。
「就業先によって異なるフォーマットで書いてしまう」というのは、A社で勤務した時の経歴の書き方と、次のB社時代の書き方に統一感が無いという事です。これは非常に読みづらいのでフォーマットは合わせて下さい。
素っ気なく書いてしまった例としては、営業5年、企画5年などと書いてしまう。
その他にも法人第二営業部、総務課などと書いてしまう。
何で感じで、これだけの情報であんたの何を理解しろって言うわけ?と突っ込みたくなるような書き方をする人を指しています。
私的にはこんなレジュメは見た瞬間にゴミ箱行きです。
そしてそれを指摘しないエージェントとは二度とお付き合いをしません。
自分を売り込みに来ているのに、売り込む情報が盛り込まれていない資料を相手に読ませるのって不親切極まり無いのでお断りします。
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