発信=弱いつながりの信頼構築
SNS、blogなどで発信し続けることについては、ブランド構築と相性がいいから。個人がどんどん発言することによって信頼の総和が出来上がります。
ここで間違えてはいけないのがインフルエンサーという存在です。彼らは影響力を持っているといわれていますが、実際のところはビジネスが裏に隠されているということに気づいてください。この商品を使ってもらって、いい記事を書いてもらうと売上が上がる。そのうちの数%が彼らにもどってくる。彼らはその記事がバズれば影響力を持っている人間と認知されるという構図が見えてしまっているkらです。インフルエンサーを取り入れるかどうかで大きく変わっていくのがこれからのコミュニティー時代です。
個人でいろいろと発言をしていくとメリット☓実績(継続性と実績)☓憧れ☓好感度で影響力が決まっていくので、バズることはあまりなく地道に増えていき、ある一定数を超えたところで大きな反響が生まれるのが現在のコミュニティー時代です。
共感性のあるコンテンツづくり
人は共感するコンテンツに時間を使うし、時間を使ったところにブランドができます。なので、共感するコンテンツを発信することが、ゆくゆくはブランド構築=信頼構築につながる第一歩だと思うんです。何か出さない限りは、ブランドを作る第一歩すら始まらないなと。だから必死になってコンテンツを生成しつづけてるというのが、私がものを書いている理由だったりします。
WEBコンテンツには大きく「問題提起コンテンツ」と、「課題解決コンテンツ」がありますが、私は基本的に、「問題提起コンテンツ」しか出しません。
問題提起を出すと、同じ問いを持っている人が集まってきます。問いが言語化できている人はもちろん、「ずっとモヤモヤしてたことを言語化してくれた」と、私のコンテンツをシェアしてくれる人もそうですね。
それってすごく大きいなと思っていて。結局類友なので、そういう人たちの周りにも同じ問いを持っている人がいると思っていて。
HOWよりWHYのコンテンツ
HOWのコンテンツとWHYのコンテンツだとどちらがより共感を得やすいかというと、WHYのコンテンツです。なぜなら、HOWのコンテンツについては、いろいろなWEBサイトが乱立しているため、ググればすぐにでてくるからです。
また、HOWのコンテンツについては、一方通行のコミュニケーションしかありませんが、WHYのコンテンツについては、ストーリー性があり、なぜそうなったのか、なぜその結論になったのかがわかりやすく説明をされています。
信頼、すなわちブランドの種がどう生まれるかというと、まず「認知」から始まるんです。そして、「体験」のクオリティが「認知」のクオリティを上回ったときに、信頼が生まれる。
うれしいことに、発信を続けているとイベント出演のお誘いを受けたり、会いたいと言ってくださる学生さんも増えてきました。そのようなお誘いに対して、仕事の合間に会ったりするのですが、会うことで僕を「体験」した学生さんが「すげーよかった」って、自分のSNSに上げてくれたりするんですよね。そうすると、周りの人も、「誰これ?」って。
そうやって僕のことを知ってくれる、「認知」をしてくれる人がどんどん増えていきます。
「体験」が「認知」を上回る。それを増やしていくことが、ブランディングにつながっていくんです。その手始めとしてまず「認知」の総数を上げるため、共感するコンテンツを発信しているんです。共感するコンテンツは、ついシェアしたくなりますから。