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転職トレンド2020 12のキーワードから考える
転職を考えるモヤモヤしている人たちへ
年度代わりから夏のボーナス明け、10月に転職を目指す人が増えています。
1年間で一番転職者が少ない時期から多く集まる時期を迎える時期になっています。
企業も予算を使い切りたいので、いろいろなポジションで採用が活発化しています。
リーマンショックで122万人の転職案件が、現在では266万人の転職案件と増えている。
しかし、コロナショックの影響から266万人の転職案件の50%がクローズ担ったとも言われています。
ここまで背景としては2つあり、1つはアベノミクスの影響で新規事業が増えている。
もう1つは団塊の世代の退職に伴う、大量離職に伴う人手不足。
空前絶後の転職ブームと言われていますが、今転職をするのが正解ということはありません。
求人も大都市圏だけではなく、地方各地に広がっているのが特徴。
地方各地になると応募者が少ないから、なかなか人材が集まらないという悪循環になる。
若手、ミドル、シニア問わずに波及をしているという不思議な現象が起きている。
転職をしたいと考えても何から手を付けていいのかわからないことも多いはずです。
転職の失敗理由は事前準備が不足しているということもあります。
転職を試みようという決断自体も大きなステップです。
しかし転職活動の長い道のりは転職先が決まるまで続きます。
ここでは転職が決まるまでのいくつものステージで正しい決断が下せるために手順をお話します。
1:理想の職務経歴書をつくってみよう
あなたの強み、興味・関心、現職で満足していること、反対に現職での不満。
そうした要素を入れ込みながら、あなたが思い描くの理想の職務経歴書を書いてみましょう。
転職エージェントを活用している場合は、コンサルタントにも共有して理想に近い求人を探してもらいましょう。
キャリアプランを書いてみよう
理想の職務記述書のほかに、キャリアプランを考えておくことも有効です。
面接の際に「今後どうなりたいか?」と聞かれることもあるため、キャリアプランの書き方をチェックしておきましょう。
2:転職のスケジュール決める
求人探し、応募、面接など、転職活動を幾つかのフェーズに分けてみましょう。
次にそれぞれのフェーズですべきことをイメージしましょう。
例えば「応募」ではレジュメ(履歴書・職務経歴書)の作成・更新作業が発生します。
「面接」の前には服装チェックも重要です。
スケジュールは自宅の目に留まるところに貼っておくと自分へのリマインダーになります。
よくいわれているのが3ヶ月スパンで考えることですが、現職の人であれば6ヶ月スパンで考えてみましょう。
1〜2ヶ月は、レジュメを作成するため、エージェントと話をしながら、ブラッシュアップしていく期間。
レジュメは転職サイトに書いているものでは、あなたの強みが伝わらないこともあるので、いろいろな方法を教えてもらいながら、ブラッシュアップしていくことをオススメします。
2〜4ヶ月は、応募と面接に重きを置いて、応募しては面接を繰り返して、面接慣れをしていくことで、いきたい企業を見つける時期にしましょう。
内定をもらってゴールではありませんから、現職と比べてチャンスがある、キャリアアップしたいというのであれば転職を決意してください。
そうでなければ、繰り返し面接を受けるようにしていきましょう。
退職交渉はしっかりとしなければなりません。
就業規則を確認して置くことはもちろんですが、転職していった人が近くにいるのであればケーススタディとして見ておくことが必要です。
3:転職経験者に聞いてみよう
面白い事業を進めている企業はないか、チェックしておくべき書籍・情報サイトなどはないか、転職エージェントはどこが良さそうかなど詳しい知人に質問してみましょう。
良いアドバイスをもらえるかもしれません。
応募してみたい企業や相談したい転職エージェントのイメージができたら、ウェブサイト、SNSをフォローして最新情報をチェックしておくといいでしょう。
求人情報だけでなく、その企業の新しい取り組みや事業の進展にも注視しておけば、応募有無の判断や面接時の受け答えにも役立ちます。
4:ニュースレターを登録しよう
求人の情報源として良さそうなものを複数ピックアップ。アラート、ニュースレター配信を利用すれば、自分の業種・職種の求人情報を自動的に受け取ることができます。
ほとんどの求人サイトでは勤務地、給与レンジ、業界など検索条件を細かく設定できます。
5:転職エージェントに相談してみる
あなたの業職種での最新の採用トレンドに詳しいコンサルタントに相談してみましょう。
給与相場や応募に際して求められるスキル・経験などの採用条件を細かく聞けるほか、転職先を選ぶ際のコツや転職活動を成功させる秘訣など便利な情報を得られます。
転職エージェントに問い合わせて、相性の良いコンサルタントを見つけましょう。
希少価値のある高度スキルを持った方は、コンサルタントに売り込んでおけば求人がないポジションでもエクスクルーシブな採用機会に恵まれるかもしれません。
6:業界の情報を獲得しておくこと
現職の仕事でかかわっている市場への理解を十分に深め、最新の業界動向に詳しくなっておきましょう。
関連する技術・スキル、規制の改定・新設にもアンテナを。
新聞・オンラインニュース・雑誌・テレビなど信用できる情報源をいくつかピックアップしておき、定期的にみておくようにするだけでも十分に効果はあります。
ニュースに強くなっておけば、面接でも効果を発揮すること 間違いありません。
7:毎日1駅分の時間をリサーチ時間にしよう
求人検索に費やす時間を予め決めておき、特別なことがなければ毎日同じ時間帯に検索するようにしましょう。
スマホのカレンダーにレギュラーの予定として入れておき、リマインダー機能を使うのも便利です。
LinkedInで求人を探す、転職サイトをチェックする、業界紙・ビジネス誌でニュースに目を通すなど項目ごとに予定を入れておくのも いいでしょう。
8:LinkedInを活用してみましょう
LinkedInの活用を広げることで、デジタルでの存在感を高めることができます。
興味のある企業をフォローしたり、あなたの業職種に精通している転職コンサルタントとつながったり、大学の同窓生やこれまで勤めた会社に勤務していたなど共通項のある人たちと繋がるのもいいでしょう。
LinkedInのステータス更新、ポストもなるべく頻繁に。
自分の仕事、業界に関する最新情報やインサイトに触れたニュース、コラム記事を共有するだけでも、LinkedInプロフィールを閲覧するユーザーが増えます。
顔写真、職歴、スキルなどプロフィールの更新も忘れずに。
スキルにはキーワードを入れておきましょう。LinkedInでつながったこれまでの同僚、クライアントなどにあなたのスキルへの推薦コメントを書いてもらうと、さらに高い効果が期待できます。
9:面接でアピールできるスキルを身につける
転職活動を成功させるために今の職場にいながらできることが数多くあります。
例えば会社に代わってブログを書いたりメディアのインタビューを受けるのもオンラインで自分のブランド力を高めるためには有効です。
他にも、研修プログラムに参加するなどしてスキルアップを図ったり、新しい経験を積めそうな仕事を引き受けるのもいいでしょう。
10:スキルアップに自己啓発する
レジュメに書き加えられるような新しいスキル・知識を会得するのも有効です。
特にこれまでの経験とは異なる業職種への転職を考えている場合や、自分に備わっているスキルセットでは応募したい仕事に就くのに十分でないといった場合は 特に重要です。
オンライン受講、個人レッスン、夕方・夜間授業などタイプも色々あるほか、無料で受講できるものもあります。
11:レジュメの更新は月に1度
長い間転職をしていなかったり、職責がしばらく変わっていない人の場合は、レジュメ(履歴書、職務経歴書)の更新が一年以上前の時点から途絶えていることも少なくありません。
求人に応募する際には最新情報(業務経験・受講記録・習得したスキルなど)を盛り込んで更新されたレジュメを使うことを必ず徹底してください。
12:面接の服装にも気をつけよう
面接は第一印象も大切です。
身に着ける小物やスーツで知的な雰囲気を演出すれば、着る者の自信を醸し出してくれます。
まずはクローゼットの中身をチェック。面接で役立つこと必至のキラーアイテムを持っているかを確認しましょう。
スーツやネクタイ、ビジネスドレスやジャケット、を新調してもいいタイミングかもしれません。
選考プロセスでは面接、ミーティングに数回出席することになります。
必需アイテムはしっかり買い揃えておきましょう。
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