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人の成長は人それぞれ!成長しきったらあとは持久戦になる!
ライバルは同期の他人ではなく、自分自身
2020年の新卒入社はかなりレアケースであり、これから企業の新卒研修が大きく変わっていくかも知れないという、初代のロールモデルになる可能性があります。
なぜなら、コロナショックの影響で集合形式で軍隊式の新卒研修が、テレワークスタイルでオンライン研修に変わったということ。
今まではその場所にいかないとできなかった研修が、オンラインで社員の後ろにいるかも知れない家族やパートナーに見られている可能性がある。
新卒採用もオンラインになっており、学生さんと対面に座る形で親御さんが座っていて、まるでテレビ局のフロアーデレクターのようにいろいろな指示を出していたりする時代です。
常に誰かに見られているということを意識してしまうあまり、いつもの調子が狂ってしまっている講師や面接官も多くいます。
オンラインで行う研修のため、抜本的な見直しはもちろんですが、伝え方についてもすごく慎重になっているというのが現状です。
通信教育の講座のように一方的に解説をしていくわけではなく、グループディスカッションからのプレゼンやロールプレイングまであるので、今年は特に担当する現場の営業や役員もいつもと勝手が違い困っていました。
ゴールデンウィークが明けると仮配属期間となり、OJTがはじまるわけですが、今年はリモートワークになるのか、同行しながらのOJTになるのかは各企業の対応次第であり、緊急事態宣言の解除か延長かによっても大きく変わってくるのは間違いありません。
最初の上司で社会人としての基礎レベルが変わる!?
最初に仮配属をされた上司からキツ〜い洗礼を受けたことを思い出しますが、実はそれがフレームになっているとは、数年後に実感する事になりました。
配属された初日に喫茶店に連れて行かれて、開口一番言われたこと。
「社会人の成長力って、最初の上司がどういう人だったのかで決まるんだよ!厳しいことをいったり、時にはきつい言葉をいうかも知れないし、また、時には理不尽なことで怒られるかも知れないけれど、それは数年後に血となり骨となることだから、腐らずにがんばろう!」
「嫌いになったから棘のある言い方をしたり、仕事を取り上げることはしないから、些細なことでもドンドン質問をしてほしい。わからないことがあたり前だし、顔色を伺わなくていい。失敗してもいいからやりきってほしい。頑張っている姿をみれば、周りからいろいろ手を伸ばしてくれるし、そうすると仕事の幅がドンドン広がっていくんだよ。腐ってしまったら誰もが助けてくれないから、手を抜くなよ!惰性で仕事をしたらその時は容赦なく叱るからな。」
いきなりの先制パンチを喰らい、今ならマウンティングかよ!っていう人もいるかも知れないけれど、正解がわかったのは数年後転職をしてから、部下を持つようになった時に気づいたこと。
その人は伝え方が非常にうまかった。
厳しい現実についてはしっかりと伝えること、見ていることをしっかりと伝えることで、チーム全体がどこに向かって走っているのか、何をしなきゃいけないのかをちゃんと行間を読んで伝えてくれる人だった。
カイゼンをすることは簡単にできることであり、やり方を変えたり、考えを変えて柔軟に時代に対応をしていくことを教えてくれた。
常にいろいろなことを学んで発信し続けることで時代の変化にも対応できる能力を身につけることができた。
常に先を読み、仮説思考で「この件について私はこうしたいんです。」というと、「よっしゃっ!それやってみよう!」とか、「もし断られそうになった時にプランB、プランCはちゃんと用意している?」とか、答えを教えるのではなく、引き出しを増やすようにいろいろと脳みそに汗をかきながら、もがいて、必死にいろいろなことを知らず知らずの間に身に着けさせてもらった。
人の成長は努力☓運☓時代の流れ!?
同期はよきライバルでありながらも、よき仲間でもあります。
仮配属期間で指導役とピッタリと息が合うことができれば、売上が上がり、会社へ貢献することができるようになります。
配属された月に売上が上がる人もいれば、数ヶ月経ってから売上が上る人もいる。1年近くなってから売上が上る人もいる。
人の成長というのは人それぞれ違いますし、早熟型、普通型、晩成型、持続型などと言われることがありますが、周りからのプレッシャーもハンパないかも知れませんが、マイペースで目の前にある仕事に集中してやってみてください。
差がつけられたという錯覚に陥ることもよくありますが、敵は自分自身であり、1年後成長していることが実感できるようになれば、不安はどこかへ消えてしまったりするもの。
また、いい上司に巡り合うことができ、ちゃんと見てくれているのであれば、この部分については伸びているけど、ここの部分について伸ばしてほしいなど、フィードバックをしてくれるので、成長していることが実感できるようになるでしょう。
ロールモデルを探すことはあまりせず、自分の話し方や考えの近い人をチーム内で見つけるようにしましょう。
話すテンポが合う人であれば、自分のスタイルを変えるところまでしないため、すぐにフレームを作り上げることができるので、一番いい方法かも知れません。
また、営業成績のトップであったり、社内で有名な人が同じチームにいたら、常にトーク内容であったり、フォローするタイミングなど、そのひとの背中を見ながら盗むこと忘れずに。
自分の教科書をつくる
なぜ、自分の教科書が必要になるのかというと、リーマンショック、コロナショックを経験してわかったことですが、得た情報をちゃんと整理して、自分なりに噛み砕いて、発信をし続けることがこれから求められる時代になるでしょう。
Twitterで140文字の瞬発力が必要とされる能力、その中に伝えたいことがちゃんと伝わるライティング力はどんな職種であったとしても求められるスキルになります。
また、リモートワークが主流になってくると、チャットでの会話が中心になるため、文字で熱量を伝える必要もあるため、Twitterのような瞬発力を求められるようになります。
ネット回線を使ってZOOMやSkypeなどで会議もあたりまえになる時代ですから、相づちのうちかた、回線状況に応じて間合いをとったりすることが必要になります。
リアルに顔を合わせて話をしている時には、すぐにつっこめたり、わからないことを質問しやすいのですが、20分の1フレ遅れたりすると、音声がかぶってしまうこともあるので、WEB会議の時の発言やWEB打ち合わせの際には最新の注意が必要になります。
環境適応能力と変化適応能力が求められる時代
管理職も昔のように怒鳴る、詰めるなどをしているとハラスメント系で内部告発をされる可能性があるのと、労働基準監督署に駆け込まれて大騒動になる可能性があるため、最近では細心の注意を払っています。
最近あった例でいくと、吉本興業のお家騒動がわかり易い例だと言えるでしょう。
昔はOKだったことが、今ではOUTというケースが増えており、過去の経験が全く使えないというのが現状です。
成功体験も同じことが言えます。
「俺らの時代はさぁ〜」とかいう管理職は、とっととそのポジションを空けてください。と言いたくなる。
時代の流れが変わっているにも関わらず、自分のやり方を正当化してしまう。
これじゃ〜部下の気持ちに立てず、ただの自慢話、マウンティングと言われてもしょうがない。
なぜなら、過去の成功体験を振りかざしたところで、時代にマッチをしていないことが多々あるからです。
リーマンショック前まで売上がトップだった人が、リーマンショック後には新卒と変わらないレベルまで落ちて戦力外通告を受けた人もいらっしゃいます。
そういう人を目にしてきたからわかることですが、環境適応する能力と変化適応能力を持ち合わせていないことが致命傷になっていることも多かった。
過去の栄光にぶら下がってやり方を変えなかったことが大きな原因であり、社内での信用を失ってしまうと、転職をくりかえしていた。
コロナショック以降で求められるのは、どのスキルをどう伸ばしていくのかということをはっきり伝えることができる管理職が求められており、背中を見て、技を盗め!という管理職は時代遅れになるだろう。
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