天職へのパスポート
こんな仕事をしてみたい!
以前から、これをやってみたかった!
この仕事をするために頑張って資格を取った!
憧れや興味関心がある仕事。
それを【天職】ということもできます。
では、その天職を叶えるためのパスポートともいえる、大切なものはなんでしょうか。
そもそも、天職に限らず、これがないと就職活動は始まりません。
そんな、とても大切なものはなにか。
応募書類です。
新卒であれば、履歴書とエントリシート。
転職であれば、履歴書と職務経歴書。
これまで18年間、色々な方の就職活をサポートしてきましたが、この応募書類の重要性に気付いている人が本当に少ない。
ほとんどの方は、就職活動=面接と考えています。
「面接さえなんとかなれば受かったも同然」と。
でも、その前に書類選考があります。
当たり前ですが、書類選考を通過しなければ、面接まで至らない。
それに気付いていないんですね。
多くの方の就職活動を見ていると、ハローワークや求人誌、インターネットの求人サイトで応募案件を見つけたら、そこから応募書類を作成する。
提出の締切が決まっていますが、なにを書いたらいいか整理できていないため、就活本やインターネットで調べた志望動機と自己アピールをコピペして提出する。
だから書類選考が通らないわけです。
私も就活本を出版しているし、私の知人でも同様に就活本の出版している方がいるのでわかりますが、本やインターネットの記入事例は多くの人が見ることや、具体的事例を出すと個人情報の流出になるため、当たり障りのない無難なことしか書けません。
それでも、私の本はかなりリアルに書いておりますが・・・
■転職の教科書
■HSPさんの転職成功法
つまり、どの業界や、どの職種でも通用するようなことしか書けないわけです。
ここで視点を変えて、あなたがもし採用担当者だったらどうでしょう。
あなたの机に応募書類が届いた。
開封して、まず志望動機を読む。
そのとき、誰でも書けるようなありきたりの、いかにもコピペしましたという内容だったら・・・
「またこれか」
「こんなのばっかり」
もうこれ以上、その応募書類を読まれることはないでしょう。
だから、応募書類は天職へのパスポートなんです。
そのくらいの思いを込めて、応募書類を作成しましょう。
みんながコピペした応募書類を送っているなかで、あなただけが自分の思いや考えを自分の言葉で綴ったら、必ず書類選考は通ります。
応募書類を書くときは、ラブレターを書くくらいの思いを込めてください。
本当に好きな人に手紙を送るとき、全部コピペする人はいないでしょう。
書き方とか言葉遣いを参考にするために、就活本やインターネットを利用するは大丈夫。
でも、伝えたい内容は自分で考えてください。
これまで、応募書類の添削をしてきて、一読して「これコピペだよな」と分かる方もいます。
また、仮に書類選考を通過しても、面接でわかります。
言葉に思いや考えが感じられない。
ただ、覚えた文章を読んでいるだけになってしまいます。
天職へのパスポート
応募書類を作るとき、ぜひ頭の片隅でいいから、この言葉を覚えておいてください。
それが、あなたの夢の実現につながっています。