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キャリアの軸を決める8つのタイプ

働き方と幸福度は人によって異なる

人生とはある意味、働くことである。
日本語で働くというとポジティブな働くのworkとネガティブな苦役のlaborの2通りがある。
もう1つの見解は、仕える事をする仕事と生活のための生業と2つの意味がある。
日本語で働くという意味を考えるといろいろな角度からアプローチをすることができる。

日本人の9割がカネのために苦労して働き、稼いだお金で生きるという面が多い。
働いて成し遂げられた喜びもあるわけだから、単純に苦役と取るのはあまり良くない。
いずれにしろ仕事という言葉から忙しいという言葉が生まれたように、忙しいことには変わりない。

「キャリアアンカー」という言葉を耳にしたことがあるだろうか。
仕事に取り組む上で、自分が最も重きを置く、心の拠り所を何かを示す言葉。
自分の過去を振り返って、これは譲れないという仕事に対してのココロの置き所は何か、人生の節目、節目で振り返ることも大切です。
自分がやりたいことであり、自分のスキルを棚卸ししながら、自分が目標としている位置へ向かうことが必要です。

満足する働き方を知ろう

キャリアアンカーが示すものは、単純に向いている業種を示すものではない。
仕事をする上で当人が大切にしているものなので、スペシャリストから、ゼネラリストまで色々なタイプに別れる。

また、タイプに優劣はない。
将来に安定した雇用を望む保障安全型は、守りに入って挑戦的でない。
そんな人生で面白いのだろうか?とマイナスなイメージを抱く人もいるが、誰でもある程度の安定があってこそ力を発揮できるもの。

働くことと幸福の関係の価値観はいくつも種類があることを知り、そして、他人はまた違う価値観を持っていることを受け入れるも大切だ。

まずは自分の仕事を振り返り、自分がどのキャリアアンカーを軸にしているのかを見つけ、自分の仕事への価値観を明確にしてみることからはじめましょう。
どんな時間の使い方をすれば自分が満足をするのか、方向性が見えてくる。

自分のタイプを知ってみよう

仕事の何に重きを置くのかで8つのタイプにわけられます。
あなたのキャリア・アンカーがどれかを見極めることが必要です。
仕事をしているとき、どのようなことに興味を持っているのか、やっていて幸せなのかということをイメージしてください。
そのイメージから突破口が見えてくることがよくあります。

1:スペシャリスト型
自分の専門領域で挑戦的な仕事を得たとき最も幸せを感じる。
自分の専門領域のなかでなら、他の人を管理することもやぶさかではないが、管理そのものにはあまり興味を持っていない。

2:ゼネラルマネージャー型
経営管理に感心を持ち、組織の階段をできるだけ高いところまで上りつめたい。
組織の方針を決定し、努力し、担当する組織が期待通りの成果を上げた時に喜びを感じる。

3:自律、独立型
仕事の枠組みを自分で決めて、じぶんのやり方で、ペースで納得する仕事に取り組むことを大切にする。
自律的な立場を維持するためなら、昇進、昇格のチャンスを断ることもある。

4:保障、安全型
将来的な安定をのぞみ、雇用保障や経済的な保障に対する関心が強い。
仕事そのものの性質よりも、仕事の周囲の状況に関心が向かい、組織に縛られることもあまり苦にしない。

5:起業家型
新しい製品やサービスを開発したり、事業を再編して新しい事業を起こす欲求を強く意味している。
富に関心はあるが、富よりも成し遂げた成果を世間に示したいと考える。

6:社会貢献型
なんらかのカタチで世の中をもっと良くしたいという意欲が強く、そのためなら身を奉じる。
待遇への関心よりも、価値観を満足させられる仕事かどうかに重きを置く傾向にある。

7:戦士型
不可能と思えるような障害を克服するなど、極めて手強い難題を解決することに喜びも抱く。
戦いや競争に勝つことがすべて。
簡単にd家いることにはうんざりしてしまうのが、玉にきず。

8:ライフスタイル型
自分のトータルの人生をどう生きていくのか、家族のニーズ、キャリアの要望をうまく統合させる方法を見つけ出したい。
組織が個人や家族を尊重してくれることに期待する。

あくまでもスキルのことではありません。
仕事をしていて自分自身がどのタイプが一番近いのか、複数あるなら優先順位をつけてみましょう。
そして、自分のキャリアアンカーが理解することができたら、いまの会社で実現する方法を考えよう。
戦士型の場合は営業系でマネージメント、部長などにのし上がっていくのもいいでしょうし、何か人の役に立ちたければ起業家のような仕事の仕方を探すなど、考えてみましょう。

思考性とスキルが伴えば、ある程度の指針は作れるもの。
そこに自分の野心が入ることによって化学反応が起きたとき、オンリーワンになれるチャンスがうまれます。
いろいろと経験をすることは20代から30代でしかできないことですから、一生懸命にやっているうちに、神様がチャンスをくれることがある。

そのチャンスを貰ったと思った時は、一局集中してがむしゃらにやることを忘れないでください。
チャンスはいつ巡ってくるかわからないから、それまでにきちんとスキルを磨いておかないと、そのチャンスを逃すことになり、やっておけばよかった−という後悔をすることになる。

やって後悔することは、ショックも大きいけど、年を重ねるごとにあの時にやっていてよかったと思えるようになる。
しかしやらない後悔というのは、年を重ねるごとに、あの時やっておけばよかったという気持ちが大きくなる。
失敗したからダメというのはない。失敗しただけいろいろな見方ができる。
カッコ悪い生き方かもしれないけど、やってみないとわからないことが多くある。

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