詩:すきっていうほど好きじゃなかった
興味なかったわけじゃない
いつも君を探してた
無関心じゃなかった
だけど
すきっていうほど好きじゃなかった
あの子のためにあせって走る君みたく
もっと好きになればよかった
なりふりかまわず走り出し
余裕なくてカッコ悪い
ただただイタイ君みたく
私もダサく泣けばよかった
地団駄踏んで
わめけばよかった
中途半端なぬるさの好きは
とけて消えることもできず
よどんで心のふちにひっついて
ずっとずっと残るんだろう
ずっとずっと先の未来で
心のふちを触ったら
ハンパに残った好きのカケラが
冷めた目をして見るだろう
全力燃焼しなかった
ぬるくよどんだハンパな好きは
ざらりざらりと心を撫でて
未来の私を呪うんだ
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