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大学生時代にやっておきたい5つのこと

就職活動は正解はありません

10月1日の内定式に合わせて企業は新卒採用枠を確保するために、広告媒体への掲載はもちろん、ソーシャルリクルーティングなど、他社との差別化をするために知恵を絞った採用をしています。

しかし、肝心なことに気づいていない企業が多いのです。
それは人を巻き込み、採用基準を明確化すること。
学生の囲い込みをどうするかなど、採用全体を俯瞰で見れていないということです。

学歴フィルターが存在していたり、人事、現場、経営層の採用基準がバラバラだったり、日本人の特徴である細かいケアをすることなく、採用をすすめている企業が多いということです。

毎年のように内定辞退率が50%ぐらいになりますという予測をしている企業が多い。

学生の気持ちが離れていく理由として何が存在しているのか、学生以外にも要因があるのであれば、改善できるものがあるのか、内定者懇談会や内定者アルバイトなどを実施するなど、いろいろな原因をつぶすために、データ化する必要があります。

また、学生側の立場から見ると会社説明会は毎回満席表示であり、希望する企業の会社説明会にもいけない事態が起きている理由は、企業の限られた時間の中で効率的に採用をするという思い込みと先入観がそうさせていることが多いということは以前にかきました。

社会とは不平等なルールの上で、チャンスをものにしないといけません。
学校でみんな平等という時代ではありません。
ブランド力を持っている人が有利に活躍できる時代なんです。

そこで今回は就職活動の下準備は大学入学と同時にはじまっているという点に注目をして、大学1、2年生のうちにやっておいてほしいことを5つのポイントにまとめました。
いい大学に入れなくても、他の学生と差別化をすることができれば、就職活動を優位にすすめることができる。

1つ目は英語力を身につける

2008年のリーマンショック以降、個人のスキルを問う会社が増えるようになりました。
新卒は3年かけて育成をするというのが、バブル期までの日本企業の常識でした。

バブルが崩壊してからは即戦力を求める傾向になりつつ、
リーマンショック以降は確実に6ヶ月〜1年以内に戦力になる学生を採用しています。

採用支援をさせて頂いている企業の中には、ロジカルシンキングができる学生、地頭力を持っている学生、コミュニケーション力が高い学生というように、横文字と抽象的な言葉が並んでいます。

これは急激なグローバル化の波とインターネットの普及に伴うスピードがあがったことがこういう抽象的な言葉で横文字をつかう事になったのではないかと考えられる。
しかし、2011年の東日本大震災以降、この流れが変わってきた様に見えます。

セルフスターターで、ビジネスプロデューサーになれるような学生を求める傾向になりました。
即戦力候補ということになると個人商店の集まりになり、肝心な勝負どころで組織力に負ける。
日本人の特徴であるチーム力について再度注目が集まった。

英語力が必要というのはグローバル化の世界になり、会社の公用語が英語になる日が近いと感じている企業が多い。
一部の企業では社内公用語が英語であったり、TOEICの点数で役職への昇進、降格が決まる会社もでてきた。

新卒採用時に差別化することができるポイントの1つになる。
TOEICの点数は800点以上を目標にして勉強をすることも必要ですが、海外旅行へいくこと、留学を選択することで、英会話もできることが証明できるでしょう。

これは自分の経験でもあり、色々な面接官が同じことをいっている点があるからです。
私は10年以上前に留学をしており、つたない英語で必死に食い下がりながら、ディスカッションに参加をしたり、インターンシップを経験してきた。

英語力はそんなに自分ではないと自覚しているが、転職をした時の面接では面接官が留学をしていたんだから、英語はできるでしょ。と思い込んでいるから不思議である。

英会話、ビジネス英語では言い回しや表現が違うことがあるぐらいだけで、
本来はコミュニケーションになるから、五感をフルに使って伝えることで、
お互いに理解をしていくことが多くなる。

英会話力とTOEICの点数は繋がっていないことが多くあるので、よほど英検の準1級や1級のほうが資格としては価値があると思う。
試験に口頭試験があるため、英会話能力がないと通過できないからである。

海外旅行や留学をすることによって、異文化コミュニケーションを理解することができる。
いろいろな文化や考え方を知っていおくと差別化ができる。
海外拠点での駐在員候補になる可能性があるからである。

英語ができるという証明になるのがTOEICであり、海外旅行の回数が多いことや留学をしていることで、異文化コミュニケーションが出来る人材であるという差別化できるポイントを手にすることができる。

2つ目はWEBデザインやプログラミングを身につけること

これは最近、いろいろなメディアで言われていることである。
キャリアの突然死をした時に、WEBデザインやプログラミングをやっていれば、フリーランスとして活躍できる能力であると考えられているからである。

大学生のうちからWEBデザインやプログラミングの技術を身につけ、クラウドワークスやランサーズで登録をして、実績を上げることができれば、その他の大学生との差別化ができる。

インターンシップをすることがステータスになりつつありますが、人事が用意をした研修をこなすのと、現場で2週間ぐらいの経験では不十分でしょう。

それで大手企業でのインターンシップ経験者ということをエントリーシートに書いていると、人事は先入観と思い込みで採用基準を無視して、個人的な感情で通過させることもある。

なぜ、WEBデザインやプログラミングを覚えて、クラウドワークスやランサーズで実績を作る必要があるのでしょうか。
フリーランスとして契約をするということは営業、法務、技術に関する力が必要になる。

営業要素としては価格交渉であったり、デザインの調整などコミュニケーション力を必要とする。

法務要素としては個別契約に基づいて、業務委託契約を交わすわけですから、最低限必要な知識を持っていないと、型にハメられてしまうことになるから。無知とは恐ろしいものであるということ。

技術に関してはクライアントの意向を聞きながら、形にする技術が必要です。
その他にもそれが実績としていえることがあげられる。
クライアントからのアンケートを持っていれば、証明書代わりになる。

IT関係の会社、デザイン会社、広告企業などいろいろと就職活動の幅が広がる。
その他にもクライアントの期待値を超えることができれば、口コミで新しいクライアントを紹介してくれる可能性もある。

しがない大学生がそこまで経験をしているということは非常に貴重な存在になります。
これに英語力を持っていたら、海外のSI屋さんや企業との交渉もできるため、希少価値がドンドン上がっていくことになります。

3つ目はソーシャルネットで発信すること

LINEやインスタグラムが10代〜20代で流行をしていますが、
facebookやTwitterなどと連携をしていろいろなことを発信していきましょう。
ビジネスでソーシャルネットを利用することをオススメします。

なぜ、そういうことをいうのかというと2つの理由からです。
1つ目の理由はセルフブランディングができるという点です。
2つ目の理由はエントリーシートや小論文、面接対策になるという点です。

1つ目の理由であるセルフブランディングという点についてですが、
自分の中で何が得意で、どんなことが好きなのか、何をやっていきたいのかというのが、常に発信をし続けていくことで、○○といえば、××さんというイメージが発生する。

それが誰かにいいねやリツイートされることで、いろいろな人が目にすることになる。
そういう介在を経て、会いたいと思っていた人に会えたり、つながったりするキッカケになります。
そして、○○といえば、××さんというレベルになると、ファンがついてくることになるでしょう。

アメリカほどではありませんが、最近の日本企業でも内定を出す前に、
ソーシャルネットを一読する企業が増えている。
ネガティブな発言や批判的な発言をしたという時は削除しましょう。

2つ目の理由は就職活動の対策になるという点。
エントリーシートでは、400字程度でまとめる質問が多かったり、
面接では予定調和にいかない質問に対しても、いろいろなものにアンテナをなり巡らせておくことも必要になるだろう。

結論から書くことや論点をまとめてわかりやすく書くことなど、blogを通じて発信をすることによって、話の組み立て方がわかるようになる。
そして、それがストックとなり知識の幅が広がっていく。

そうすることによって、将来自分がどんなキャリアを描きたいのか、どうなりたいのかということが漠然として見えてくるものである。
あとは目的地にいくためにどうしたらいいのかという手段を身につける必要がある。

4つ目は戦略的な人脈をつくること

これは非常に重要なファクターである。
愚痴をいう仲間、楽しい時間を共有する仲間、ばか騒ぎする仲間以外にも、
戦略的に人脈を作ることをオススメ。

学生だからといって社会人の交流会に参加をしてはいけないこともないし、facebookなどではコミュニティがあるので、講演会などに参加をして、いろいろな人との人脈を作ることが必要である。

これは3つ目のソーシャルネットでの発信も関連をしてくるが、○○といえば、××さんというイメージをつけさせられると、いろいろな人脈を築くことができる。

学生のうちから起業をする人もいれば、社会人と交流ができる場所というのがいろいろなところにある。
いろいろな社会人と交流をすることで、自分に必要だと思う人をカードとして持つことが必要になる。

学生のうちからいろいろな社会人と交流をすることによって、視野が広がるのと同時に、考え方も多様化していく。
何かキッカケをつかむチャンスにもなるし、将来に役に立つことになるだろう。

これは社会人になってからもやめてはいけないだろう。
同じ会社でつるむことも必要な時があるけれど、自分の価値を上げたいと思うのであれば、人と同じことをしていたら意味が無いということ。

仕事をするということはチームを作ることであるから、その時に巻き込まれたり、巻き込んだりする人が必要になる。
その時に誰を知っているかということよりも、誰に知られているかがポイント。

誰を知っていると自慢気味にいう人がよくいますが、そういう人のことはたいてい忘れられています。
名刺交換をしただけか、ちょっと立ち話をした程度であり、ちょっとしたことを大げさにいう人というのは信用ができない。

逆に誰に知られているかということになると、何度もいっているが○○といえば、××さんということになると、武器になることはこのことからも証明をされることになるだろう。

5つ目はアルバイトやスポーツにうちこむこと

何かにうちこむということはいいことですし、表彰経験があるということは差別化につながる。
体育会系が今でも差別化するポイントがある理由である。

体育会系の親和性があるというのが企業の思い込みと先入観である。
目標達成に対して真っ直ぐな人であったりするケースがある。
壁にぶつかった時には自分なりに解決する方法を見つけることができるなど、体育会系の特徴と思われていることが多い。

アルバイトでも何でもいいのでうちこむことによって得られるものが多い。
コミュニケーション力が身についたり、調整力が身についたり、リーダーシップが身についたり、色々なスキルが身につけることができる。

面接官も新卒採用の場合には面接官のマニュアルに従って、予定調和的な質問をすることが多くあり、アルバイトの経験か、スポーツで打ち込んだことなど聞くことが決まっているというのがある。

限られた時間で1対1であればいろいろな質問ができるかもしれないが、新卒採用で大手企業の場合はほとんどの場合、1対4などの複数名で面接になる。
そうすると、限られた時間で2〜3つの質問しかできないというのがある。

また、学生も喋る学生がいると他の学生の持ち時間がなくなるか、質問することが削られるかのどちらかである。
そうすると学生と企業のミスマッチも起きるということになる。

お互いに淡い期待をしていることで理想と現実のギャップの差がある。
やりたいことがわからないまま、理不尽な上司や会社に振り回されて、
リベンジ転職を考えるのであれば、大学1年、2年から準備をする必要がある。

通常の就職活動をするだけではなく、違う方法で差別化できることができれば、それは就職活動を優位にすすめられることができるだろう。
希少価値がある人材であることやタグ付けができるスキルを持っているのであれば、戦い方が変わるし、アピールの方法も変わっていくことになるだろう。

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