誰も教えてくれない⁉キャリアの賞味期限がある年齢とは⁉

サードプレイスから転職活動！モヤキャリ相談室2 | MOSH

キャリアにおける「賞味期限」を意識し、理想の未来をつかむ方法

キャリア形成は、単なる偶然の積み重ねではありません。年齢ごとに変化する転職市場の現実を理解し、「今」必要な行動を起こすことで、理想の未来を手に入れることができます。

ビジネスパーソンは35歳で一度死ぬということを言われますが、これは出世レースの最終便に乘れるのか乗れないのかで大きく今後の会社の対応が変わる年齢といわれています。

課長職以上になる人であれば、社内政治で勝ち続けることができれば無事に定年退職まで感想をすることができます。

社内政治に負けてしまったり、係長職どまりということになってしまうと、その後はリストラの恐怖と戦うことになってしまいます。

これからの時代は会社に貢献できないと判定をされてしまうと、リストラ名簿に名前が載ってしまうだけでなく、人事と経営陣がやさしい圧力をかけてくる。

リストラのいろいろな恐怖や週休3日制の落とし穴などについては、また違う機会で触れるようにしてみますので、こうご期待！ですね。

25歳：転職を考え始める最初の分岐点

大学を卒業してから2～3年経過をすると、初心者マークが外れて風当たりが強くなることはもちろんですが、同期の中で差が出てきたり、大学の友達が自分より責任のある仕事をしていたりする時期です。

また、25歳になるとライフイベントが見えてくることもあるので、ロールモデルになる人を探してみたり、うちの福利厚生でキャリアを積み重ねることができるのかどうか不安になってくる時期でもあります。

そんな中で加奈さんはモヤキャリ相談室2に転職相談にお越しになりました。

25歳の加奈さんは、新卒で入社した会社で営業職を経験中。
しかし、2年目を迎えたころ、仕事内容に対するモチベーションが低下し、「もっと自分に合った仕事があるのでは？」と感じ始めました。

加奈さんの行動：

• 転職サイトで「第2新卒歓迎」の求人をリサーチ。

• IT業界の営業職に応募し、未経験ながら「新しい環境で成長したい」という熱意をアピール。

結果： IT業界への転職に成功。新しい環境での挑戦が、自分の成長に大きくつながることを実感。

メッセージ： 25歳までの転職は、未経験でも「挑戦したい」という熱意が評価されやすい時期です。迷ったら行動するのが吉。

29歳：未経験からのキャリアチェンジ、最後のチャンス

28歳から30歳のゾーンに入ってくると、サブリーダーとして若手社員をまとめたり、フォローをしたりすることが多くなる時期であり、管理職としての資質を見極められる時代になってきます。

若手とミドルの間になってしまい、組織上で板挟み世代になってしまったり、組織でのスキルアップができるかどうかも不安になる時期です。

智也さんは転職について何をしたらいいかわからない状況であり、モヤキャリ相談室2に相談をして、キャリアの壁打ちからスタートしました。

29歳の智也さんは、これまで飲食業界で店舗運営を担当。
忙しい毎日で充実感はあるものの、「一生この業界で働くのか？」と将来に不安を抱え始めました。
IT業界に興味を持っていましたが、技術的な知識がないため、自信が持てません。

智也さんの行動：

• 29歳という年齢を意識し、オンラインでプログラミングスクールを受講。

• 修了後、エンジニア未経験可の企業に応募し、飲食業界で培った「問題解決力」と「チーム管理能力」をアピール。

結果： 見事エンジニア職に転職成功。「一歩踏み出してよかった」と新しいキャリアにやりがいを見出しています。

メッセージ： 29歳は「未経験OK」の求人が多い年齢のリミット。キャリアチェンジを考えるなら、積極的に動くタイミングです。