転職活動で苦労したことベスト5
2000人以上の転職相談でわかったこと
現職中に転職活動をうまくできればいいのですが、リスクがあることもあるので、できるだけわからないようにしたいところ。
特に面接のスケジュール調整が最難関かも知れません。
1次面接については18時以降だったり、土日だったり調整をしてくれることがあるけれど、役員面接や最終面接となると、平日の日中ということがほとんどである。
有給休暇を利用してもいいところですが、使いすぎると怪しまれたりすることもあるので注意が必要です。あります。
自己分析についても学生時代にやったことがあるから大丈夫と思っていても、実際に面接をしてみると、自分の強みやストーリー性のない回答をしてしまって、お祈りメールが届くことになってしまう。
意外と知っているようで知らないことが多く、苦労をすることも多くあります。
転職活動で多くの人が苦労すると感じるポイントを以下に「ベスト5」としてまとめました。それぞれにどのような背景や課題があるかも併せて説明します。
1. 自分の強みや市場価値の整理
背景
自分のスキルや経験がどのように市場で評価されるかが分からず、自信を持てない。
自分の強みやアピールポイントが曖昧なままだと、応募書類や面接で効果的に伝えられない。
具体的な課題
職務経歴書や履歴書で何を強調すれば良いのか迷う。
自分に合った求人を探すのに時間がかかる。
対策
自己分析ツールやキャリアカウンセリングを活用して強みを整理する。
市場価値を知るために人材紹介会社や転職エージェントのアドバイスを受ける。
2. 応募書類の作成とカスタマイズ
背景
職務経歴書や履歴書を応募する企業ごとにカスタマイズするのが手間。
書類選考で落ちると、自分の書類に何が足りないのか分からず悩む。
具体的な課題
自分の経験やスキルをどのように魅力的に表現すればいいのか分からない。
書類作成に時間がかかりすぎてモチベーションが低下する。
対策
成果や数字を具体的に盛り込み、実績を明確にする。
転職サイトやエージェントでプロに書類を添削してもらう。
3. 面接対策と企業研究
背景
面接でどのような質問がされるか不安で、準備不足に陥りやすい。
企業の文化や仕事内容が自分に合っているか見極めるのが難しい。
具体的な課題
質問に対して的確に答えられない。
志望動機が曖昧になり、企業側に熱意が伝わらない。
対策
面接の練習を友人やエージェントと行い、回答をブラッシュアップする。
企業のホームページや口コミサイトで事前にリサーチし、具体的な質問や回答を準備する。
4. 求人情報の収集と選択
背景
求人情報が多すぎて、どれを選ぶべきか分からなくなる。
条件の良い企業が本当に自分に合っているのか判断が難しい。
具体的な課題
多くの求人情報に圧倒され、時間が足りない。
「条件が良すぎる求人」に対して疑念を持つが、深掘りできない。
対策
優先順位を明確にし、自分の希望条件に合った求人に絞り込む。
転職エージェントを活用して、信頼性の高い求人情報を収集する。
5. 現職との調整とスケジュール管理
背景
現職が忙しい中で転職活動を進めるのが困難。
周囲に転職活動を知られたくないがために、時間を確保するのが難しい。
具体的な課題
平日に面接や企業とのやり取りができない。
内定をもらった後、退職のタイミングや手続きでトラブルになることがある。
対策
転職活動を効率化するために、事前にスケジュールを立てる。
退職の際は法律や会社の規則を確認し、トラブルを避ける。
まとめ
転職活動で苦労することには、「自己分析」「応募準備」「面接対策」「求人選定」「スケジュール調整」が含まれます。それぞれに計画性を持って対応し、必要に応じて転職エージェントや専門家のサポートを受けることで、これらの課題を効果的に解消できます。
ここから生まれたのがcareerjunction
人生100年時代になって働き方も多様化してきており、子育て世代にとっては長時間労働よりも子供との時間を大切にしたいとか、子供の成長を見守りたいからという理由で、地域限定社員になったり、出世レースから降りる人も多くなっています。
管理職は罰ゲームであるということが、いろいろなメディアで取り上げられたり、やりたいことを仕事にするというマジックワードで、従来の働き方以外の形ができてきました。
新卒社員は賃上げでベース給が高く、高待遇されているのも事実ですが、これからの時代、結果を残せない、組織に貢献できない人材については、年齢を問わずリストラの対象になる時代です。
組織内の不都合分子の2割を代謝したとしても、上位から2割がその層に落ちてくるので、常に新陳代謝をしていないと組織が活性化しないというのは事実です。
最近ではセカンドキャリア研修という名目で、代謝させる方法を企業が身につけており、寄り添い型の代謝を促す。
早期退職制度や解雇ということになると年齢や社歴が関わってくることもあり、ニュースになるとイメージダウンにもつながってしまうので、それを避けることで生み出された技である。
そうなる前に準備をしておこう!というのがcareerjunctionなんです。
私は常に言い続けているのが、常に退職届を懐に入れて仕事をして、準備をしてから試行錯誤をしながら転職活動をすること。
ウィスキーの樽をつけたセントバーナードではありませんが、就職した会社で一生涯勤め上げる時代ではありません。
出世レースが終わるのが40代であり、出世するか、万年係長かという分岐点でもあります。
人手不足の時代ではありますが、会社や組織に貢献をしない人はドンドン追い込まれていく時代に変わっています。
リストラの通知は急にやってくる
人事や上司から呼び出されて、退職交渉が始まってから転職活動をする人もいますが、心技体が揃っておくうちに準備をした方がいい。
リストラになって早期退職金をもらえるケースならお金についてはすぐに心配することはないけど、6ヵ月無収入で暮らせるかどうかはライフステージによって変わってしまう。
逆に早期退職金をもらえない場合については、失業保険をもらえるまでの期間は無収入になりますし、失業保険が給付されてもあまり期待できないので、お金については常に不安がついて回ります。
最近ではパラレルワーカーを探して、お試し転職をする会社も増えてきていますし、副業、複業をフックにしてて即戦力を探している企業も増えています。
逆に自分のスキルを見てもらえる場をつくり、合わないということであれば双方合意しない限り、転職をしないという選択もある。
無駄に社歴を増やすリスク、早期退職のリスクを背負って転職をするというよりかは、自分のスキルを活かせるとはっきり分かったところで転職をするという選択がこれから出てくる時代。
今までのように会社を辞めて、新しく入った会社がブラック企業でとか、合わないと感じると数カ月でまた転職活動をするのであれば、双方にとってwinwinの関係になる。
言語化の鬼になる
転職をするということから逆算をして考えることが必要になります。
その時に自分にはどんな感情があって、どんな性格や性質があって、どんなできることがあって、どんな生活があるんだろう!?と考えた時に、言語化の鬼にならないとできない。
自分では当たり前のことだったとしても、人からしたらすごいスキルだったり、強みになっていることがあるけれど、1人で自分と向き合ったとしても答えは出てこない。
壁打ちをしながら、言語化してきたことについて深く考えて、ストーリーを作り上げていく。
そうすると現職で残るのが正解なのか、転職をしてチャレンジをすることが正解なのかということが見えてくる。
考察や分析をすることは1人でやっても答えが見つからず、時間だけがどんどん過ぎてしまうことになり、動けないことも9割ある。
市場価値の定義って⁉
市場価値が高いのか、低いのかは人材紹介のプロでもわからない。
なぜなら、市場価値という言葉をどう定義するのかによって変わってくるからだ。
市場価値は年収やポジションで見られることが多いけど、成長性がない、スキル不足ということになると、評価が下がっていくことになり、リストラの名簿に名前が載る。
実は誰も教えてくれず、人材のプロでも知らない事実。
次の公式が大きな意味を持っている。
定数…コントロールできない部分
(上司、チームメンバー、会社規模、上場、未上場、業界、業種、職種など、自分の力では変えられないもの)
変数…コントロールできる部分
(評価を変えるために努力すること、信用と信頼を得るために目の前の仕事に集中することなど)
変数については入社後に評価システムを理解して、ボスコントロールをすることによって評価を上げていくことに専念をすると、出世も昇給も早くなるというのが特徴です。
精神論や根性論であなたのがんばり次第という言葉をよく使いたがりますが、実はこの部分であり、本人が覚悟を持ってできるかどうかである。
定数を変えることで市場価値が上がるということを信じている人が9割いる。
しかし、重要なのは変数の部分であり、ここが雪だるまのように増えるのか、減るのかであなたのキャリアが大きく変わるということは誰も教えてくれない。
業界、業種、儲かっている会社については給与額が高い傾向がある。
インセンティブ制度で稼ぐ、ハイリスクハイリターン型なのか、緩やかな右肩上がりの賃金カーブを描くのかで幸福度が大きく変わっていく。
変数を変えるということは、自分自身で緩やかな賃金カーブを描くことができるようになるということである。
言語化することができれば、言葉を紡いでストーリーをつくることによって、自分が描いているキャリアを実現できるかどうかがしっかりわかる。
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