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夢の仕事を手に入れる3つの方法

成長スピードは個人差があるもの

今年はコロナ禍によってオンライン研修が当たり前になり、配属についても例年とは違う年になりました。

研修が終わり、仮配属ということで新人がどんどん現場へ送り込まれていくのですが、現場に送り込まれてもテレワークや交代制による出社のため、個人差が大きく開いてしまっています。

新人の受け入れ、教育、ルーティン業務で現場が一番忙しく慌ただしい時期に突入していく時期ですが、例年とは違うことに違和感を感じている人も多くありません。

そんな最中にとある2年目の社員と3年目の社員から、将来に対する不安について相談を受けることがおおくなりました。

「同期の中でも出世していくやつもいるのに、私たちはなぜここにいなければならないのだろう!?」

「上司の評価が低いことが原因なんですか?それとも上司の依怙贔屓なんですか!?」とまくし立てるような剣幕で相談が始まった。

自己評価と他者評価の違いについては、誰もがわかっているようで実は根本的なことがわかっていない。

自己評価は自分が自分を採点することになるので、自分に対して厳しきく律することができるか、できないかで違う。

基本的に人間はポンコツであり、自分の事を棚に上げて被害者を装うことがある。

いわゆる他責にしてしまう傾向がある人は、どの会社にいっても底辺層から抜け出すことはできない。

自分の責任としてやれる人は、走りながら考え、修正をしながらゴールを目指していく。

これによって上位20%に入れるのだから、この努力をしていくことが必要になる。

他者評価はチームへの貢献、会社への貢献、日頃のおこないなども含めて評価をされる。

そして、組織として相対的に評価をされるわけですから、そこには会社の都合というのもあります。

一歩間違えると妬み、嫉みになってしまうので注意が必要です。

なぜ、自分がその位置に置かれているのか?ということを考えることが必要です。

その原因があったから、あなたの現在地がそこになっているわけです。

上を目指したり、スキルを身につけるということを考えているのであれば、現状の分析からはじめることをオススメします。

現状分析が終わったら、何が足りていないのか、どうすれば上へいけるか方法がわかります。

そこへ選択と集中をしていくことが求められるわけであり、決して自分の位置まで相手を下げてくることはありません。

ちょっと前にマウンティング女子ということばが流行をしましたが、それは順位をつけることで優越感に浸りたいという心理が働いており、そこから妬み、嫉みで足の引っ張り合いが組織内で発生をすることになります。

会社としては自分のポジション争いで、機会損失をしているのであれば、レベル7の危機的状況になってしまう。

「目の前にある仕事に対して、本気で取り組んでいる!?」と彼らをなだめる様に私は声をかけた。

「いわれていたことだけをやっていても成長はしないよ。ちょっと上司の視線でモノゴトを考えられる様になれば、現状は変わるから、ちょっとやってみてはどうだろう」と話をすすめた。

「でも…同期に比べて遅れていると感じているし、もっと自分が輝ける場所があるんじゃないかと考えているんですよ」

「どうしたら、同期と同じように活躍をすることができるかって、モヤモヤとしているんです。」と必死に考えながら彼らは私に訴えてきた。

「成長スピードって人それぞれだから、気にしないでいいよっ!人と比べることによって視野を狭くするから。」

「じゃあ、どうなりたいのかって考えているのであれば、その目的地に向かって走る方法を考えていこう。」と彼らに伝えると、少しやる気を満ちた表情へと変化をしていった。

遠すぎず、近すぎない目標設定の大切さ

最初の仕事を始めた時点で、ゴールラインが見えると考えないこと。
キャリアは短距離走ではなくマラソンだ。
最初のいくつかの仕事では、12~18か月を目安に計画を立てれば良い。

心に留めておくべき重要なポイントは次の3つだ。

1:いきなり目的地にはいけないこと

自分の好きなこと、目的を見つけるプロセスは旅のようなものだ。
最初はおそらく情熱よりも給料が重要だ。

特に学生ローンや奨学金がある場合は特にそうだけど、まずまずの収入を得られる仕事を見つけることが最優先となる。

最初の仕事が完璧であることを期待してはいけない。

自分自身が学べることを全て吸収し、経験を積み、自分の好き嫌いを知り、次の仕事の機会を探そう。

これが見つけることができると転職をしても使えるスキルになるから。

ミレニアル世代は、卒業後最初の10年間で、平均4回ほど仕事を変えている。

卒業してすぐの時期に仕事を転々とすることは許されているし、期待されているとさえ言える。

2:最初っから全てはわからない

新入社員は、完璧な仕事があると考えたり、ある特定の分野が自分の天職だと思ったりするかもしれない。

自分がすべきことはこれだ、と確信している。

しかし、今まで試したことがないのになぜ分かるのだろう?

また、キャリアを始めたばかりの頃は、本当の目的意識を持っていないかもしれない。

自分が幸せに感じることが何かを見つけるまでには数年かかるかもしれない。

全てを理解しようと考えないこと。

あなたはまだ、学習途中にある。

3:あいまいが当然なんだ

大学での勉強の順序は、経済学の基礎的な講義から専門的な講義へ、、代数から微積分学へと進み、プロセスに基づいている。

しかし人生はそうではない。ほとんどの人は、キャリアの初期段階でいくつか異なる職務を経験している。

営業から始めたが、実はマーケティングが好きなことに気づくかもしれない。

初期のキャリアパスはあいまいに思えるかもしれないが、それを経験すればあいまいな状況への対処法が学べる。

実は、あいまいさに耐えられること特に、物事が明瞭でない状況でも前進する道を見つけることは、キャリア構築のスキルだと考えられている。

自分のキャリアが右往左往しているように見えても、柔軟に対応して広い視野を持てば、あなたの利益になることもある。

特に最初のうちは、好きな仕事もあれば、自分が想像していたことと全く違うがっかりするような仕事もある。

最初の仕事とは、そのようなものだ。

しかし、それに耐えれば素晴らしい雇用主に恵まれ、そこで全キャリアを過ごせるかもしれない。

次の条件がそろっていれば、どのような仕事も良い仕事だと言える。
・上司が愚か者でない
・企業文化が自分に合っている
・朝起きると、出社する心の準備ができている(目覚ましなしで起きられるのが好ましい。少なくとも、2回続けてスヌーズボタンを押すことがない)
・仕事で学びが得られる

最後のポイントが最も重要だ。

特定の業界・会社・役割、そして特に自分自身についてあらゆることを学ぶのが、初めての仕事を夢の仕事へつなげる唯一の方法だからだ。


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