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知らないとヤバい⁉あなたが何者かということを伝えるための3つのポイント


あなたは何者ですか⁉

究極な自己PRはあなたは何者ですか⁉という質問に対して、1行ぐらいでこたえられることが理想的です。

面接の最初に自己PRを話してくださいという質問が多いのですが、ここで質問の糸口を探っていることに気づいてください。

あなたがどんなことをやってきたのか、どんな実績があるのか、再現性のあるスキルなのかなど、話を通して判断をしていることが9割あります。

この質問の意図としては、自己分析ができていることはもちろんですが、うちの会社で必要とされるスキルがあり、再現性があるかどうかということが判断をできるポイントになります。

自分はどう見られたいのか?

あなたのアイデンティティは何だろう?
これはあなたの原体験から実績や肩書がそれにあたるのかもしれない。
十人いれば十通りあるわけで、個性でもある。

Who am I?→自分は誰なんだ!?
「もっとも人生で素晴らしいことはあなた自身でいること」っていうけど、自分自身でいることって何だろう?

ここは人それぞれ違う回答が返ってくることになる部分でもある。
過去にどんな体験をしてきたのか、どんなことを失敗してきたのか、どんなことを成功してきたのか、目の前にある壁を超えるために何をしてきたのかによって変わってくる。

「正解がない」ので一番難しく、セッションをしていくうちに見えてくることがよくある。

人より上に立ちたい自分がいて、人より上にいることでメンタルが安定することは誰もが持っていることです。

みんなから褒められたい、賞賛されたいなどの承認欲求を満たすために頑張っている人もいる。

そんな評価を気にすることなく、自分というものがあって生きていける強さがあるのではないだろうか。

『〇〇プロジェクトを手掛けてきました』では全く伝わらない

人材紹介会社への登録面談でも、企業面接でも『〇〇プロジェクトを手掛けてきました』という人が9割いる。

『すごいですね~あなたはそのプロジェクトの中で何をやってきたんですか?』と突っ込んで聞いていくうちに、歯切れが悪くなるパターンが多く、お祈りメールになったり、案件の紹介数ががっくり減ることについてはあまり知られていません。

人材紹介の登録面談時には、はめ込み型のエージェントの場合は深掘りはしません。

表面的なことをヒアリングするだけなので、コミュニケーションをとっているというよりも、インタビューされているというか、プレゼンテーションというか、なんともいえません。

例えるなら、大工さんが、一本の大きな木材の表面をかんなで削るように、薄っぺらいものになってしまいます。

寄り添うエージェントの場合は、プロジェクトの詳細を聞くために深掘りポイントがある。

「そうなんですね~そのプロジェクトは何人から始まったんですか⁉」
『最初は5人からスタートしました』
「なるほど、5人からスタートして、主にどんなことをやってきたんですか⁉」
『そうですね~、社内の根回しはもちろんですが、市場調査であったり、データ分析などをして、プロジェクトの根幹の部分を担当していました』
「すごいですね~プロジェクトの中心メンバーとしてかつやくされたんですね~」
というようにコミュニケーションをとりながら、何をどうしてきたのかというのを瞬時に分析をすることになる。

「提携先はどのように探されたんですか⁉」
『上司と二人三脚でインターネットや口コミから調べて、3つに絞ってから商談をはじめました』
「そうなんですね~選定する時に苦労なさったことはありますか?」
『予算との兼ね合いがあったので、価格交渉の難しさがあったのですが、上司と一緒に交渉にあたったのですが、予算に合わせることがなかなかデッキずに、予算オーバーを覚悟していたのですが、そのうち1社が御社と取引させてもらうのが初めてなので、予算内に収めましょうといってくれたことですかね。』
「なるほど~予算との兼ね合いがあると何かと上層部への進言をするのがむずかしいですよね~」
というように、深掘りポイントできっちり深掘りをしてくる。

携わったプロジェクトについては、どんな役割で、どんな職責があって、どんな実績をあげたのかまで伝えないと、実績をアピールすることができません。

つまり、数字、ファクト、ロジックの3点が揃っていないと、閉店ガラガラとシャッターを閉じられてしまうということに気づいていない人が9割である。

チャンスは自分でつかんでいくもの

外国人と仕事をしていたり、話をしていたりすると気づくことがあります。
グイグイ、ガンガン自分を売りこむチャンスを狙っている。

日本人の場合は謙虚さがあり、出る杭は打たれるのは困るため、控えめというイメージがある。

すごい実績や経験をされているにも関わらず、「いや~っ誰でもできることじゃないですか~」とか「私のチームは他のチームに比べて、チームメンバーに恵まれていましたので」というように答えてしまう。

褒めなれていないというのもあるけれど、謙虚さがないと自意識過剰、自信過剰なんじゃないかと思われる。

管理職の実績についてはすごく難しいところがある。
チームメンバーが優秀だったからできたことなのか?
自分の采配がうまくいったからできたことなのか?
線引きがすごく難しい。

仕事というものは1人では完結することはなく、数人が集まって完結するケースが多いため、「自分なんか大したことはしていないんですよ~本当に優秀なメンバーに支えられた結果なんですよ」というようになってしまう。

このパターンだと自分がどんな役割をしてきたか、どんなことをしてきたのかが全く見えないため、お祈りメールになってしまったり、閉店ガラガラとなって、話を広げるテクニックがないとそこで終了となるのは間違いない。

「チームワークを重んじて」「自分が自分がということをいうことはよくない」という風習が日本独特なものかもしれません。

謙虚な話し方から抜け出すことができなかったから、チャンスを逃していることに気づいていない人が9割いる。

多くの人たちがプロジェクトにかかわつているからこそ、みんなの力で突破をしたというイメージが強くなるのはわかるのですが、人の力があったから突破できたこともたくさんあります。

具体的に話をすることができることによって、自分の強みも見えてくるので、きちんと自己分析をする必要がそこにはあるということに気づいていない人が9割。

きちんと経験を棚卸しておくことはもちろんですが、どんな些細なことでも構わないので、言語化をすることをオススメします。

できて当たり前、知っていて当たり前のことでも、他人にとっては有益な情報であり、それがあなたの強みだったりするからこそ、自分とちゃんと向き合ってほしい。

運命の分かれ道!再現性の有無

企業が採用をするのかどうかは、再現性があるかどうかの1点なんです。
外資系企業の場合については昇進の際に面接を行われることが多く、日本企業の場合については、人事異動の辞令のみで面接などはないのが9割である。

アウトプットする機会が多く、言語化することに長けており、何をアピールするべきなのかも熟知されていることが多い。
試される側も相手を説得することができるだけの材料や実績を準備してアピールすることがうまい。

自分自身の仕事について具体化することはもちろんですが、ロジックとファクトと数字で話をしてくるので、客観的にわかりやすい。

例えば、人事制度の改定をしたのであれば、外部コンサルト協業してやったのか、自分自身で0→1でやったのかによって評価はすごく変わってきます。

何でもかんでも内製化する企業であれば、後者の評価が高く、時代の流れにあったものを作り出す企業であれば、前者が評価が高くなります。

これは企業のカラーによって評価ポイントが大きく異なりますので、求人票をしっかりおかないと、面接で致命傷になる可能性もあるので気をつけてください。

大切なことはたった1つです。
自分がやってきたことを過大評価せず、過小評価せず、話を盛らずに淡々と事実を述べること」がすごく大切なんです。

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