わかりやすく、言葉を削って伝える4つのポイント
昨日、自己紹介文をわかりやすく書くためにはということで
最初のステップについて書いてみました。
きょうは、その続きでどのように仕上げていくのかを書いていきます。
短い文章にしてみよう
今までのステップでできたメモを参考にして、
次の穴埋め問題をやってみてください。
私は( )です。
私は( )が( )をつくるのをお手伝いします。
メールで連絡が取れない時には( )に連絡を頂けますか。
穴埋めが終わったら、自分らしさが出るまで推敲をしてください。
完成をしたら自己紹介文として使ってみましょう。
周りの人たちから評判がいいかどうかを気にすることはありません。
いろいろと試行錯誤をしながら進めていくことが必要です。
目安としては3ヶ月ぐらいを目安に定期的にメンテナンスをすることが必要です。
これが出来上がったら、ソーシャルネットの紹介文を変えてみましょう。
交流会やパーティーに出ることがあるのであれば、
ここでつくった自己紹介を使ってみるといいのではないでしょうか。
皆さんの反応をみながら変更をしていくことを忘れないで下さい。
出来上がったメモを並べてみよう
ここからは削ぐ作業に入っていきます。
今まで出来上がったメモをもう一度見なおしてください。
その中には必要がなさそうなメモや、似たようなメモがでてきます。
そういうメモについては削除対象になります。
クライアントはどんな質問をしてくるのかというのを想定してみてください。
今までの面接でいろいろ聞かれたことやエージェントからの質問で
どういうところを聞かれるかなどの共通点を思い浮かべることが出来れば、
どういうことを伝えなければいけないのかということが自然に見えてきます。
行き詰まった時には同業界の人たちや友人、知人に聞いてもらうといいでしょう。
ソーシャルネットにのせる、blogにのせる自己紹介文であれば、
いろいろな人の紹介文を参考にして、いろいろと分析をしてみるといいでしょう。
ただ真似るのではなくそこにはどういう表現があり、どういうフレームになっているのかなど、構造的な部分をチェックしてください。
よく見ていると次のような共通点があります。
1人称、3人称のどちらかで統一をして書かれている。
自分自身をどう表現しているのか。
役職があるなら正式名称で書かれているか。
言い回しはフォーマルに固く書かれているのか、
カジュアルに親近感を持って書かれているのか、
それとも両方を使ってハイブリッド型で書かれているのか、
などフレーム構造をしっかりと理解しならが見てください。
これが出来上がってきたら次のステップへすすみましょう。
1:簡潔にまとめる
あまり長すぎるのもよくありません。短すぎてもよくありません。
人が黙って聞いてられる時間は3分から5分です。
文字数に換算をすると1000文字から2000文字ぐらいです。
業界用語や専門用語を使わずに、小学生でも理解できるぐらいまで、しっかりと噛み砕いて表現をすることをオススメします。
2:正直に書いてみよう
自己紹介や自己PRで盛りすぎてしまうと、相手の期待を超えられない時に、ガッカリ度がハンパなく、信用問題にまで発生をすることがよくあります。
できるだけ本当のことを書くことを心がけましょう。
話しにくいことや言い難いことは目の前に人がいることを想像して、どのように伝えていくのかをしっかりと考えてみましょう。
3:簡潔にわかりやすくなっているかを再確認
ここまでできたら再度描いた文章を見なおしてみてください。
大切な情報が一番最初に書かれていますか。
大げさな表現や誇大表現はしていませんか。
なるべく少ない語数でテーマを絞って書くように心がけましょう。
4:声に出して読んでみる
意外に描いたものを音読してみると、違和感があったりすることがあります。
ことばがごちゃごちゃしていたり、似た表現があったりすることがあるので、そういう時は削除するか違う言い方を考えてみましょう。
ポイントは…
わかりやすく書かれているのか
自分らしさが出ているのか
ウソや誇大表現は書いていないか
形容詞や修飾語がまちがっていないか
しっかりと相手に伝わるように考えながらチェックをしてみてください。
必要があればその都度修正をすること
一番やってはいけないことは最初っから完璧な文章を書こうとすること。
最初は荒くつくって、それに磨きをかけていけばいいのですが、そういうことをしない人が大半です。
短すぎて伝えなければいけない情報が載っていなかったり、長すぎてなにをいっているかわからなくなっていることもありますので、
いろいろな人に聞いてみて、フィードバックをもらうようにしましょう。
一度書き終えたProfileについては1ヶ月ぐらい使ってみて、今の自分と違っている点が出てきていないのか、フィードバックを受けてから修正をしたりしてください。
常に相手のことを考えながら、どういう人と繋がりたいのかを考えながら、修正をしていくことが必要になります。