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自分にあったエージェントを見つける5つのポイント!

転職エージェントの見分け方

転職エージェントもSランクの人からDランクの人まで口コミを見ると書いてあることがありますが、あまり信用してはいけません。
口コミサイトのように、いろいろな情報がのっているため、どれが本物でどれが偽物かは判断をすることができません。

また、ネガティブな情報が印象に残りやすく、それに引っ張られる形で本物の情報を見落としてしまうことがよくあります。
そのためどの点を見分ければ、いいエージェントにたどり着けるのかというと、近道はありません。

いろいろなエージェントと話をしてみたり、応募してみてから気づいたり、クロージングの際に気づいたりすることがあります。
あくまでも1つの指針であり、正解ということではありません。
個人的な意見であり、絶対ということではないので注意してください。

結論を先にいいますが、口コミサイトの評判よりも数をこなして本当に自分にあうエージェントを見つけることが必要になる時代です。
エージェントは転職をするための方法であり、転職先を探すために必要なパートナーであり、交渉人として使い倒す!ことをオススメします。

1:応募から登録面談まで

ここで見てもらいたいのが、自分のスピード感と一致するのかどうかというポイントです。
エージェント側については、行動指針が会社から決められていますから、応募をさせるような求人広告を作ったり、スカウトメールを送ることで反応をした人へアプローチを仕掛けてきます。

大手のエージェントであれば、2営業日以内で来社面談、WEB面談、電話面談、登録不可の連絡が来ることが多くあります。
中小のエージェントの場合については、土日も問わず時間帯も問わず、メールで24時間接触をしてくることが多くあります。

また、中小のエージェントの場合は応募したけど反応が1週間後、10日後というのもザラにあります。
なぜなら、営業兼コーディネートを1名で担当をしていることが多く、変身忘れというケースが多くなっているのも事実です。

来社面談&WEB面談>電話面談でエージェントの期待値がわかります。
来社面談やWEB面談は期待度が高いことを意味しています。
限られて時間の中で顔を見てちゃんと話をしたいということは期待値が高いことを意味しています。

マイクロジェスチャーが出てくるので、こういう問題についてはOKだけどここは突っ込まれたくないんだなぁというように、無意識に出てくる表情やクセを見抜くことで、ある程度の推測ができる。

電話だけになると声の抑揚だけなので、腹落ちしているのかどうかを判定するのが難しい。

2:面談時のポイント

登録面談で話をしてみないとわからないことがよくあります。
それはエージェントの見た目、話し方、知識量などです。

まずは面談が定刻通りに始まるのかどうか?

これは結構重要です。
最近のエージェントは遅れてきて当たり前、内線で呼び出されるまで仕事をしているケースが多く、スケジュール管理できないエージェントが9割います。

スケジュールが決まっているのですから、事前に電話を切る、仕事を入れないというのが鉄則ですが、当たり前のように5〜10分遅れてくるのは当たり前。

この段階で信用度0と言っていいでしょう。
最初のインパクトで時間にルーズということは仕事にルーズじゃないのかと疑ってしまってもいいくらいです。

次に見た目ですが、小綺麗にしているのか、不快な格好をしていないのかということをチェックしてください。

サービス産業ですから見た目も重要ですし、ふさわしくない格好で出てきたり、手先が汚れていたら気になるものです。
ジャケットがしわしわでないか、時計や小物が豪華すぎるなど、気になったら、その会社とはそこまでです。

また、話している口調についても注意をしていてください。

上から目線で来る人、マウンティングしてくる人、一方的にマシンガントークしてくる人については、避けたほうがいいでしょう。
何かと問題を抱える可能性が高く、こんなところで疲弊をしている場合ではありません。

テンプレート的な質問が多かったり、自分のほうが力があるということを示すために自慢話や武勇伝が始まってしまいます。
こういう人が出てきたときはハズレだと思って、違うエージェントで仕切り直すことをオススメします。

エース級が登場をすると話をするより、相手の話を深掘りしてきます。
「なんでそう思われるのですか?」「どうしてそういう結果になったと思いますか?」「何をしているときが一番楽しいのですか?」というように、前のめりになってくる質問をしてくることが多くなります。

そして、素直さと謙虚さを持っているので、自慢話や武勇伝の話は一切出てきません。冷静沈着で具体的にクライアントさんをイメージしながら話をしているため、プライベートギリギリのラインでいろいろな質問が飛んでくることが多くあります。

最後に、業界やクライアント様のクセについて詳しい。

細かいことを聞いたとしても全然答えてくれるので、信頼度が半端なく上がっていきます。
クライアント様のクセは決済権と話をしていたり、面接同席をしていることから分析した能力は信頼度が上がります。

職務経歴書をみて、◯◯さんに応募する場合は申し訳ないんですけど…こういう書き方をしてください。
この部分を深堀りしてより具体的な数字や手法についてまとめてくださいなどと具体的に指摘ができるかどうかです。

たいていの場合、この職務経歴書で大丈夫ですから問題ありませんといわれますが、実はクライアントさんのクセを盗んで書類選考の通過率のアップすることができるエージェントはズバッと!指摘が入ります。

3:クライアントさんの面接

書類選考が通過すると次に日程調整が入ってきます。
ここでポイントがあります。
日程がピンポイントで絞ってくるのか、いつでもいいというかで優先順位がわかってしまいます。

ピンポイントで絞ってきた場合、他の候補者がいる場合は比較対象になる場合、採用自体を急いでいる、これは!と思った3通りがほとんどです。
とにかく採用意欲が高い!ということ。

逆にいつでもいいというのは採用意欲が低く、慎重に採用をしているということが伺えますが、人事が現場に確認をする際に面接予定の◯◯さんですが、◯日✗時〜、◯日✗時からというように提案をするために必要になっています。

こうなると人事が伝書鳩のようにエージェントと現場を往復していることが多く採用が決まりづらいパターンに入ってしまいます。

面接については相性がありますし、エージェントがフォローしているとは言っても決断をするのはクライアントさんですから、相性が合えば内定へ前進していきますし、ダメなら次に行けばいい。

エージェントは必ず面接後に色々インタビューをしてきますが、これは彼らにとってのデータ分析であり、クライアント側からしたら関係ありません。

4:クロージング

面接を突破して無事内定!という形になった時、担当者の本音が出やすくなります。
売上が出るのか、出ないのか、運命の分かれ道!ですから、エージェントの担当者は必死になっていくことがよくあります。

とある会社は内定後に一度オフィスへ呼び出して、上司と担当者が一緒になってクロージングをする会社があります。
会って話をしたいというのはわかりますが、一歩間違えるとパワハラ?というギリギリのラインで攻めてくることもあるので、すぐにアポイントにはしないほうがいいでしょう。

また、とある会社はクロージングの際に何度も電話をかけてきて、しつこく話しこみをして、内定承諾をさせることもあります。

クロージングの際に曖昧な態度をとることで隙きを与えてしまうと、つけこまれますのできちんとした態度で接することをオススメします。

5:退職交渉と入社後のフォロー

日本企業の悪いところでもありますが、退職をする際に会社の素顔が見えたり、上司の素顔が見えたりします。
部下の新天地での活躍について頑張れとエールを送る人もいれば、この!裏切り者め!っていう人もいる。

曖昧な態度は絶対に取ってはいけません。
エージェントのクロージング同様につけ入る隙きを与えないことがポイントです。

無事に退職できたら、新天地の入社です。
入社をさせることでお金をもらえるのだからそこまで!というエージェントが9割。
残りの1割が実践をしているのが、入社後についても定期的にフォローしていることが多くあります。

活躍してもらって、◯◯さんの紹介というと社内での評判がよくなり、紹介のオーダー以外にもコンサルタントの案件や研修の依頼などいろいろな案件が入ってくることはもちろんですが、それ以外にも活躍してもらうことで本当にこのエージェントさんで良かったと思ってもらえるエージェントはほんの一握りです。


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