経営者が「人生のドラマ」を言葉にすると、人生がさらにひらける
40代や50代の経営者の皆様、
日々、ビジネスもプライベートも順調に進んでいるように感じている一方、「このままでいいのだろうか?」「何か物足りない……」と感じることはありませんか?
と、少し寂しい気持ちになることもあるかもしれませんね。
でも、安心してください!
実は、私たちの人生にはそれぞれのドラマがあるのです。
誰もが持つ「人生のドラマ」
以前、ある編集者と仕事をしていたときにこんな話を聞きました。
(私は若い頃に一時期、フリーライターの仕事をしていました)
この言葉は、私たちがふだん見過ごしがちな重要な事実を気づかせてくれます。
それは、「自分の人生もまた、ドラマに満ちている」ということです。
苦しみの中にこそ、真のドラマがある
では、自分の人生の中に隠されたドラマを発見するには、どうすればよいのでしょうか?
答えは簡単です。
「自分が苦しかった時期」を振り返ってみることです。
たとえば、「仕事で大きな失敗をしたとき」「仲間を傷つけてしまったとき」「大切な人を失ったとき」などを振り返ってみてください。
何がきっかけで苦しんだのか?
誰があなたを支えてくれたのか?
その経験によって、あなたはどのように変わったのか?
そうした経験を経て、人生は新たなステージに進んでいきます。
それは、あなただけの貴重な経験です。
そしてこれらの一連の出来事こそが、あなたの人生を彩る、唯一無二のドラマなのです。
筆者の体験から生まれた「人生ミッション」コンサル
私自身が「経営者の人生ミッション」コンサルを始めたのは、4年前に、闘病中の夫を突然亡くしたことがきっかけでした。
私は大きな喪失を感じつつ、「人はいつ死ぬかわからない」という現実をつきつけられました。
そして私は、
そう自問自答するようになりました。
そして、縁あって「事業以前の自分自身のミッション」を作るワークショップに参加し、時間をかけて、自分の人生の意味を一つのフレーズで紡ぎ出したのです。
それが、以下の「私の人生ミッション」です。
このフレーズを手にしたとき、私は、今までの人生でうまく行ったことも、そうでなかったことも、全部一本の筋=ストーリーでつながっていることに気づきました。
「人生の意味を問い言葉にしたい」
その私の姿勢が全部このフレーズに込められていたのです。
そう気づいた瞬間、思わず涙がこぼれました。
あなたも人生のドラマや意味を見出してみませんか?
この経験を通して、私は「人生ミッション」を作るお手伝いをすることに決めました。
つまり、多くの方々、特に世の中を変革する影響力を持つ経営者という立場の方々に、自分の人生にドラマを見つけ、その意味を見出すお手伝いをするようになったのです。
あなたの人生にも、必ずドラマがあります。
それは、苦しみの中にこそ存在しているかもしれません。
ぜひ、一度立ち止まって自分の人生を振り返り、あなただけの物語を見つけてみてください。
きっと、あなたの人生は、今よりももっと輝きを増すはずです!
(了)