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ライフステージから考える2つのキャリア戦略

ライフステージを考えるキャリア

20代はバラエティにとんだキャリア、30代は専門的なキャリア、40代はオリジナリティ、50代はパーソナリティと言われていますが、ライフステージを10年周期で考えて見た時に、こんな◯◯代を送っていたいなぁ〜と考えるのも1つの方法です。

人生には結婚、出産、子育てなどのライフイベントが発生したり、今回のコロナショックのように想定の範囲外のことも起きてしまうわけですから、その通りにはいかないことも多々あるとおもいます。

目標を持っていれば、そこから逆算をして足りないスキル、経験を身に着けたりすることができるわけですから、漠然と過ごすよりずっと効果的な人生になるでしょう。

「次は何が来るのかな?」というのを考えて、忙しいながらも続けていくことを意識していくことがこれから人生100年時代のサバイバルで勝ち残る方法かも知れません。

「時間がないからできない」「お金がないからできない」ということを言わずに、「この30分でできることはなんだろう⁉」「この15分でブログの下書きをしてみよう」などと時間に対する意識を変化させるだけでも、これが地理も積もれば1年経つと大きな差になっちゃうから不思議です。

お金がないなら副業をしてみるのも1つの方法です。
ステイホーム期間が多くなったので、お部屋の断捨離している人も多くいますから、不用品をメルカリで販売をしたり、リサイクルショップで買い取ってもらったり、オークションサイトで販売したりしてもいいでしょう。

お金がないなら増やす方法をシンプルに考えるだけでいい。
動きながらトライアンドエラーを繰り返していくうちに、お金の流れが見えてくることになります。

その他にもフリーランス案件への応募やビザスク、サンカク、ランサーズなどに登録をしてスモールビジネスからいろいろとはじめて見るのも1つの方法です。

あいた時間を有効活用しながらも、スモールビジネスを展開したり、不用品を販売したり、選択と集中をしてやってみる時代です。

パラレルキャリア、ピボットキャリアのススメ

最近よく言われているのが、1つのスキルに頼るのではなく、その周辺にあるスキルも同時に取得することができるようにすることが求められており、パラレルキャリアとか、ピボットキャリアと言われています。

事業もそうですが1つのことしかやっていなかった場合、その事業が減収になると、会社が倒産の危機にさらされてしまうことがよくあります。
そこで3つ以上の事業を同時起こして置くことによって1つの事業がダメに成っても、残りの事業が損失補償できるということ。

昔からよく言われているのが、3本の矢です。
1本だとペキンと折れてしまうけど、3本あれば力が分散されやすく折れにくいという。

キャリアにも同じことが言えて、軸になるキャリアから周辺のキャリアへ派生することでいろいろなことができるようになるのと、その道の専門家まではいかないまでも、レアキャラになることはできるようになります。

営業であれば、コミュニケーション力を活かして講師系、数字を読み解くのであれば簿記から経理系、時代を読み解くのであればマーケティング系…というように少しだけ守備範囲を広げてみることからはじめてみましょう

人事であれば、商品開発能力、宣伝広報、マーケティング、営業、ライター、WEBデザイン、映像技術など、仕事をしながら気づいたスキルであったり、半径5メートル以内でいろいろなスキルを使っていることがよくあります。

いきなり新しいことへ軸足を踏み込んでしまうと、20代ならOKですが、30代以降についてはリスクが多くなるため、仕事にはしづらいことがよくあります。

未経験者歓迎と書いてあったとしても経験者優遇であり、コスト面からいくと若手で安い人材が必要という思い込みがあり、育成すると投資と費用対効果を鑑みると、30代以降で未経験業種への転職が敬遠される理由でもあります。

2020年、アフターコロナになると必要なスキルが変わってきました。
2010年からは英語とプログラミングと言われてきましたが、これからの時代はライティング、英語、コーチング、カウンセリングの力が必要になるでしょう。

リモートワークが主流となったコロナショックで露呈されたのは、シンプルにわかりやすく話をまとめる技術とライティング力
リモートワークでは実績主義になってしまうため、人間力が管理職に問われるようになりました。

コーチング力、カウンセリング力がないと部下のモチベーションを保ちながら、エンゲージメントを上げていき、能力開発をしていく時代へ突入しています。
長時間労働で頑張っていればOKだった時代が終了し、生産性がない人や会社のお荷物と判断をされてしまうと、いきなり戦力外通告を受けることになる時代へと変化をしています。

管理職になるためにはコーチングスキルやカンセリングスキルなどがこれから先の時代には必要になってくるでしょう。

このように日々の業務から派生するスキルを身につけることでピボットキャリアやパラレルキャリアを手に入れることができるのではないでしょうか。


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