エースをねらえ!:本質を知りたくなったらコレ
【エースをねらえ!:山本鈴美香】
はや50年近く前の物語、エースをねらえ!
久々に読み返しても、泣かずにはいられない。宗方コーチ・・・(T_T)(T_T)(T_T)
普通に読んだからツッコミどころ満載。そもそも現在のフェミニストの攻撃対象になりそうだし。だって「男に支えられない女は弱い」だよ。いやいやいやいや。ちょっと待てや。とか言いたくもなるし。
なんだけど。それって、その部分って、本質じゃないんだよな、と思ったりする。
現代はネット社会で、残念ながらちょっとしたことの言葉尻をとらえて叩くのが当たり前だけど、それって全然本質じゃなくって、表面的なものの一部しか見えていない状態なんじゃなかろうか。
金髪だから不良、とか、眼鏡だから真面目、とかいうステレオタイプのカテゴライズもそうだけど、人間はもっと多面的で深いので、一面だけみて批判することに意味があるとは思えない。というか、そんなことで色眼鏡をかけてしまうと本当に素敵な部分はみんな見落としてしまい、色鮮やかな世界がくすんで見えちゃうような気がしてもったいないんじゃないかと思う。
で、改めて、エースをねらえ!
連載開始1973年。日本テニス黎明期。日本のテニス人口を爆発的に増加させたと言われるこの物語。テニスの話なのに、単なるスポーツマンガではない。テニスとは哲学なのか!と思うくらい、テニスを通して人生が深くなる。そんな物語。
テニスはいい。
やったことないけど。
物語、最高。マンガ、最高。
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